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omae nanka iranaiyo
1冊丸々表題作です。
立野さんが「昼ドラを目指した」と言うだけあって、ドロドロしててシリアスな三角関係でした。本当はシリアスものが苦手なんだけど、2人の強い愛情に不覚にも泣いてしまったし、満足のハッピーエンドに読後感が良かったです。
2人はかつては恋人同士でしたが、晴樹(受け)の浮気が原因で苦い別れを経験していました。それから数年後、仕事の相手として2人は再会します。だけど、尾瀬には婚約者がいて…。
もう好きじゃないはずなのに婚約に腹が立って、婚約者と寝てしまったり。そのことがバレて婚約が破棄されたり、仕事を無くしたり。復讐のような晴樹と尾瀬のエッチを婚約者に見られて、婚約者に刺されたり。
怒涛の展開で、最後まで固唾をのんで一気に読みました。
なかなか素直になれずにすれ違ってばかりの2人だったので、終盤お互いが相手のために自分を犠牲にして、やっと心が通い合った時にはキュンキュンしました。
別れる時に尾瀬が殴りまくった描写や、婚約者が簡単に晴樹と寝ちゃったりするのは苦手だったけど…。
最後まで読んで、題名に込められた2人の心情の変化に納得がいって面白かったです。