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boys life
6作品と4コマ付きの短編集。
一度他社で絶版になったものに、書き下ろしを加えた完全版です。
A5とサイズとやや大きめ。
そして、こうじま先生の本当に初期の作品集なので、絵柄がマチマチ&バラバラなので、最近の作品と比べると全く違っています(笑)
デビュー作の『NO RETURN』は、
受様の母親が、アパートの大家と再婚して、昔から幼馴染のように過ごしてきた攻様と、異母兄弟カプになるお話。
私にはこうじま先生の原点なんだなあ〜とある意味感慨いかったです。
学ラン&俺様いじめっ子攻&元気な意地っ張り健気受のテンプレもの。
『スローステップ』は、
『幸せのLEVEL』という本と繋がりがあります。
大分絵柄は違っているので、言われないとわからないんですけど、中学生と小学生カプです(笑)
昔はそんなに苦手意識は持たなかったんですけど…
再読してみて、やや年齢設定が微妙だなあ〜と!
キスとお触りどまりでも、心が痛んでしまったかな。
2人を出会わす可愛い犬さんも一匹登場して可愛らしいお話ではあるんですけどね(笑)
『BLOOD』は、
御曹司の年下受様と、その受様を守る為に作られたクローン攻様のお話。
シリアスなお話なんですけど、攻様の髪型が苦手で何回も挫折しそうになりながら読みました。
『THE ONLY WLSH』は、
殺し屋のお話。年の差もの。
昔、友人と愛する人に裏切られたトラウマから殺し屋になり、人を憎み拒絶する攻様と、裏切った2人の愛する子供で、攻様の息子として育てられた受様のせつなく、ねじ曲がった愛情のお話。
とってもシリアスな展開ものです。
再読して思ったのが、これも古い作品ですけど、『ニューヨーク•ニューヨーク』という有名なボーイズラブ作品の絵柄とかぶるなあと…‼︎
『LAST PARTNER』
『THE ONLY WLSH』の登場人物と一部かぶってます。
情報屋で裏組織に属する攻様と、マフィアの孫で命を狙われて逃げている受様のお話。
シリアスなんですけど、『THE ONLY WLSH』と違い、キャラが明るい性格な分楽しめました。
この2人は、4コマを読んでいても思うのが、唯一、短編集の中では、続きを読みたいなあと思うカプでした。
2人の漫才のような会話が楽しかったです。
学園ものから、外国の裏社会を舞台にシリアスなものまで幅広く楽しめる作品ではありました。