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mottoippai zenbu choudai
短編集。
表題作は、1人で路上で歌を歌っていたストリートミュージシャンに一目惚れした高校生の話。
エロはなく、どちらが受けか攻めかはわかりません。高校生のほうは一目惚れだし、ストリートミュージシャン(大学生)のほうは高校生のどこを好きになったのかいまいちよくわからないし、あまりハマれない話でした。
『この距離は髪一重』。
クラスメート(攻め)のことが好きな受け。髪がサラサラで好きだと言われるので、姉のトリートメントを借りてせっせとヘアケアに励んでいる。しかし家に攻めを連れて行ったら、どうも自分と髪質が同じな姉のことを好きになってしまったようで、焦った受けは「姉だと思って抱いてもいいよ」と攻めに乗っかる、という話。
この話はエロありで、受けの子が健気でよかったです。攻めが本当に姉に惹かれていたのかが不明なままなので、それはちょっとモヤモヤしました。
このカプだけ描きおろしがあったんですが、くっついたあとのほうが恥ずかしくてエロいことができない、という話で可愛らしかったです。
『雪ぞ溶くなむ』。
時代もの。華族に見初められて結婚することになった良家の受けと、そのために別れを告げられた恋人の書生の話。
後の世で一緒になろう、と約束してお家のためにふたりは別れてしまうのですが、現代に生まれ変わったふたりは…というラスト。
いろんなタイプの話があって、バラエティに富んでました。絵柄は可愛いし、キャラクターの表情がとてもよかった。今後もうちょっと話に深みが出ればいいな、と思います。