ココナッツ
anokoori no te no chigireru netsu no tamaranai shoudou no
一日一枚Twitter連載の紙版で、中編はけっこう厚みがあります。
読み応えあって嬉しいー!
余裕があるように見えて実はいつ自分に捨てられるか怯えている及川を、岩泉がどう思っていたのか。
それが良く表現された一冊になっていました。
今まで岩泉は及川を好きではあるだろうけど執着といえば及川だと思ってましたし、描かれていたのも及川サイドの気持ちだったので、岩泉の及川への想いが描かれてあるのがすごく新鮮で…
あぁ及川の想いは報われてるよって思ったら、泣きそうになってしまった。
というか泣いてしまったよ。
ただまだ岩泉の想いと及川の想いの方向がピッタリとは一致しておらず、しかも及川は告白の時期からいってもどこか自分の恋に逃げを打っているので、それが岩泉の真っ直ぐさと真反対になってしまってすれ違ってしまうのが、もう切ないー!
でも及川の気持ちはわかる。
告白にこんなに時間と時期を見たのも。
ああ、はやく後編読みたい!と思いつつ、一ノ瀬さんがハッピーエンドにして下さるのかひじょうに心配ですよ。