ふばば
life goes on
こちら、実は「藤原征爾君追悼特集に寄せて」の番外編です。
作家の剛志の家に編集者の宮本が遊びに来るところから。
お隣さんのおじいさん2人の物語…
ハンチングにメガネ、が「攻めじいさん」。
毛1本ハゲに腹巻、が「受けじいさん」、です。
そして、受けじいさんが語る、2人の年月。
出会いの時、受けじいさん15才、貿易商の一人息子、病弱。攻めじいさん17才、植木職人見習い。
受けじいさんはたくましくてかっこいい攻めじいさんに恋してた。でも時代的に気持ちも伝えられず。そのまま日本は戦争に突き進み、攻めじいさんは兵隊にとられた…
空襲で全てを失った受けじいさんは人買いに売られて…
そこに現れたのは復員した攻めじいさん。2人は手に手を取って逃げ、助け合い支え合い、寄り添って生きてきたのだ……
話を聞いてポロポロ涙する宮本。
ですが……
どうやら宮本はじいさん2人にからかわれたの?
だとしても、えらく想像力豊かなじいさんsだな!
回想シーンの攻めじいさんがイケててgoodです。