弾丸デッドヒート

dangan dead heat

弾丸デッドヒート
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×210
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
113
評価数
32
平均
3.6 / 5
神率
21.9%
著者
やまねむさし 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
シリーズ
明転飛び出しッ!
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784864422352

あらすじ

ノリにノってる若手芸人「弾丸デッドーヒート」の藤崎と豊橋。10年来の付き合いでお互いの事は知り尽くしていると思っていたが、“舞台に上がるとボッキしてしまう”という豊橋の弱点をフォローした際、思わぬ色気に胸を撃ち抜かれた藤崎は・・・!?

表題作弾丸デッドヒート

漫才コンビ「弾丸デッドヒート」のボケ
10年来の相方でツッコミ

同時収録作品やけっぱちの丑三つ時

元芸人
ピン芸人,城島の元相方

同時収録作品からまわりエスケープ

犬猿の仲の同期
大原会所属の中堅芸人

その他の収録作品

  • 三位一体(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:各キャラの養成所入学願書(描き下ろし)

レビュー投稿数7

とても良いです。

芸人系BL。
おすすめです。

0

芸人カプならではの掛け合いが楽しい

「明転飛び出しッ!」のスピンオフ。
前作カプの同期コンビ「弾丸ヒート」の表題作に加え、城島×大原、河合×堀田の読みきりも。

ノンケ芸人たちが内輪で次々くっつくのはリアリティ的にどうなの?と思わなくもないですが、各収録作品自体は面白かったです。

■表題作(全4話)+ 描き下ろし
学生時代にコンビを結成して10年、念願の東京進出を果たした藤崎(攻め)と豊橋(受け)。
コント大会優勝時にキスして以来、藤崎は豊橋のことが気になり……

根明なボケ×冷静なツッコミというナイスコンビの関西弁の掛け合いがとにかく楽しいお話。
特に豊橋。インテリヤクザのような風貌&口の悪さが全然受けっぽくなくて面白いです。
藤崎に寝込みを襲われても逆にプロレス技をかけるくらい男前なのに、いざキスされたら真っ赤になるギャップが素敵。
彼のキャラのおかげで、相方同士がくっついても甘くならず、ボケツッコミのやり取りの面白さが維持されていたのが良かったです。

二人がくっつくまでの流れはやや強引ですが、とにかくキャラが立っていて楽しめます。
アホなようで鋭い藤崎も、二人の恋路を面白がるマネージャー(色気半端ないゲイ!)も、皆良いキャラでテンポ良く読めました。
個人的にはマネージャーさんのスピンオフが読みたいかも…

■「やけっぱちの丑三つ時」
酔っ払った大原(受け)は、丑三つ時に城島(攻め)にお持ち帰りされ…

元相方×大御所ピン芸人のこじらせ愛。
前作ラストからいい感じだった二人がついに合体!
城島がじつは長年男遊びを封印していたことや、
大原が酔って城島の名前を連呼していたこと等、
なにげに相思相愛な二人に萌えました。
特に城島は解散後もずっと大原一筋だったのかと思うと、意外な一途さにキュンときます。
事後のこむら返りw もオヤジ受けならではでナイス。
これからも大原のふくらはぎとか穴とか考慮しつつ、大人しめにイチャついてほしい二人です。

■「からまわりエスケープ」
大原会メンバーの中堅芸人同士の話。
↑で大原を城島に引き渡した後、なりゆきで同期の河合(攻め)に抱かれてしまった堀田(受け)。
その上、なぜか金融業者に追われる河合と一緒に逃げることに…

クール眼鏡キャラ×お人好しの掛け合いが楽しく、脇のヤクザもいい味出してましたが、この一話だけでは消化不良かも。
犬猿の仲の二人がいきなりヤる意味が分からないし、互いへの気持ちの変化も見えにくい気がしました。

カバー下には、各キャラの養成所入学願書が(ニルヴァーナの二人は不在)。
総ホモ化にはちょっと強引さを感じましたが、こうした設定の細かさは芸人モノとして魅力的で、やはりこの世界観が好きだなぁと感じました。

5

コンビ愛(一部ピン)にあてられっぱなし…

『明転飛び出しッ!』のスピンオフ、
向こうで良きライバルだった“弾丸デッドヒート”、
じっくり読めて嬉しいです!!!

高校の同級生の相方って
遠慮も何もないのが凄く心を明け渡してる感じで
萌えますね!!
お互いの良いところも悪いところもほとんど知っていて
ヘタしたら親といた時間より長いかもしれない!
そんな二人がずっと無自覚のままこじらせた恋、
楽しいに決まってます…。
豊橋にツレなくされてもめげないユーゴが
ちょっとMっ気あるんじゃないかなと思ってしまいましたがww
ホモフォビアだった豊橋もなんだかんだで独占欲強いし
ユーゴが特別だったことを認めるシーンはグッときました!!
なんかもうアレですね、コンビ組んでる芸人さんに
一度くらいはマジキスかまして欲しいくらいです。

『やけっぱちの丑三つ時』
これです……これが読みたかったんです私は…!!!
『明転~』で“ニルヴァーナ”よりも気になった元コンビ!!!
あちらでHシーンがなくて残念でしたが、昇華しました←
行為の前後も最中も甘い雰囲気じゃないのがまた素敵!!!!
おっさん×おっさんの醍醐味というか…。
城島が素面で余裕こいてんのかと思いきや
興奮を抑えきれないところも垣間見れて満足です!!
贅沢を言わせていただけるなら、
もっと長めに読みたかった……!!!
14ページ以上の想いがあったに違いない二人だと
私は勝手に思っております。
…こむら返り、つい最近寝起きでなったので
とても他人事ではなくてツライ……(ハイパー運動不足)

『からまわりエスケープ』
城島×大原(ボス)に当てられたような形で
酒の上での過ちをおかしてしまった
ピン芸人同士の川合×堀田編。
大原会のカップル率の高さwww
コンビではないけどほぼ同期の為
絡むことが多いっていうのも良いですね!!
(結局なんでも美味しい)
893とのひと悶着で地が固まったわけですが
もうこれ時間の問題だったのかもしれないなぁ…。

やまねさんのお描きになるテンションが非常に好きです!!
いつか彼らにまた会いたいな。

3

ツッコミがツッコまれるほう

お笑い芸人マンガ、『明転飛び出しッ!』と同じ世界の主役を変えたスピンオフ。前作の主役コンビ・ニルヴァーナもちょろちょろ登場していますが、表題作は前作未読でも大丈夫です。でも同時収録のうちの城島×大原というカプは前作未読だとちょっとわかりにくいと思います。

元同級生で、高校時代から漫才コンビを組んでいる「弾丸デッドヒート」。ボケの藤崎は、賞レース優勝の感激で思わず相方にキスして以来、相方が可愛く見えてしまって仕方がない。しかし相方のツッコミ・豊橋は、幼少期のトラウマからゲイ嫌いで、ちょっとそれっぽい雰囲気を匂わせただけでも拒否される日々。そんな折、藤崎がドラマに出演することになるのだが、共演する女優が2人の高校時代の同級生だったと判明し…。


ゲイ嫌いのツッコミが受け、ワンコなボケが攻めで、主な視点は攻め。攻めの方が身長の低いカプです。
攻めはおちゃらけた調子のいいキャラで、正直あまり好きなタイプではないんですが、それがどちらかといえばキツいタイプの受けと組み合わさったら面白い取り合わせでした。単体ではイマイチだけどコンビとしては好き、といえばリアル芸人とも通じるものがありそう。
受けはトラウマがあってゲイ嫌い。(深刻なトラウマではないです) こっちはちょっとキャラが掴みにくかったな。あと女性キャラが出てきて仲をかき回すのですが、あまり不快なかんじにはならず、むしろ結果的に仲を取り持ってくれるような役回りでした。

他にも芸人仲間の恋愛を描いた同時収録作あり。ただ、世界観はいいのですが、狭い範囲内にゲイカップルが4組+ゲイのマネージャーがいるのはさすがに多すぎです。どこを見てもホモだらけ、という学園モノとかだと別にいいんですが、リアルさを売りにしている作品なぶん違和感がありました。

2

弾丸の二人

この二人の続きがあったら読みたいと思っていた。
明転飛び出しッ!を読んだのが何ヵ月か前で、レビュー書き終わったあとに弾丸の二人の本が出ると知って、なんともグッドタイミングだった。

豊橋のトラウマがっ…。
小学生の時の合唱コンクールで隣のやつにちんこ弄られまくって、そのままスパークって…。
以降、学校の舞台にたつのボッキするんだとか。
それで、ホモ毛嫌いしてるのか。

豊橋が受けなんだけど、ちょー男前でかっこよかった。
ビビってる藤崎に胸ぐら掴んで「そんなんで相方抱けんのか ユーゴさんよ」っていう豊橋が。

大原と城島の話も読めて嬉しい。
河合と堀田もそんな中になっちゃって豊橋じゃないけど本当にゲイだらけホモだらけ。

ヤクザの河合兄がかっこよかった。
こんどはヤクザ漫画きますかね。

弾丸マネジャーで二人の幼馴染みでもある広瀬も気になる。

1

このノリが好きなら最高

関西芸人シリーズ。
BLのシリーズ展開化定番の、広がれ、広がれ!みんなゲイになればいいのよ!
今回は、弾丸デットヒートの二人がくっつく顛末。
ゲイ嫌いを称する相方が無自覚に撃ちだしてくる弾丸に、ハートを射抜かれたユーゴは…。

ハイテンションでテンポよく畳みかけてくる展開は、とってもお上手だなあって思う。
人物の表情や、どんなポーズでも身体のプロポーションとか自然だし、動きもメリハリがあって、コマ運びとかすごく読みやすくて、ほんと、上手だなって思う。

まあ、あとはあれだ、この芸人ノリについて行けるかどうかだけで、その辺、正直言って私はようついていかれへなんだってことで、萌1つで勘弁してな。

0

テンポよし!!

やまねむさし先生のちょっと冴えないところ、自分を押しきるところのゆるさと潔さがツボで、芸人ものにも惹かれて読んでみたらスピンでした・・・

前作「明転飛び出しッ!」を読んでなくても分からんことはないけど、前作カプをホモ!ホモ!けなしまくるんで、事前の関係性が分かっていた方が安心だし、これ誰?どんな関係?と立ち止まることなく読めただろうな。勿体ないことしました(いや、気づかなかったのが悪いんだけど!表紙の雰囲気も違うしさ・・・憎しBLあるある)

表題作は10年来の仲、一緒に高みを目指す相方ならでは!賞レースで受賞した喜び勢いでキスしたせいでゲイネタでいじられるとこから、あれ??と気づくも、報われるわけないし、下手したら解散だし・・・でウダウダするのが面白い、マネに煽られてつっぱしっちゃうのも面白い。猪突猛進なアホってかわいい。全力で拒否し、ケンケンギャンギャンから陥落してくのも楽しい。ぽんぽん進んでくのが子気味よい~特別に気付いたところはキュンとなりました。

表題作以外も、くせ者感が強くて、一筋縄ではいかない、マイペース動じない相手に絆されちゃったりが面白い!けど、こちら2つは完全に前作読んでこそだろうな・・・(憎しBLあるある)

わちゃわちゃ畳みかけるように進むのが芸人の雰囲気にもマッチしてて、どのカプも個性豊か楽しく読めました!!

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