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こんな感想を抱くのは男っぽすぎてここではよろしくないとは思いつつ、
しかも残念過ぎる感想だけど滾る思いは抑えがたいので。
とにかく宝裸コーポレーションが自分には神。
「イケメン&スーツ&セクシーな男どもが怒涛のエロ+ラブをかます」
という目にもうるわし、下にもうるわしなもの。とにかく枠と常識がない。
たとえば岡崎竜也は完全に攻めなのかと思ったら
「自社のバイブつき椅子を見つけたら自分で座って確かめる」
そっちもありかよ!自分の受けの相手がおるんだからすわらせろよ!
他にもいろいろ。こんなに自分のケツを使いまくる攻めはまずない。リバなのかなー。
その上結構バイオレンス。ライバル会社の元同級生との友情を踏みにじられたと分かったら
「バイブ爆弾を腹に巻いてビルごと破壊する」
えーっ!!!そしてそれをとめようとした藤島の理由が
「バイブが使われたがって泣いている」(爆笑)
そして実際にバイブは泣いているかのようにウィンウィン動く・・・おーい!
とにかく下品だし、単純。そしてありえなーい!!の連発。
それゆえにこれ女性向けかぁ?と言われると
これを読んでハァハァ滾ってる女性は一寸ばかし怖い・・・(汗)
ヘタすっと美青年好きな男狙いではなかろうか?
でも自分には乙女脳にも下半身にもどストライク。
笑えるのにびんびんくるとゆーか(ひどい感想だなぁ・・・)
唯一の弱点は、興奮し過ぎて2度も読むといろんな意味で精根尽き果てることかな・・・ふぅ。
体調のために読むのは一日一度まで。
BLギャグスポ根といったらいいでしょうか(笑)。
この馬鹿馬鹿しさは櫻井先生ならではです。
男根型の塔は宝裸コーポレーションの自社ビル。このお馬鹿さいいですね。そしてライバル社の大人のおもちゃ倉庫に密かに侵入する際の暗号解読のお馬鹿さ、いや鋭さは笑わせていただきました。
仕事に対して、マジメに取り組めば取り組むほど常軌を逸した行動を取ってしまう宝裸社員とライバル会社の同期生。
こういうぶっ飛んだ発想は、精神の自由がないと思いつかないと思います。
BLにあるしっとりした情感は皆無、カラッとした濡れ場でスポーツ感覚、リミッターいっぱいで血管ぶちきれそうなのですが、そういうのが嫌いな人でなければ、このすさまじいノリは楽しめます。
その他の作品もアホアホな展開ですが、宝裸シリーズが最高です。
櫻井さん独特のギャグ満載の1冊です。
おバカで下品、果てしなくぶっとんだギャグが苦手な方は回れ右をされた方がいいかと思われます(笑)。
私は櫻井さんのギャグは好きな方だと思っているのですが、今回は恋愛面での「萌」はほとんど感じず、ギャグだけの面白さで萌評価にしました。
タイトルになっているシリーズは、今回はシリーズ2話以降に当たるお話が収録されています(1話は「快感インビテーション」に収録されています)。
この表題作シリーズはなんでもありっていう感じでした。
攻め様だと思っていた岡崎の色々な面が表面化してきて、ツボる人はツボるかも…?
でも何があっても岡崎x藤島のカップルは相変わらずラブラブで絆は固いなと(笑)。
他に短編が2作品と、ドラマCD録音レポート、雑誌ピアスに掲載された小説とイラストの作品が1作品収録されています。
個人的にな好みでは「お風呂屋ケンちゃん」が好きでした。
受け様が好きすぎて暴走してしまう攻め様が一途で良かったです。
作品全体を通して「萌え」が感じれらず、下品な印象を受けました。
ただ、バイブ製作企業というアイディアやコミカルな雰囲気、ギャグがすばらしく、大変楽しく読むことができました。
作者にはこれからもこのような作品を描いていってほしいです。