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初めてこの作品を手にした時、描き方が独特で新感覚!と一人騒いだものです。
それから随分時が経ちましたが、オールBL作品はこれのみ、なんですね(>_<)?
とても残念です。
学生達の若々しいからこそのピュアな気持ちがいっぱい詰まっています。
特に表題作3話と「屋根裏郵便物語」が特に良いです。
相手の行動ひとつひとつに動揺する彼等が、こっちも赤面してくるほど可愛らしいんですw
出会いは些細なことで、劇的なドラマがあるわけではないからこそ、
男の子達の可愛らしさが際立っている気がします。
明日も変わらず幸せでありますようにと、今日と同じ明日が来ることを願う彼等。
だから今この時に、懸命に愛情を注いでいるんだよという、その切実な気持ちが響いてきます。
「屋根裏郵便物語」もまた日常の物語であるように見えてちょっとひねりを加えた、とても切ない一篇です。
この作者さんは短編の書き方がとても上手に思えます。
「天使を造る」の元ネタだったたった2Pの「天使を造る1998」も作者のセンスが光っていて好きです。
本当に勿体ない才能だと思います。
今見ても唯一無二の感覚をもたらしてくれる一冊です。
そういうシーンは一切ないけど、なんか、鳥肌が立ちました。
天使の物語が入ってるんですが、それは受け(?)の髪が長くて女の子っぽくて苦手でした。
表紙作は高校生のふたりがくっつくまでの話です。
自然というか、ほんとにありそうな雰囲気で、良かったです。
高校生と幽霊の話があるんですが、それが切なくていちばん好きな話です。
最後の
(大丈夫 僕には君が見えるから…)
と書いてあって、ほんとに鳥肌がたちました!!
感動!
あとは保育士と幼馴染の高校生の話があったりして、満足でした。
いろいろいい刺激になりました。
出会えてよかったです。