やさぐれた中年の許に現れたのは、ウソツキな天使…?

オオカミ天使の華麗な矛盾

ookamitenshi no karei na mujun

オオカミ天使の華麗な矛盾
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
10
評価数
6
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
渡辺祥智 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
マッグガーデン
レーベル
uvuコミックス
発売日
価格
¥618(税抜)  
ISBN
9784800005090

あらすじ

天才ゲームクリエイターの吉良は、企画したゲームがお蔵入りになってしまい傷心中。
同僚とヤケ酒・絡み酒をして泥酔した帰り道に、駅のホームで出会ったヒカルと名乗る少年が、吉良の作ったゲームの登場人物にそっくりで…!?

表題作オオカミ天使の華麗な矛盾

吉良 ゲームクリエイター 年齢不詳
尾崎光流 学生 年齢不詳

レビュー投稿数2

くたびれたおじさんと美少年

おじさん×ショタっ子なのか、ショタっ子×おじさんなのか・・・と思いながら読んでいましたが、後から思うとオオカミ天使ってタイトルからして「カワイイ肉食系」なお話なのですね。
ヒカルがあまりにも外見が可愛らしいので、ショタが苦手な人には受けなさそうですが、くたびれたおじさんと天使のような少年(しかも少年のほうが押せ押せ)というのがなかなか斬新なお話でした。

テンポはゆるくて、これはBL?という感じで進みます。
ちょっとBL色があってもOKな少女誌でも通れそうなゆるさだと思います。

少女漫画などでこの作者さんのお話を読んでいて、このゆるいノリを知ってる方だと渡辺さんらしい…と思うと思いますが、初めてBLで手を出されたかたには物足りないかもしれないです。
私もおそらくこの方を知らないで初めて読んだらBLとしてはピンとこなかったと思います。
何より、ほほえましいおじさんと子供の組み合わせでも通用しそうなお話が、何故恋心が芽生えたか、なぜ恋人になったのか、というのは説明不足な気がしました。
はっきり言うと一番肝心な「恋心」というものそのものはあまり上手く描けてないと思います。

でもそれも全て、コメディーと割りきってよむならクスリと笑える場面も多くてなかなか楽しめました。ストーリー自体は、だから結局なんだったのか?と思うような軽めでさらっと終わる内容です。
BLとしてのラブ度やドキドキは期待できないんですが、ちょっと変わった三角関係コメディととらえたら、若くて綺麗な青年とアイドル並にカワイイ少年に求愛されるくたびれたおじさん・・・という珍しいお話が楽しめると思います。

絵はものすごく可愛くてセンスがあって素敵でした。
やっぱり絵が好きでジャンル問わず次も買いたくなる作家さんです。

2

ニアBL・・・とでも言うのでしょうか

とにかく作者様の名前を見て驚きました。
なんといっても自分が学生の頃見てた少女漫画の作家さんですので!!
うおおおーーー何十年ぶりでしょうか、あの頃漫画見てましたよ!と一人で懐かしい気持ちでいっぱいというか。

で、内容なんですがBL・・・うん・・・一応確かに。
しかしラブが足りない・・・
足りなすぎる、もっと見たいと思った自分がいました。

ストーリーも正直どこにでもありそうな、むしろどっかでなかったかなぁと思ったくらいありふれています。泥酔状態でホームで出会って、美少年(ヒカル)に一夜を共にしたと言われ、そのお詫びとしておじさんの家に居候させて!と。
で、ヒカルの身内の人が探しに来て、彼の過去を聞くことになる・・・
そんなかんじです。

ヒカルという美少年は計算高そうに見えて行動も全然子供で、ちょっとツンツンしてるけどツンデレまではいってないキャラ。嫌いじゃないです。
ギリギリショタではないかな・・・!きわどいですが。
しかしもう少し幼かったら私見れなかったかもしれません。

描き下ろしもよかったんですが、ギャグで終わっていますのでおもしろかったんだけどもう1スパイス下さい!と思った今作でした。

5

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