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hanamuko niwa narimasen
楢崎ねねこさんの攻めには大きく分けて2つあるんです。
一つは受けのご都合なんぞまるで聞いちゃいねぇただひたすら受けを落とすためにまっしぐら!タイプと、
逆に頼りなすぎてブチ切れ受けに手のひらに遊ばれるタイプ。この本は前者です。
この本に含まれるすべての流れは結婚式の前に衣装を選びに来る前からすべて、谷崎社長の掌の中。会社ごと網を大きく投げて捕まえる手法の中で、三宅主任は無駄にもがくしかないわけです。隙はないです、好きはあるけど稚拙さゼロです。
いけしゃあしゃあとして軽いけどすべてが計算の中!
という見事さを素晴らしいと思いました。
結婚式することまで含め、あーそりゃ仕方ないわ諦めろとしかいえない筋のよさだけで完璧です。
なんかグワーッと萌えるなにか!はそういう流れからは決して生まれないとしても。そこだけです神棚に飾れないのは。
超絶マイペースな攻に翻弄され、翻弄され、
翻弄された挙句に流された(*´▽`*)
ただ、口では負けてない感じがすごく好きです。
喧嘩するほど仲がいい。
彼女と結婚式場でドレス選び。
あーだるい、めんどくせー。そんなことを思っていたら
「3日後破局」宣言をされてしまう。
そんなバカなと思った即日、婚約破断
落ち込む最中、会社が吸収合併され、なんと合併された先
新しい社長はあの破局宣言男。
気に入った!と公言されてからどーなるか。
うーだこーだあーだこーだ。
この攻のマイペースがはまるか否かが問題かなと思います。
めげない感じがすごく好き。
強引に決めちゃうところが思いのほか嫌いじゃない。
さすがに10年は長すぎじゃ・・と思いましたが、
実に微笑ましいラストに頬が緩む。
1冊まるまる楽しいお話でした。
デザイナー×イベントプランナー。
結婚式を間近に控えた婚約者と破局した受け。その遠因を作ったデザイナーが、受けの勤める会社を買収し、社長になった。
社長・攻めは、受けに、一目惚れした、これから口説くと宣言し、受けは日々セクハラとパワハラを受けることに。最初はまったく好意などなかったのに、口説かれながらともに仕事をする中で、受けの中にだんだん尊敬の念と好意が芽生え…。
財力と権力と搦め手で受けをゲットする攻めの話です。
一目惚れした相手を全力で落とそうとする攻めはなかなか萌えます。受けもあまり簡単に落ちるタイプではなく、結構粘ってくれるのでじれじれして楽しかった。
ただ攻めが昔好きだった幼なじみが出てくるんですが、その相手と受けのタイプが違いすぎて、なんで受けを好きになったんだろう、とちょっと疑問に思いました。それはいいとしても、受けに対する押せ押せの態度と、幼なじみに対する諦めの早さに納得がいかず…。好きになったら何が何でも手に入れるタイプに描かれてるのに、幼なじみのことはそこまで好きじゃなかったん? と思いました
うーん
結婚ものが好きなので読んだのですが、
ちょっと思っていたのと違ったかな……
攻めの谷崎が一方的に受けの三宅を気に入るのですが、
それもどこが気に入ったのかちょっと分からなかったです。
そして、三宅は流されまくりの絆されまくり……
途中まで、これはどう評価したもんか?と思っていたのですが、
5年後の二人が描かれており、そこはとても萌えました。
一方通行だった谷崎の思いが、
ちゃんと三宅にも届いていました。
10年先のことまで考えてる三宅が良かった!
ただ、5年経っても谷崎が〝三宅さん〟呼びしていたのが、
とても違和感ありました…
楢崎先生の作品は、絵の雰囲気や会話のテンポなどが気に入っていて、今少しずつ作品を読んでいるところです。
この作品も、テンポが良くて、攻め様と受け様のやりとりも面白くて、楽しく読める一冊でした。
しかも受け様はノンケ(実はノンケもの大好きです!両方がノンケでもどちらか一方がノンケでも大好きです!!!)で、攻め様は仕事もできて財力もあるやり手(攻め様はゲイ)。
何せ受け様(見た目も手腕も)を気に入ったからといって受け様が在籍する会社ごと買収してしまう行動力は、すごい。牽引力もあって、すごく格好良いんだけれども、ちょっと軽い態度をとって本音を隠す・・・みたいなナイーブさもあって、素敵でした。
最初は反発していたのに、攻め様の罠にはまってどんどん流されていった受け様の気持ちも良く分かります。
2人の初めてのHもドキドキしました。
描き下ろしでは5年後の2人が描かれています。
三宅の人生をかけたサプライズまであと5年・・・それまで谷崎は耐えられるのか・・・?三宅も情に流されずに頑張れるのか・・・?
と気になる点も満載ですが、5年後にきっと2人の笑顔が見れる事でしょう・・・
仕事っぷりに惚れる。
ノンケがゲイに落ちるきっかけで1番多いのは、やはりこれですよね。
この作品もまさにそれでした。
結婚準備の一環で、ドレスの試着について来させられた三宅。
おざなりな返事を繰り返していたところに、いきなり口を出してきたのは、デザイナーの谷崎。
極め付けには「結婚に向いてない」とまで断言されて…。
最終的に谷崎の言う通り、結婚は破談。挙げ句、会社まで買収されて、という始まり。
三宅のイベント企画の手腕に惚れ、三宅自身にも惚れたという谷崎に振り回されまくるという話なのですが…。
惜しい。
いろいろと惜しい。
結婚式場をプロデュースするという新しい企画に絞って、仕事っぷりをがっつり見せてもらえたら、谷崎が惚れた三宅の企画力が読者にも伝わってくるのですが、第一号になる谷崎の親友カップルを、式場で社員たちと迎えるというサプライズのみ。
「なるほど、これは惚れるわ…」という仕事っぷりを見せてもらえない。
お仕事BLの楽しみのひとつに、その職業の裏側が見えるという点があると思っているのですが、そこも足らず…。
まるまる親友の結婚式企画と当日に絞った方が読み応えがあった気がしました。
谷崎との恋も、結構あっさり落ちてしまう。
初対面でいちゃもんをつけて来た相手が社長になって、しかも自分の能力に惚れて買収したと知ったら、それは嬉しい。
その「嬉しい」が「…好き」に変わる様子をもう少し読みたかった!
谷崎の人の話を聞かない猪突猛進っぷりが面白かっただけに、ツンデレ三宅がデレに移行する心理描写をしっかり読めたら、もっと萌えたはず。
イベント企画も興味深い分野だから、そこももっと読みたかったなあ。
という物足りなさが残る作品でした。