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ijiwaru na honey trap
上田さんの本というと、
軽めで読み易くて手軽に楽しめる♪という印象なんですが、
今回も正にそういう感じでした~
幼馴染み同士で、攻め→受けのお話です、
はっきり書いてなかったけれど多分ふたりは30歳くらい。
表紙下の受け、ノンケのそばかすの(←ここが可愛い!)八百屋が、
飲んで酔っぱらって、彼女がほしいよーーと泣いて管を巻いていると、
イケメンで昔からモテる幼馴染みの攻め(表紙上)が、
「オレなんか、10年以上好きな相手に全然見向きもされない」と。
その話を初めて聞いた受けは驚きながらも、
「オレがなぐさめてやるから」と攻めを軽い気持ちで抱きしめると、
……あれれ?
攻めが「なぐさめてよ」とキスをしてきて、
そのまま受けは裸にされて、ナニと穴を弄られて、挿入まで~~☆
そんな感じで、このお話は早い段階で、
エッチして、攻めが受けに片想いしていることも明らかに。
気持ちがバレてからは、攻めは受けをハニー呼び☆
だけどノンケの受けは、
すんなり恋人に~とはなれなくて、戸惑って、
女の子とデートしてみたり、友達に彼女ができると焦ってみたり…
それが、攻めの元同僚で元彼と言うキラキライケメンが現れたり、
親からお見合いを進められたりして、
受けは友情と恋愛感情の間で激しく揺れて、悩んで、
攻めが大変な時に力になってくれた過去を思い出したりしながら、
自分の正直な気持ちに気付いていって…
とても素直に丁寧に描かれていて、安心して読めました。
受けが地味なそばかす顔の普通の子で、
ちょっとネコ目でオトコノコ~~☆って感じなのが可愛かったし、
過去を振り返って、攻めの顔を思い出して、
自分がどんなに想われているかに気付くシーンはとてもよかったです。
ちょっと気になったのは、
なぜか攻めの下の名前が2個出ていたこと。
智博と滉一って、全然違うんだけど、どっちが正しいのかな?
これもいわゆる、誤植??w
加筆修正されているようですが、新たな描き下ろしはありません。
萌え×2寄りです☆
最初こそ、さっさと罠にかかってしまったケンジですがそのあとがなかなか焦らされましたね。
秋吉の気持ちもわかっていながら、花村にとられちゃうとなってようやく自分の気持ちを認めた感じでした。
秋吉もあそこまで強引にしたんだから、もうここまで来たら何がなんでも振り向かせてしまえ!と思ってしまいました。
ケンジのお母さんが、ダウンタウンのコントによく出てくるようなくるくるパーマのお母さんでちょっとそっちに気持ちを持っていかれてしまいました。そこはもう少し薄いキャラでよかった。