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誕生1周年記念号も超ゴーカ!! BLも少女漫画も全部読めちゃう★史上最強女子コミック誌!
emerald
昨年の夏から発行されたエメラルド、今回は夏の号です。
中村春菊先生はじめ、相葉キョウコ先生、あべ美幸先生など
ベテラン先生の作品が、3本立て4本立てと豪華なのがエメラルドです。
好きな作家さんがいれば、なんともお得感が満載な1冊です。
いろいろある作品の中から、高律を名乗る私としては
「世界一初恋」ははずせないですね。
今回の目玉は、なんといっても美濃さんです。
前々から「美濃奏の場合」を読みたいと切に願っていた私ですが
こんな形で美濃さんのプライベートを知るとは・・・
普段は名脇役の美濃さんですが、今回はかなりセリフの多いシーンが
多く読みながら「お~」と変なうなり声をあげてしまいました。
高野さん率いるエメ編が社長賞をとり、副賞として温泉旅行をもらいます。
その温泉旅行に行かれないかも・・・と言い出した美濃さん。
そんな帰り道、子どもを叱る美濃さんに出くわす律ちゃん。
美濃さんに子ども・・・??えええ~
エメ編の中で唯一BLとは無関係な美濃さんではありましたが
まさか、子持ちパパだったとは・・・
しかしこれにも訳があるようで、本当の親子ではなく養子だということ。
そして美濃さん本人はバツイチだということをここでカミングアウト。
まあ、隠していたわけではないという設定でしたが
律ちゃんと一緒に、「え~?バツイチ養子持ち?」と叫んでしまいました。
結婚していたという設定に、やっぱりこの人はノーマルなんだ・・・と
ホッとしたようながっかりしたような、妙な気持ちでした。
その美濃さんから、
「小野寺君は、思ってることは相手にちゃんと伝えないとだめだよ」
と言われた律ちゃんは、はっとします。
今まで高野さんへの気持ちをはぐらかし
高野さんは正直に真っ直ぐ気持ちをぶつけてくれるのに
律ちゃんから高野さんへの気持ちを言葉にして伝えたことは一度もない。
思ったことを言葉にして伝える・・・
簡単そうで難しいことを、やらなくては・・と主ながらも
まだ揺れる律ちゃんの気持ち、そして高野さんへの想いをはっきり意識し
何か一歩前進しようとする決意を見た気がしました。
「純情ロマンチカ」
卒論で忙しい美咲。
ちょっと休憩した時に、ウサギさんとウサギ兄の会話を盗み聞きしてしまいます。
それは、ウサギさんの幼い頃の悲しい過去。
そしてホントは良い人だったウサギ兄。
ウサギさんがずっと抱えて来た、兄との確執がちょっと和らいでくる
そんなシーンでした。
しかしウサギさんみたいに「好き好き」言ってくれる人ってなかなか貴重。
ていうか高野さんもそうか・・・
ホントは好きなのに素直になれないのは
律ちゃんも美咲も同じ様なものですね。
3大先生の作品、
中村春菊「純情ロマンチカ」「世界一初恋」
あべ美幸「SUPER LOVER」「八犬伝」
相場キョーコ「神様☆ダーリン」「年下彼氏に迫られてます。」
で、全体の半分以上を占めるという雑誌エメラルドですが、今号は葉芝真己先生の巻頭カラー「トラブルメーカー!」に欣喜雀躍でした!
葉芝先生の、最近の作品の傾向からいえば、BLというより、友情やうすーいBL臭のついたレベルの印象が強かったので、エメラルドに掲載ということで、楽しみ半分・不安莫大だったのですが…葉芝先生は葉芝先生でした。良かった…。
LOVE目当ての方には拍子抜けだったかもしれませんが、アンラッキー体質とラッキー体質の大学生同士の話、面白かったです!
あべ先生の「八犬伝」。すごく興味があるのですが、コミックを購入できていないので(今から話が追いつくまで買うのは厳しい…)、今までの背景がどうにも分からずついていけません。人物相関図が欲しいです!あと、「SUPER LOVER」の篁先生、大好きなんで活躍期待しています。