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「自分は誰にも愛されない。愛されるわけがない」
からだの快楽だけを求めて売り専のバイトをしている大学生・ハル。
客との関係や、ランチを食べに行く店の雇われ店長との交流を通して、愛を求めてさまよう自分を見つめ直す話です。
とりあえず言えるのは、情報少なすぎということでした。
ハルは家族にも見放されたとあるのですが、理由は不明です。
事あるごとに自分のことを淫乱だと言うのも、過去に何かあったようなのですが、それも何があったか分かりません。
そんなわけなので、正直若干中二病?という印象を持ってしまいました。
ストーリー的には「好きだ」と思った常連のリーマンには別に好きな人がいて、そっちとうまくいって去られてしまう。
次に常連になったのは同級生(政治家の息子)で、ものすごく執着してきて、ストーカー→客と会った後に待ち伏せて無理矢理→監禁されるのですが、これがひどい話なのですよ。
最初の時点でハルは社長に「プライベートがかぶる相手は取りたくない」って言っていたのに、「うちの客は信用第一だから大丈夫〜。何かあったら対処するし〜」なノリでかわした挙句、監禁生活が10日くらいになるまで「電話がつながらないなあ」程度で心配してない。何か、あったどころじゃないから!とツッコミを入れずにはいられませんでした。
いろいろ思うところはありましたが、雇われ店長の存在がこころのオアシスになっていたことや、店長のおかげでハルが自分と向き合って、前向きになっていく辺りの心理描写は結構ぐうううっと胸に来るものがありました。
思わせぶりな設定がなければ、もっとすんなり楽しめたのかな。
でもまあ、社長はもっとしっかりしてほしい、社長なんだから。