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「深海魚たちのうた」以来のイライラ感?(笑)
女子1人に対して男子3人の物語なんですが
とにかくこの女子はムカつく限り!!
3人を振り回すだけ、振り回して自分はさっさと病気で死亡かい!!
だけどもっとムカつくのが一応彼氏(?)のメガネの先輩。
もう、イライラするほどヘタレじゃないのかコイツ!!
中野に対してよくもまぁ「死んでくれよ」なんて台詞が出てきたもんだ。
私からしてみれば、あんたの優柔不断さが招いた結果にしか思えなくて、
「メガネお前が死ねよっ」て心の中で思ったくらいで(笑)
結局、病気で死んだ後の3人それぞれの思いも
スッキリとしないまま終了…
私の中でとてもモヤモヤ感の残る1冊でした
とにかく最後まで心に残るのは
何で中野ばっかりがメガネに攻められるのかが解らないです。
穂高さんの「君には勝てない」シリーズがすごく可愛かったもんで
どうしても読みたくなって衝動買い。
思った以上に暗いネタでした。というか、主軸BLとして読もうとおもったのがそもそもの間違いだったのやもとちょっぴり後悔な今回。
登場人物は、一人の女の子を中心に男が三人。
三人ともその少女に恋心を抱き、身体の関係を結んでいる。
ひょんな事から三人はその事実を知ってしまう。
同時にその女の子が白血病であり、長く生きられない事実を突きつけられるわけです。
失ってしまう恐怖、独占したい気持ち
それを大げさに出せない葛藤
そして失ってしまった後の・・・というところなのです
基本的に「男」が「男」を好きになっていく話ではない。
作品として完成されているといえばそうなんだけども
期待していたものと完全に違っていたために“萌”という意味ではいまいちだった・・・としか言いようが無いというか。
互いの心を埋めるように重ねる身体。
自分も彼女のように死んでしまえばいいという気持ちと、いつか忘れてしまうだという気持ちのハザマ。
萌というよりも、「作品」を楽しむという意味では面白い作品かなと思いました。濡れ場は無くはないけどエロくはないかな。
あいかわらず絵柄、キャラクターのディフォルメはすごく良かったです。
なんてったってこの感じがすごくすきなのだ(o´Д`o)クハハ
読後心シリアスです。
眼鏡くん・・・いっそのことネコにまわってメチャクチャにされたほうが良いんじゃないかとワシはおもうのだgy・・・(殴
ストーリーラインは好きです。
三人の男と同時に肉体関係を結んでた女の子がいまして。その女の子が白血病で死んで、三人の男による愛憎劇が幕をあけます。
作画も大好き。
穂波ゆきねさんの描く裸体の美しさ、めちゃ萌えます。
キャラも好き。登場した男性三人とも好きでした。
なのに、微妙でした…。
理由は、物語のキーとなる女性キャラが好きになれなかったからです。
「女だから」という単純な理由なのかなァとも思ったんですが、やっぱそれだけじゃない気がする。
三人の男を死後もあれだけ振り回したにしては、どうにも魅力が足りない気がしました。
不満はたったそれだけなんですが、この女性キャラに魅力を感じられるかどうかって、物語の根幹に関わってくる部分なもんで、萌え評価にはできなかったです。
BLなのか?いや、BLだろう…うーんでも…。
最近自分の中でBLとBLじゃない漫画の境界が
良くわかんないことになってきてます(汗)
この作品を読んでそんな気持ちがよりいっそう強くなりました。
メインの男子が3人出てきますが、
みんなが1人の女の子を想ってるんです。
3人のうちの一人、織衛と彼女の愉香がセックスしているところに
もう一人の男子竜巳が乱入してきて、いきなり3P。
愉香は竜巳の彼女でもあったんです。
ちょっとおどろきました~。
その後色々あって愉香がいなくなってしまいます。
そこに織衛のバスケ部の先輩で、竜巳の友人卓も出てきて…。
それぞれに愉香を想って抱き合う3人。
激しい感情の動きはないんですが、それがまた切ない。
淡々とした雰囲気にさっぱりした絵が合ってます。
もやもやとした何かが胸に残る(悪い物ではないです)作品でした。
すっきりしない!と思う人もいるかも。
タイトルが全てを物語ってしまっています。
主人公達はそれぞれの恋のために渇き、
そして同時に共犯者であり、そして肌を
重ねている。
そこには多分想いの入り込む余地は
無いのでしょう。
良き作画者を得たお陰で、張り詰めた
空気に少し潤いが加わったのが幸いです。