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otokonoko no koto wa nani mo shiranai
一点也不懂男孩心
偶然、ちるちるコミックランキングTOP5までに表示されていた時に
勢いだけで買ってしまった作品なのですが、物凄くよかった。
エロシーンより、ストーリーや心理描写がきちんと描かれている作品の方が
好みなので、これは本当に大当たりでした。
全体的に、え?これからラブラブになるところでは?
というハッピーエンドを匂わせる程度なところで終わってしまうのが
また心憎い。
自分が得たかった部分までのラストを見れてしまったら
正直ここまで印象深い作品としては心に残らなかった事を考えると
ここで綺麗に終わらせたのも非常に上手いテクニックとも受取れる。
個人的に1番好きなのは、描き下ろしの「不埒な夜に」。
あらすじは既に詳しく説明して下さっている方がいるので省略。
(ここからは、かなりのネタバレになります。)
表題の後日談で、今度は潮サイドからの話しなのですが
表題作では、皐月が端から潮を諦めており、あんな事態に発展しましたが
潮は決してバレないようにしながらも、実は皐月を
虎視眈々と狙っていた事が判明します。
表題作の事件がきっかけとなり、何度も肉体関係だけは重ねましたが、
未だ互いの思いに気付いておらず、潮は幼馴染の千早から皐月の思い人を
探り出そうとしますが、更なる誤解を重ねます。
皐月に涼しい顔を見せながら、腹の中は独占欲と
皐月の思い人への嫉妬心でいっぱいです。
この潮の表には出さない凶器じみた独占欲と腹黒い部分が凄く好きです。
千早と楓は表題作だけで、明らかにハッピーエンドと分かりましたが
潮と皐月は体だけ結ばれ、お互いの心中はより複雑に拗れてしまったので
この2人をメインに、4人の続編を描いて欲しいなと思いました。
個人的にはっきりしなかった部分は、千早の首筋に
キスマークまで残しておいて、本当に2人は未遂で終わったのか?
あの言葉をそのまま受け取って良いのかという部分と
それにより潮と寝た後に皐月が泣いた真意も変わってきてしまう点。
そこも続編で上手くフォローしてくれたらという期待と
続編ありきの作品ではないのでしょうけれど、
それをここまで期待させてくれた作品だったという事に
神評価を付けさせて頂きました。
すっごく面白かったです。桂先生の描く絵が綺麗で、もうそれだけで満足なのですが、ストーリーがまた良い!今まで沢山高校生モノを読んできましたが、なんとも斬新な設定。拗れてる感じがカッコよくて可愛くてニヤニヤしながら読みました。
千早が「楓に以外優しくねえぞ」と言うシーンが好きです。あと、千早と潮が言い合いをする所。めちゃくちゃ面白かったです。もっと見たい笑
欲を言えば千早×楓、潮×皐月で一冊やって欲しかったということですかね。曖昧さを含んだ終わり方も良いのですが、やっぱり千早達4人のその後が見たい!
続編があったら即購入決定のお気に入り作品になりました。とっても楽しかったです♡
今回、五冊の新作を買ったんですが、その中で一番すきでした。絵も綺麗だし、登場人物の心理描写に心惹かれました。
エロ描写はほとんどないのですが、それでも満足!皐月と潮のすれ違いなところとか、千早が楓にしかたたないところとか、こんなふうに誰かのことを好きになれたらいーなーって思っちゃいました。最後は正直、涙が少しこぼれちゃった。
同時収録の作品は普通だったけど、本作が結構すき!
書き下ろしもあったのですが、個人的には続編版を書いて欲しいです!
桂小町先生の作品はいつも美しいと思ってしまいます。
数年前の作品ですら古さを感じさせないところが素晴らしいです。
本作は男子高校生たちのオムニバス作品です。
続きを読みたいと思わせるところで終わっており、
独特の余韻を残します。
私はやっぱり表題作が好きでした。
4人の男子高校生による、ねじれた片思いです。
千早・楓・潮・皐月の4人は友だちですが、
千早は楓が好きで、皐月は潮が好きです。
それなのに叶わぬ片想いと決めつけて、
千早と皐月は傷の舐め合いをしようと関係をもちます。
結局千早が立たなくて未遂に終わり、
楓と千早は両想いになったのかな?
はっきり言葉にはされませんでしたが、そう感じました。
皐月と潮は身体だけの関係を続けていますが、
もはや潮が皐月にゾッコンという感じですね。
ただ、こちらはまだ両片想いが続きそうな雰囲気です^^;
当たって砕けることもできず、
好きな人を忘れることもできない不器用な片想いのお話でした。
とにかく、雰囲気がアンニュイでエモい!
線の細い絵がストーリーを引き立てています。
一冊通して同じ空気が流れている感じがとても好きでした。
やっぱり好きな作家さんです^^
カバーイラストは、一見、最近ありがちなきれい系。
中の絵は、結構個性的。
恋の駆け引きなんて上手くできない。
でも肉欲は止められない。
臆病で、言葉にできないから、心と体はバラバラ。
そんな、高校生の男の子たちの、センシティブでリリカルでエキセントリックな恋物語。
一応、彼らはセックス(もどき?)もしたりしてるようだか、彼らの股間に何かが付いているとは思いにくい。
でも、この絵と雰囲気だと、かえって、それでいい。そのほうがいい。
この雰囲気は嫌いじゃないです。
セルフツッコミ
カタカナの連続は、自分でも「なんのこっちゃ」やけど、まあ、こんなん使いたくなるような気分・雰囲気やっちゅうことで。
もっとぶっちゃけるとカジュアルな○○○○子先生?
桂先生の描かれる絵柄がとても好みで、今作も絵を見るだけでキュンキュンしました。
特に酷薄そうな冷たい目をした攻めが大好きなんです。
今時のオシャレな男の子たちの日常的な描写や、友情と恋愛の狭間で揺れている様子も良い!
表題作はもう少し先も読みたかったですが、最後の書き下ろしで報われそうな雰囲気だったのでホッとしました。
大半がシリアスですが、たまにギャグテイストも入って、ボケとツッコミのバランスも好きです。
この作品を一目見た時は、報われない切ない恋を描いているのかなと思いましたが、そうでもなく、すごく好きな作品でした!
支柱となる4人の関係性が肉欲だけ。だったり、片想いだったり、友情だったり…スクールラブの少しもどかしい感じもまたgood!(笑)
表紙の流し目の彼が余りにも美しすぎて購入してしまった作品でしたが、とっても可愛い作品で、私自身好きな作品の1つです!スクールラブが好きな方にはオススメします!
最後が続きが気になる終わり方だった。
総合的な感想は、心情は伝わるし、軽い感じでは、ないけど、物足りない感じもあるので萌×2シリアスではない
メインの話で、二つの内一つのカップルは、結ばれるんだけど、もう一つのカップルが未満で、続きが気になる続けたら絶対面白いと思う
一冊メインの話にしてほしい感はある
二作目は、王道
遊び人×真面目?的なの
真面目くんが遊び人人落ちていく感じ
王道でよかった可もなく不可もなし
三作目は、バカぽい?てか、バカップル?
カップル未満だけど。
呪いがかかったから、解くためにヤるみたいな話
色っぽい表情が印象的な表紙。
桂小町さんの2ndコミックスは
2つの前後編作品と1つの短編が収録されています。
○男の子のことは何も知らない(表題作)
想いのベクトルが別の方へ向いている2人の男の子の
秘密の共有関係から動き出す、4人の高校生の恋物語。
潮くん(攻め)に片想い中の皐月(受け)くんと、
楓くん(受け)に恋をする千早(攻め)くん。
別々の人に想いを寄せながらも、意味深に交わされるアイコンタクト
誰とも肌を重ねたことのない皐月くんの割り切りと初々しさ
楓くん以外には優しくしないと放つ千早くんのSっ毛のある視線...
秘密を共有する序盤から中盤にかけてのふたりの描写は、
読み手の心を強く惹きつけます。
けれど中盤以降は、4人というメインキャラの多さのせいか、
割とあっさりそれぞれの想いが収まるところへ収まる、という流れ。
ただ、ぎゃあぎゃあと言い争う攻めの2人を黙らせ
千早くんの部屋に行った皐月くんに笑顔で釘を打ち、
たった一人で修羅場を収めた楓くんの威圧感には恐れ入りました(笑)
ラストシーンでは
潮くんから皐月くんへの挑発的な言動で締められていて
続きがとても気になりましたが
描き下ろしでその後のふたりの関係を読むことができます。
想いは収まるところにあるのに、気持ちは結びついておらず
セックスシーンもどこか切なげ。
いつか本当の意味で通じ合って欲しいふたりでした。
○紳士はけだものがお好き
エリート家系にある江坂くん(攻め)と、潔癖症の由良くん(受け)の話。
Sっぽい言動の陰に複雑な家庭の事情を潜めている江坂くんと、
潔癖症でありながら彼を受け入れる由良くんの
ぐちゃぐちゃにしたい・されたいというバランスがイイ感じでした。
○愛かもしれねえだろ!
『男とエッチしろ』という
”王様”からの命令に奔走する男の子の話。
展開としては王道なのだけど
最後まで相手に”好きだ”と言わなかった受けくんへ
攻めくんが捧げる慈しみの抱擁のラストが良かったです。
どの作品も、甘々ほのぼの♡ではなく
読み手に余白を与えるラストが艶やかで印象的。
桂さんは、攻めと受けのキャラ設定のステータスが
容姿の描写を含め、割と固まっている作家さんだと思うので
プロットが少し複雑で、踏み込んだ長編が読んでみたくなりました。
個人的にダイレクトに胸にくる萌えが少な目だったので
萌評価とさせていただきますが、次回作も楽しみにしております♪
艶っぽいなぁ…とウットリして表紙買いです。
『男の子のことは何も知らない』
お互い思い人は他にいる。
絶望的な片思い、慰め合うのに都合がいいだろ?と皐月は千早を誘う。
そして一夜を共にするが──。
潮が好きな皐月。だけど潮は女の子が好きで、自分はしょせん「トモダチ」。
そして千早は楓が好き。こっちも片思いで皐月と秘密を共有する。
傷を舐め合えばいいと思ったのに、触れ合えば嫌になるほど思い知る。
千早は潮じゃないし、皐月は楓じゃない。
読み始めてすぐは、この片思い同士がくっつく恋愛が描かれていくのかなぁと思ったんですが…結局は、「好きな人の代わりはい」という結果。
千早の首筋にキスマークを発見した楓の反応が気になるなぁと思っていたら、案の定。
楓の威嚇が素晴らしかったです(笑)
終わりに潮の何やら含みのある発言。
皐月が頑張ったら立つ自信があるらしい潮の言葉。
「今夜 試してみる?」
でおしまい!皐月の思いは報われるのか…。
『紳士はけだものがお好き』
鍵のかかる空き教室で女の子といる理由はただひとつ。
由良はそこでいつも江坂を見かけていた。
口を開けば嫌味を言い、うっとうしそうなふりをする。
けれど本当はずっと考えていた。
「あれが自分がったら」
鬼畜な男の子、江坂とやや潔癖症だけど汚され願望もある由良。
ぐちゃぐちゃにしたい江坂、ぐちゃぐちゃにされたい由良はある意味ベストカップル?
なんだか心に刺さるお話でした。
『愛かもしれねえだろ!』
王様のアカウントをフォローして、王様の命令をきいたら幸せになれる。
九条に半ば無理矢理フォローさせられた若葉。
王様からのまさかの命令が。
「男とエッチしろ」
イタズラだろ、と無視していると…次々襲い来る悲劇。
このままだと呪い殺される!とそういうところに行き玄人っぽい人にお金払ってしてもらう決意をします。
九条は焦り止めに入ると、肝心の若葉もビビっていた。
俺とすりゃいいじゃん。そう九条は言うけれど、九条だけは嫌と頑なに拒む若葉。
ちょっと強引に若葉に迫り、突っ込みはせずに素股で命令を遂行しようとする九条は、なんで俺だけは嫌なのかを問う。
だけど答えなんて聞かなくても、若葉の反応が全部を物語っているんです。
かーわいーいよおおおお。
事後、若葉の友達でいてくれる?発言に、切なくってきゅん。
最後は希望のある終わり方で良かった良かった。
『不埒な夜に』
潮と皐月はどうなるんだ!と思っていたら巻末にその後が。
あの後本当に試した模様。
けれどどうやら複雑になっているようです。
皐月は潮とやった後泣いてしまったそうな。
……うん、君の恋心はよく分かる。
だけど潮はちょっと勘違い?
俺の知らない誰かを想って泣いた、そのことがひっかっかっているみたい。
…いや、アンタのことだから!
皐月の思いは成就しているにもかかわらず、微妙にすれ違ったままの二人。
潮くんは独占欲発揮してるし、近いうちにまとまって欲しいものです。
じゃないと皐月が浮かばれない!
あまあまキュン、な要素はほとんどなく、独特の世界観がある一冊でした。
複雑にからまる恋心をもっと長く楽しみたいなぁ。
短編なのがもったいないです。