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bussetsu hybrid
BLすなわちボーズラブ…と言う短絡誤植は
何も昨日今日に始まった訳ではありません。
評者が小耳に挟んだ所では2004年、とある新聞に
そういう誤植が掲載され、波紋を呼んだとか
呼ばなかったとか。
かと思えば本邦の男色を描いた最古の絵巻では
僧侶が重要な役を担っていたりもします。
そう思い合わせると帯に出てきた切り文が
しみじみとしたものに…思えてきませんか?
表題作とその一連が突拍子もない様で実は
かなり真っ当なものである分、併録作に
さり気ない曲者が隠れている様な気がします。
初手からここまでの幅を持ち合わせていると
言うのは、中々に頼もしいかと。
縁々さんの初コミックスです。
坊主から仏前、ノンケに出張ホストと盛りだくさん。
地雷多めの方は、真ん中にご注意ください。複数あります。
【仏説ハイブリッド】【仏説ラブパッション】+描き下ろし
隣にある寺の長男・渓信と恋人同士の奏太。
「3年間の修行に行く」という恋人に一抹の不安を抱いていた奏太だったが…。
渓信の「敵を騙すなら、まず味方から」作戦にまんまとハマってます。
ハーフアップ好きとしては、修行前のヘアスタイルが名残惜しく…。
終始ラブラブですが、今後、結婚や後継問題で一波乱ありそうな2人でした。
【どこまでも重い男】
細かい気配りが上手い営業マン・大村と仲が良い小泉。
大村が彼女にフラれるたびに、愚痴を聞く役割をしてきたけれど…。
ちょっと切ない展開もあり。「そのアドバイス、生かすところが違うよね?」というツッコミポイントもあり。
【好きになってもいいですか】
合理的な性欲処理のために出張ホストを利用している医師の榊。
何度か指名した真人が自分に入れ上げているのを感じて、指名を替えたけれど…。
こちら、要注意です。複数あります。
結局、恋よりプレイなのか…という話。
【そうは言っても好きだから】
会社の先輩(上司?)である小田桐と付き合っている清見。
いよいよお泊まりという段階になって、ある問題が発生して…。
BL作品を読むとき、度々感じていた「受けの負担」の部分をきっちり攻めに分からせる小田桐に拍手したくなりました。
【告別の夜】
3人で仲が良かった悟志と千博と清春。
2人が付き合い、1人があぶれ、1人が亡くなり…という始まり。
ううーーーーーーん。ううううううううーむ。
主人公の必死な気持ちは分かるけど、うううううむ。何とも言えません。
これは「何かちょっと嫌」という方もわりといそう。
デッサンがしっかりして綺麗めな作画で、読みやすいです。
いろんなタイプのCPが出てくるから、読み応えもありました。
お気に入りが見つかるかどうかは好み次第ですが、わたしは結構あっさり読み終えてしまったかな。