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新感覚B(弁当)L(ラブ)コミック登場!
kare no tsukuru bentou wa nanika to mondai ga ooi
初読み作家さんです。
表紙のほのぼのとした雰囲気は作品の中でもそうで、中の絵柄も表紙の印象そのままでした。
この作品は元々あった企画が中断したらしいのですが、その後もヨシサトさんのブログで描き続けられていたものが発掘されて雑誌で連載になった作品だそうです。
4コマ漫画がメインでその他に普通の漫画の様にコマ割りされた漫画が少し、4コマ漫画のコマ割りでストーリーが繋がった作品がラストに収録されていました。
内容はタイトルのままなのですが、印刷会社で働いている恋人同士の2人のお弁当の内容が漫画になっています。
お弁当を作るのはいつも小柄な方の星野君なのですが、料理が苦手で料理センスもない彼が作ってくるお弁当はいつも何かと問題があって、それを食べる彼氏の加瀬君が色々ツッコミを入れるという日々。
私自身、料理はそれ程得意でも好きでもないので最初のうちはサラ~と流し読みしていたのですが、だんだん加瀬君のツッコミや他の社員の人達の反応が面白くなってきて、途中から笑いながら読んでました(笑)。
絡みは全くないのですが、ほのぼのと軽いお笑いを見ているような感じで楽しい作品でした。
基本4コマ漫画がメインでほのぼのカップルのお弁当ネタを描いています。
同じ職場に努める彼のことを気遣ってお弁当作りを始めるんだけど、絶望的に料理のセンスがない。
一口食べれば午後の眠気も吹っ飛ぶほどのしょっぱさらしい。
本人は一生懸命作っているんだけど、ちょっと嫌がらせ?と思えちゃうレベルのお弁当が時々登場する。
そんなお弁当を毎日食べてあげられるのは愛情しかなくて、微笑ましい二人なんだけど最初から最後まで酷いご飯ネタが続くので次第にイライラしてきたのも事実。
何で調べないんだろう?って。
向上心みたいなのが無さ過ぎて、毎日あのお弁当を食べさせれる彼氏が可哀想に思えてきてしまいました。
昔ならいざしらず、いくらでもレシピサイトがあるし、初めてチャレンジする食材を手に入れたら普通、食べ方とか調べるよね?
そういうのを一切せずにてきとーに思いつきで料理しちゃう。
最初は絶望的なお弁当だったけど、文句も言わずに彼は食べてくれた。
でも少しずつ勉強して、すこーしずつだけど成長して以前に比べたらだいぶ立派なお弁当を作れるようになったよ、という流れだったら文句なしだったのに。