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chouchou wo tojikomete
再読。旧版で所持。
割と男臭いテイスト。軽くなく好みです。
中年の下っ端武闘派ヤクザ、荒木と、その組の経営下にあるカジノで男娼をする新名(ニーナ)の話。脇役は彫り師の成瀬と、男娼仲間のリク。冒頭はニーナとそれを買った成瀬の濡場を、荒木が聞かされるところから。
お互い気になっているのに素直になれず避けてばかりいる二人。代わりに、リクをこの世界に引き込んだ荒木は、治らぬ興奮をリクで解消する。荒木を慕うリク。そして、いつになく優しくリクを抱き、自分が汚れ仕事の代わりにもらった報酬を投げつけてリクに別れを告げる。
一方、自分の身代わりに自首する役をさせられることになったのは、なんとニーナだった。実行までの束の間、甘く抱き合う二人。しかし。。
二人の恋をそれとなく手助けする役の成瀬。また、成瀬に刺青を掘らせて覚悟を決める荒木。荒木を守ると決めて自首したニーナを助けに向かうところでエンド。
最後、やや尻切れとんぼの感がありますが、まあまあ良かったです。
成瀬とリクのその後を書いたSS付き。