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fudanshikun no susume
ちるちるの記事を読んで、絵柄が気になるけど腐男子ものって設定いいな~と軽い気持ちで読みました。
…なんか惜しいです!
腐男子の吉村(攻)は、アイドル的に憧れてる同級生の黛(受)とその友人の長身イケメン立野でカプ妄想してる。
眼鏡を外すと意外にイケてる吉村に、まさかの黛が惚れちゃって。
黛が迫ってエッチはするものの、肝心の吉村は自分はただのモブだと思い込んでいて…っていうすれ違いのエロコメディなんだけれど。
わたくし何を勘違いしていたのか、主人公の腐男子くんが脳内であれやこれやイケない妄想を繰り広げつつ、腐男子的な発想で何とか受を攻略する話だと思ってました!!
ガッデム!!!
攻略しようとしていたのはむしろ受の黛のほうで、ツンデレっていうかほぼデレじゃね?っていう位にトロトロアンアン言っちゃってます。
肝心の吉村はモブだからキスなんてもってのほか!なんて謎の操を立てちゃうしで、期待とは正反対の方向に話が走っていった感が個人的には否めず。
ただ最後に1話、立野×腐男子友達の清水くんのお話があるのだけれど。
オラオラのガン攻が好きな清水くんのために頑張るけど、どうしてもヘタレ攻になっちゃう立野がイイ!!こちらのほうが腐男子っていう設定をまだ活かしきれてる気がしたのでその点はポイントアップでした!
率直に言えば、微妙です。
描かれている一群の端くれに居る者ですから、
可能な限り目を通す訳です。
で、色々複雑な気持ちになる訳です。
フィクションとして生み出された以上、
それもありなんだなと遠い目で思う事は
ありますが。
評者が今回気になったのは腐男子二人の視点の
置き場所でした。もう、なんだかなぁと。
こう言う御仁がこの次元に存在していたと
したら、評者はきっと彼等と共感出来ない
でしょう。熱のベクトルに違和感がありすぎて。
こう言う見方もあるんだという一冊です。
何故か吉村に惚れた黛くんが攻めである腐男子・吉村を振り向かせようと頑張るんですが……吉村の覗き見第三者ポジションに徹しようとする習性のあまり思いっきりすれ違い発生。
これでもかとあるあるネタが強調されてました。
眼鏡外したらイケメン、前髪上げたら可愛い子……etc.
コメディ路線って感じです。
話が通じてそうで全く噛み合わってない会話とか、そう捉えちゃうか?!という斜め思考とか。
笑わせようと狙ってるのかな?的な。
表題作の他に『別冊』として収録されていたのが、黛の取り巻きの1人・立野(へたれ)×吉村の腐男子仲間・清水(俺様攻めが好物)なんですが、清水にすきになってもらおうと必死にBL読み込んでスパダリな俺様攻め目指そうとする姿がなんか楽しかったけどあくまでヘタレはヘタレだった。
……なんというか腐男子2人と私の“腐のテンション?”が違い過ぎて淡々と読んでしまった。