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チェリーボーイ貫いたら天使になれるって本当かな?
cherry to skirt
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
短編集でしたが、どれも面白かったです。
それぞれのキャラ、設定のバラエティが素晴らしい。
どのお話も短編で終わってしまうのが名残惜しいという気持ちにさせられました。
表題作について書きますと、女装萌えはしないのですが好きな人のためにという口実で女装する男子のお話で、その健気さにキュンとし、切なさにキュッとなり、時々クスッとなり色々な気持ちになりました。
男子感を損なわない不完全な女装っていいな、って思いましたね。
どのお話もコメディ要素があるんですが、ko先生のユーモアセンスが滲み出ており楽しませていただきました。
あとがきもさり気なく面白かった。
そしてカバー下のそれぞれの嫁(受け)の女装がまた面白可愛かったです。
可愛いお話がたくさんありました
短編集なので、もっと読みたいもありますが、どの設定も可愛いです
絵がシンプルで、なのに丁寧な描写だからとても読みやすく表情豊かで好きでした
中でも生徒と先生のお話が好きでした
両片思い、両思いの中間ぐらいで、これからいいところなのにと思わせぶりですが、それでもキレイにまとまっていて好きです
このお話がとても好印象だったのは、たぶん純粋な恋心が描かれているからかと
ほんとに、素直でスレてない、好感度の高い人ばかりでとても平和な一冊でした
たまにダークなものも描かれていますが、王道モノがいいな〜好きだな〜と思う作家様です。
短編集ですがどの作品もストーリーはしっかり面白く、萌えはふんだんに詰まっていて楽しめました。
王道カップリングを隠し味の効いた味付けで楽しませてもらえる感じ。
満足度高いです◎
単話でも配信されている以下の5作品が収録されています。
「チェリーとスカート」
「王様絶対命令!」
「ハッピーエンドは認めない」
「唇からエンドレスラブコール」
「おともだちシンドローム」
コミック版でしか読めないのはあとがきとカバー下かな。
「チェリーとスカート」
チェリー(童貞/攻)とスカート(女装/受)です。
童貞の御倉のために、御倉に勝手にヤリチンと思われている夏樹(童貞)が擬似彼女になって一肌脱いであげるお話。
夏樹は御倉が好きなんだけどツンデレだから強がっちゃって切ない。
このお話の私的一番の萌えポイントは夏樹のツン具合。
内心すんごいドキドキしてたんだろうなーって妄想して、さらに激萌えなのです♡
「王様絶対命令!」
小学生×高校生→高校生×大学生
要(攻)が小さい時に大輔(受)にせがんで一緒にやってもらってた王様ゲーム。
大きくなって、またやろうと言われて・・・
言わずもがな…な展開へと進んでいくわけですが。
小さかった子が成長して策士っぷりを隠さなくなるのいいよね( ´艸`)
「ハッピーエンドは認めない」
元恋人の結婚報告にヤケ酒飲んで泥酔していた笹塚(教師)が生徒にお持ち帰りされちゃうお話。
笹塚をお持ち帰りした生徒の山口は、笹塚曰く、少女マンガのヒーローみたいな爽やかイケメン。中身も勿論とっても良いコ。
山口のまっすぐな若さで腐ってた笹塚の心が溶かされるお話です。
「唇からエンドレスラブコール」
一目惚れならぬ“一声惚れ”から始まる関係。
クラッシックが好きでロックは苦手な黒岩が清水(ロック好き)の熱いラブコールに絆されていく感じがいい◎
清水が聞いてる音楽を、うるさいと言いながらも「俺も音小さくしたら聞けるかな…」って言う黒岩にキュンとしました( ´艸`)
清水は黒岩のイイ声で罵られるのが癖になって、これからどんどん変態を開花させていくに違いない。
「おともだちシンドローム」
弓道着萌え♪
ニコイチ幼馴染みモノです。
王道中の王道って感じだけど、萌えツボしっかり押さえられてきゅんきゅんします。
ベロチューしちゃった後のちっちゃなコマのちっちゃな吹き出しで、攻めの宗輔が「想いが溢れた」ってさらっと言うのがさりげにめちゃ萌え♡
カバー下「せっかくなので嫁に女装させてみた。」
このカバー下企画イイ!好き!
夏樹さん、御倉のためとか関係なく、自分が女装したかっただけじゃね?疑惑w
笹塚先生、80年代風セーラー服めっちゃ似合ってます!
【電子】シーモア版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙×
Amazonの電子読み放題にて入手。
ドロドロとかそういうのとは無縁の、楽しく読める作品ばかり。
絵も綺麗で、それぞれの登場人物のキャラクターがしっかり書き分けてあったので読みやすかったです。
【チェリーとスカート】
童貞の友人御倉のためにセーラー服を着て(笑)二の腕を触らせてあげる夏樹。
しょっぱなのこの構図だけで笑えました。なにこのおバカな二人。
ただのバカかと思いきや、攻めの好みにあわせるべく受けはお姉ちゃんのセーラー服を着て、ロング黒髪の鬘をかぶり、すね毛を剃って・・・・。
経験豊富と勝手に御倉は思っているけど、実は夏樹も童貞だという。健気な子でした。
【王様絶対命令!】
小学生が登場した時点で、もう読むのやめようか・・・と思ったけど小学生時代はキス止まりだったのでギリギリ読めた。
まぁ王様ゲームで命令するのは・・・予想通りの内容です。
【ハッピーエンドは認めない】
高校教師の笹塚は元彼氏から送られてきた結婚のハガキを見て久しぶりへゲイバーへ。
したたかに酔って一夜を関係した相手がまさかの自分の教え子で・・・。
長く続けばいいなと思います。
【唇からエンドレスラブコール】
これが一番好きです。
ロック好きな大学生、清水と、清水が惚れてしまった声の持ち主・黒岩。
清水のバンドのボーカルをやってみない?と誘って嫌がる黒岩だったが、急速に仲良くなる。
とにかく黒岩の声が大好きな清水。
ある日、友達に借りたAVを見ながら黒岩はこんなときどういう声を出すのかな?と妄想して以来、本物の声を聞きたくて堪らなくなり・・・・。
告白した後、「ばーか」と言われてゾクゾクきてるところがいい(笑)さらに一歩新しい扉を開いてしまった感が。
ちょっとこの先が見たい二人でした。
【おともだちシンドローム】
幼馴染同士のお話。一緒にいすぎて自分の気持ちに気づかない受けとずっと好きな攻めのお話。王道のお話でしたが、攻めが思っていたよりも腹黒で良かったです。
『チェリーとスカート』
好きな男が童貞こじらせて悩んでいるから、彼女役してやろうか?と、誘う夏樹。そこから二人は~。
『王様絶対命令』
隣に住む要と大輔。要が小学生の頃から王様ゲームで遊ばされていた年上の大輔。
王様ゲームが行き過ぎて~。
『ハッピーエンドは認めない』
元恋人が結婚してしまい
ヤケ酒して酔いつぶれてお持ち帰りされ、朝気が付くと、それは教え子である爽やかイケメン、スーパー高校生山口だった。
その後二人は~。
『唇からエンドレスラブコール』
ロックバンドのギター清水が、黒岩の声に惚れ、ヴォーカルに誘い。
声に惚れた男は~。
『おともだちシンドローム』
幼馴染みの宗輔と南。友達関係が長すぎて中々自分の気持ちに気が付かない南だが、それに気が付いてしまったら~。
いづれもありがちな話と展開ですが、とにかく主人公達が恋に一生懸命!!それがとても気持ちよかったです!
初めての恋に、右往左往するDTDKくん達の短編集。
仲の良すぎる友達同士として付き合ってきて、ふと、周りを見ると自分たちの周りにも女の子の影が。
男の子なら、みんな女の子大好き、AV大好き。
ドーテーなんて、すぐにも卒業したい!
はず、じゃななかったの?
どのお話も、ドタバタと初々しくって、かわいい。
サラッとした絵だけれど、イケメンくんはイケメンくんらしく、モブ顔くんはモブらしく、活き活きしている。
そして、カバー下の、それぞれのカップルの嫁の女装姿。
これがまた、それぞれのキャラらしさが出ていて、グッジョブでした。
どの短編も続きが思わず読みたくなる面白さでした。
短編集だと、気に入ったお話と「これはちょっと……」という話が混ざってしまうことが必然的に起きてしまうと思うのですが、この作品に関しては収録されている短編すべて楽しめました。
初単行本ということですが、一つずつのストーリーがきちんとあり、萌えどころもトキメキもあり、キャラが魅力的でとても良かったです。今後も注目していきたいと思える作家さんに出会えたということで、期待も込めて☆5つです(*´▽`*)
個人的に一番いいなと思うのは、ここぞというときの主人公キャラの素直さでした。変に焦らしたりひねくれたり病んだりすることなく、男の子らしい素直さが思いの深さと一途さになっていて、すごく好感が持てました。
エロが少なかったですが、描ける作家さんだと思うので、両想いになったキャラ同士がその後甘々な生活を送るところまで見たかったです。
koさんの初コミックスは
5つの物語が収録された短編集です。
見どころは、王道だけれどセンスが光る、
優れたシチュエーション設定にあると思います。
○チェリーとスカート(表題作)
ヘタレわんこ攻め×一途なツンデレ健気受けの話。
好きな人兼ただの友達・童貞の御倉くんのために
女装をして彼女役を務める夏樹くん。
キスまで試した仲だけど、ある日御倉くんに彼女ができてー
一途で健気な夏樹くんがとても可愛かった(女装姿もgood)。
ヘタレで憎めない御倉くんもすごく良いキャラで
ラスト、自分からきちんと想いを伝えた彼はとても格好良く、
はにかむ笑顔も素敵でした。
そして何より、夏樹くんのツンデレの涙に萌えました!
○王様絶対命令
策士家年下攻め×優しい振り回され系受けの話。
出会いの地点で小学生と高校生だったふたりが始めた王様ゲームが
物語の重要な鍵を握っていて、とても面白かったです!
成長して高校生になった要くんが
小学生の頃と変わらず策士家で、大輔さんをガンガン攻める姿や
告白されて頬を染めながら想いを返すシーンは必見です。
○ハッピーエンドは認めない
イケメンヒーロー系生徒攻め×傷心(失恋)の先生受けの話。
はじめは先生への好奇心から関係を持った山口くんだけど
想いが恋心へと変わっていき、先生に口でモノを咥えられた後
流されることなく、『もっとちゃんと俺を見て』と告白する姿は
まさにヒーローそのもの。先生の陥落も、きっと間近!
先生の泣きぼくろがセクシーでした。
○唇からエンドレスラブコール
声フェチバンド少年攻め×ツンデレほだされ受けの話。
この声が(バンドに)欲しいと、何度拒否されてもめげない清水くんと
そんな彼にほだされてしまう黒岩くんのバランスが良かった。
告白して、『ばーか』と返された声にさえ、ゾクゾクする清水くんが
何だか可愛いく見えました。
○おともだちシンドローム
コミュ症部活男子攻め×世話焼き系純朴受けの話。
想いを通わせたふたりのキスシーン、
突然のディープキスにあたふたする初心な昭人くんも、
『想いが溢れた』と返すムッツリな宗輔くんも、どちらも可愛い♡
王道設定の素晴らしさよ!
プロットに捻りは少ないものの、
絵柄もシチュエーション設定も非常に魅力的で
萌えがふんだんに詰まっており、
堂々の萌×2評価とさせていただきます。
BL初心者さんも、上中級者さんも
広く楽しんで読むことのできる良質なBL短編集だと思います。
(カバー下、メインキャラの女装イラストも必見です~!)
表題作ほか、4作が入った短編集です。どれも最後はほっこりとするお話ばかりでした。
表題作のチェリーとスカート、受けがすごく好きなんですけど攻めに彼女ができたあとにセーラー服姿になった時はシュールで笑ってしまいました(笑)ツンデレなところはすごく可愛いし、一途で健気。攻めは鈍感かと思えば最後はちゃんと言葉を並べてくれて、素敵でした。
ほか、王道の幼なじみもの、年の差年下攻め、生徒と教師、ロック好きとクラシック好き、とバリエーションに富んでて読んでて楽しいです。基本的に可愛らしいキャラが多いですが、ハッピーエンドは認めない の先生やおともだちシンドローム の攻めは色気があってかっこいい。
どれも青春!という感じに加え、キャラクターがみんな優しい雰囲気で、心温まりました。