爪と棘

tsume to toge

爪と棘
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×211
  • 萌22
  • 中立18
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
13
得点
153
評価数
66
平均
2.7 / 5
神率
7.6%
著者
宮城とおこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
¥676(税抜)  
ISBN
9784813030812

あらすじ

塾講師として働いている七尾柊司の前に、ある日、ひとりの男が現れた。
「…思い出した? 兄さん」
男がそう言ったとき、柊司はかつて自分が傷つけた少年を思い出した。
みっつ下の母親違いの弟、高遠一臣だ。
十年経ったいま、一臣はある目的のため、柊司を手に入れようとするのだが……

表題作爪と棘

大学生
塾講師アルバイト

レビュー投稿数13

かわいい~

宮城さんのBL久しぶりです~!

絵がきれいすぎる!柊可愛すぎる!
執着弟×繊細美人兄って最高ですね!
しかも1冊だけど分厚いので読みごたえがありました。私としては2冊くらいでも良かったなーと思いましたが。
まあとにかくお兄ちゃんが可愛すぎるのでもう何でもいいや、という心境です(笑)

また宮城さんのBLが読みたいと思いました。宮城さんのNLも好きですがやっぱりBLが最高だと思います。
とりあえず「G線上の猫」とかを読み返してこの欲求を紛らわせたいと思います(笑)

3

執着物かな

愛人の子と本妻の子の間での、復讐と贖罪。
カバーと帯が素敵です。
表が困り顔の本妻の子、裏が真っ直ぐ見つめる愛人の子。
白っぽい色調も、タイトルのロゴも素敵。
宮城とおこ先生久々のコミックスって事で期待値はいやが上にも高まりますが、、、、あまり、作者さんのお名前には囚われない方がいい。かな。
確かに、宮城先生の本って、随分前に読んだきりで、その後の年月や、自分の記憶力からすると、宮城先生ってこんな絵だったっけって思いますもん。
お話は、とっても、ウジウジ、ねちねちと時代がかっていますが、そこは好みの問題で、私としてはこのじれったさには充分萌える。
エロもこの位で充分。
それなりに満足度は高いです。

4

本当にお久しぶりです!

5年ぶりのBLですね。長い間待ってました。
繊細なタッチでとっても好きな作家さんの一人です。

お話は拗らせ10年愛です。
腹違いの?兄弟で10年前に一臣(攻め弟)を階段から突き落としてしまった柊司(受け兄)の再会LOVEです。

お互いに忘れられずにいて執着しあってます。

これまた私の大好きな兄弟年下攻めで、執着攻めで、美人兄とか嬉しすぎます!!
久しぶりの作品がこれで本当にありがとうございます。

これからもBL作品描いて行って欲しいな~。

2

ジワジワくる

読んでるときにジワジワと手が痺れるようなシーンが何箇所もありました。


ボリューミーで読み応えがある作品です。
過去に父親の愛人の子である義弟、一臣を階段から突き落としてしまった罪悪感により孤独に生きてきた柊司。愛人の死をきっかけに一臣は柊司の元にやってくるところから物語は始まります。


正直、冷静に読み直すと突っ込みたくなるところはありました。あの一日の出会いで一臣はこんな人をねじ伏せるような性格になるのか、とか、ぶっちゃけ悪いのは全部父親だよ!!とか。だけど読んでいて、お互いを知るうちにお互いに優しくなっていく二人を見てジーンとしました。一度目の出会も二度目の出会いや流れも、柊司にとって複雑な物であったとは思うけど……。


一点気になるのは、一臣と柊司の実姉の接触です。姉が一臣のDNA鑑定を勧めたのは、計画的だったのかそれとも二人の間でひと悶着あったのか……。

2

うぅん・・・

ちょっとよく分かんない・・・(´・ω・`)
っていうのが素直な感想です。

執着ものって大好きなのにうまく萌えられませんでした。
なんだろ~・・・
お互いに執着する理由が全然わかりません。
私の読解力がないのかもしれないけど・・・
見開きの告白シーンは盛り上がるところだったと思うけど
あまりにもついていけなくて「なんで!?」って声出して
突っ込んじゃいましたよ ( ´Д`)
実家で過ごしたの楽しかったって言ってたけど
別に楽しいことなんもしてなかったし・・・なぜ????
お姉さんのエピソードも中途半端だったような・・・・

ストーリーは中立だけど絵が好みなので萌えにします。
特に表紙はとても好きです♪

7

好みの展開ではなかったが

地元の金持ちの腹違いの弟 x 兄。 大学生x社会人。年下攻め。

昔兄が妾の弟を階段から突き落としたことがあり、10年後に弟がそれをネタに兄を脅して関係を迫るって話なんだけど、自分の萌えポイントとは違った。

個人的に、攻めが受けに最後まで執着して、最後は受けに「好きなんだ!」って懇願する展開がツボ。

それを期待してたけど、読んでみると兄が弟に執着してしまって、追っていく。

私は攻めがどこまでも受けを追ってほしかったので、そこが自分としては萌え下がってしまった。

また、確かにどうして二人がそこまで好きになるのかの過程が浅過ぎてちょっと残念かな。まして最後に結局兄を手にいれたからDNAはやらないって、愛の素晴らしさを伝えたかったのか分からないが、読者には伝わらなかった。相続の問題ってそんな簡単じゃないからさ。いくらBLがファンタジーといえど。

なので中立な評価なんだけど、萌にしたのは、無理矢理、年下攻め、絡み描写、受けの苦悩、先生の絵から1ポイントプラスにした。

3

本は厚いが、内容が薄い…


攻めは妾の子、受けが本妻の子で跡継ぎの件が主なお話でした。
出会いは一度だけで、大人になった時から話は始まりました。

ページ数も多く、分厚いので読み応えがあるかと思ったのですが結構アッサリでした。
ビックリするくらい受けが流されやす過ぎて、これには攻めも驚き。
ほんの僅かにあった(?)せっかくの執着も、受けの性格で搔き消されてしまいました。

設定が良いだけにイマイチ胸が揺さぶられることもなく…。
キャラの表情も乏しく、結局二人はどうしたいんだ…?と疑問と抱えながら読みました。

二人以外の人も出てきますが、個性もなくモブのよう。
全体的にフワフワとしていて読了感がなく、小冊子を読んだ気分でした。

「中立」とすごく迷いまいたが、地雷がなかったので一つ上げて「萌え」評価にしました。

1

宮城さんの新刊楽しみにしてたのですが……

G線上の猫を読んでから宮城さんの描く美しい絵や繊細な世界感が好きで、遠い日の蝶も最高だったので、久しぶりのBLが嬉しくて迷わず購入しました、が、これは……????????
まず最初に、絵柄が結構変わっていて驚きました。宮城さんの絵の人体のラインが綺麗で好きだったのですが、何だか歪になってる……。顎とか腕とかが特に如実だと思います。
ストーリーは色々置いてきぼりにされた気分で、受が攻に好意を持ち始めた理由もあまり分からないですし(攻が受を好きになった理由もしかり)、結局攻が何をしたかったのかもいまいち納得できなかった……。
あんなに意味深に見せ付けられた攻とお姉さんのくだりは一体なんだったのでしょうか。二人の間に何があったのか明かされないまま終わってしまって「えっ!?」て感じです。
私の好みの問題なのかもしれませんが、すごく期待していただけに拍子抜けでした。えっちしーんは相変わらず色っぽかったです。

7

ネタバレ注意です

※かなりネタバレしてるので嫌な方は見ないよう気をつけてください。

書くと結構辛口になってしまって申し訳ないのですが…。
うーん。執着攻めも宮城とおこ先生も好きなんですがすみません…。
攻めも受けもそれぞれ好きになった理由がよくわからなかったです。攻め…小さい頃から自分とは真逆の立場の受けを憎んでいる。階段から突き落とされた過去あり。写真で脅迫までしておきながら受けのことを可愛いと言ったり突き放したり。
受け…階段から突き落とすほど嫌な気持ちを持っていて、なおかつ無理やり触られて写真取られて脅迫までされながら、少し優しい部分を垣間見ただけで好きになる(?)しかも攻めは他の女たち(複数)にもアメとムチを使い分けて支配するのが好きなのだと知っている。
わたしの読み取りが甘いのかもしれないですがイマイチ登場人物たちの心情の変化についていけなかったです(´・_・`)
お姉さんもよくわからない。あれだけ妾の子である攻めを当初拒絶していたのに急に仲良くなったかと思えば、「あいつは絶対父さんの実子じゃないからDNA鑑定しろ」と。最初、お姉さんは実子じゃないなど何か決定的な証拠を掴むために探る目的で攻めに懐いたふりをしたのかと思ったのですが…。受けも姉のDNA鑑定しろという急な態度に 二人の間に何があったんだ?攻めが姉に何か怒らすようなことしたのか? と思っているのにその回収なしだったような気が(笑)

最後らへんで、「自分では触れることができない過ちをほんとは責められたかったのかもしれない。俺はお前を待ってたんだ。十年間ずっと」みたいなセリフがあり二人は心を通い合わせるという描写があるのですが、これも置いてけぼり状態になってしまいました。受けは流されやすく、過去の過ちから逃げて実家にも寄り付かずアルバイト状態で生活していただけであって攻めを待っていたというのは後付けに感じてしまいました。待ってないで自分から立ち向かえよとも思ってしまう始末(笑)
長年の憎しみがこんな一言で愛情に変わったのか?と思うと攻めにも疑問でした。
あれだけこだわっていた認知の件についても受けと思いが通じてから もう受けがいるからどうでもいい、俺はあんたが欲しかったんだ。で終わるのですがえ?ここで終わるの?って思ってしまいました。
何だか、描こうとしているものは好きなんですけど色々置いてけぼり状態…?人によって感じ方は様々だとは思うのですが、この作品に関しては中立にさせていただきます。(つд⊂)ただ宮城先生のことは好きですし絵柄は好きです!もう少し登場人物の心情変化に納得のできるものを挟んで欲しかったかなぁと。

6

( ;´Д`)おや〜?

年下執着攻め!ヤホーイ!と思って購入したんだけど
ちょっと思い描いてた執着と違ったとゆうか・・・
執着してる部分がわかりづらくモヤモヤが残りました。

(ネタバレ多めなので注意)
柊司には腹違いで父親が外に作った弟がいることを知り、
昔一度だけ親に内緒で会いに行って大怪我をさせた過去があります。
そのことを誰にも言えず抱えたまま、大学進学と共に家を出て実家とは離れた生活を送っていたところに、突如腹違いの弟・一臣が現れます。
昔の一件を逆手に取り、父親に認知してもらえる様手助けを要求。
(実は実父がハッキリして居ないので堂々と認知してもらえる状態ではない)
拒んでも拒んでも負い目につけ込みスッと心の隙間に入り込む一臣に
少しづつ絆され実家ととりなすのを了承します。

ココまではまあ良かった。ココからがよく分からない↓

しかし、一緒に帰省した際に言葉足らずで傷つけてしまい
一臣が姿を消します。今度は一転、追う柊司を避ける一臣。
好きだと伝える柊司に「聞きたくない」「あんたへの憎しみが全部」「2度と会いたくない」 (急展開について行けない)

そんな折に実家からDNA鑑定を条件に一臣を認知をすると連絡が。
DNA鑑定は一臣にとって不利。柊司は「憎んでてもいいから会いたい」と電話し、会って過去の過ちや現在思っていることを一臣に伝えます。(あれだけ避けてたのに電話一本で会うの??)
一臣は柊司の言葉には何も答えず「部屋戻るぞ」→エッチ→「あんたが欲しかった」ハッピーエンド。終わり。

ああああ、ダメだ。読解力の無さが恨めしい。
柊司も一臣もわかりづらい!!!展開について行けない!!!

執着攻めってイロイロですね。
もうちょっとBLをお勉強してから再チャレンジします(T ^ T)

表紙と裏表紙は綺麗です!
ペーパーの2人がスゴく可愛くて一番萌えました!


5

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