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hotel Dorud
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ物の2冊目と知らずに読みました。でも、この1冊だけでも全然問題なく読めました。
高級会員制ホテルで働くコンシェルジュ・凪と上客・都築の、8年間の片思いを成就させるラブストーリーです。
凪の素直じゃなくて意地っ張りなところが可愛かったし、都築の溺愛してる様子や凪が困った時にはすぐ駆けつける姿にキュンとなります。おまけに、客じゃなくて恋人になった2人の甘々な様子も萌えます。そして、凪を狙う他の客の罠に凪がハマっていくのも、ドキドキして面白かったです。
物語の舞台である"高級会員制ホテル「ドルード」"って、言うなれば性接待でお客様を癒す場所であり、ここで働く人間はコンシェルジュという名のアレです。一穴一棒ではないので地雷の人は注意。ここで働く凪(なぎ:表紙左)は、お客様のひとりである都筑(つづき:表紙右)に8年間も惚れられていてうんぬん。ストーリー展開は、あらすじにほぼ載っており、これ以上でも以下でもなく一番わかりやすいので参考にしてください。
なぜ評価が【中立】止まりなのかというと、ズバリ何だか薄っぺらい印象。
凪(なぎ)の持つ過去のトラウマも、8年前から続く体だけのふたりの関係とそこにおける本心も、含みを持たせる波乱のストーリー展開も、大きい事柄のはずなのにあっさり終わってしまう。ひとつひとつを見ると面白くなるであろうものをどうしてだろう?ここで過去のシーンにパッと切り替わって見せてほしかったのに、なぜモノローグやセリフで終わりなの?結局どうして数いるお客様の中から都筑(つづき)でなくてはいけないの?陰謀の渦とやらに色んな人間がコマのように関係したのにこんな拍子抜けした終わりでいいの?
私は作者さんと、ただただBLにおける萌えの感性の違い、書き手と読み手の求めるものの違いを感じたし、これは書くまいか迷い、ホントにおこがましいことだけど、この作品への大衆の関心や興味はすでにちるちる内でのレビューとイコールとしてもう出ているのかもしれない。"BL"を読んだのではなく"漫画"を読んだと思えば楽しむことができる。でも私が読みたいものはBLなのです。
すいません、こんな評価で。
他の方のレビューを読んでからにすればよかった。まさに、私は一棒一穴主義なんだと気づきました。
どうしてそんな仕事についているのか、流れ着いて嫌々しているわけでもなく、寧ろこここそが自分の居場所と思い込んでいる凪が理解できないし、8年間も思い続けている都築が可哀想でなりません。
最終的に都築は特別な存在だとわかったはずなのに、またしれっと仕事復帰しちゃうので、この人達の貞操観念ってどうなってるんだろう?と不思議でした。
そういうプロフェッショナルという割にエッチも普通だったし。
シリーズもので、今回脇役で少し出ていた小和田くんが前作の主人公みたいなので、そちらの方が可愛い予感がします。
よかった点は、凪の黒髪美人のビジュアルと都築の男らしい体のラインと明るい性格かなぁ。
都築はかなりいい男なので、都築目線でのお話とか、都築ベースのお話がもっと盛り込まれていたらよかったのになぁと思いました。