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maharaja no yuuwaku
環先生はほぼ作家買いですがなんとなく「マハラジャ」で敬遠していた作品です。
読んで一言マハラジャ全然大丈夫!!
表題作はインドですが他の収録作はアラブ、日本、おそらくヨーロッパなどバリエーション豊かです。
共通点は地位の高い攻め様×不安定な立場の受け(ヨーロッパものは違いますが。)
そして、地位の高い攻め様...環先生の描かれる異国の攻め様がなんとまあかっこいいこと...受けも美人さん揃いで目の保養になります
残念な点は、1つ1つの作品が短く気づいたらくっついてた!もう終わり!?みたいなことがありました。
どのカップルも素敵なのでもう少し長編で読みたいです。
あと、これは私だけかもしれませんが、2作目と3作目のシークは別の人です(笑)。シークが国王という意味だとしらず攻めは一緒で受けだけが違う作品が地雷の私は、覚悟して読みましたが、普通に別の人です。
アラブものの知識が無さすぎて自分でもちょっとびっくりしたので環先生のアラブものちゃんと読もうと思います!
もう一度いいますシークは人の名前ではなく国王です(笑)
話自体はサラッと読み終わったのですが、先生の絵が相変わらず素敵なので萌×2にさせていただきます。
※2007年の作品も含まれているので少し絵柄が違ったりしますので注意!!
アンソロジーなどに掲載された読み切りをまとめた単行本で、すべて短編読み切りなのですが、王族もの、時代物など現代日本ものが1作もないのが面白かったです。
表題作始め、アラブ系のお話が多めですが、えろ系アンソロに掲載されていたからかかなりえろいです。
でもアラブや王族特有の高貴な感じというか、耽美的なのが素敵。
内容はなぜか受けがご無体にえろえろなメに遭わされる…という内容よりえろ重視のものがほとんどです。ちゃんと愛はありますが、ストーリーよりえろが見たい人向けだと思います。
アラブものでえろが濃いものは好みなので楽しめたんですが、難を言うなら攻めがどうしてもアラブ系特有の似たタイプになってしまっていて、お話が変わっても全員同じようなキャラに見えてしまいました。
アラブ・インド系の衣装は素敵で、絵も綺麗でした。
「黒雛」
日本の時代物でこちらも王族なんですが、これは私にはどうにも…なんというか、受けの髪が長く、この時代のお話だからか小綺麗な着物を着ていて、女性にしか見えませんでした。性格も、好きな人に尽くす大和撫子系というか。
最初から最後までこれは…BL?という気分でした。
「セニエール・エ・ヴァサル」
この本唯一の洋風時代もの。これが一番好みでした。
王族と従者という組み合わせですが、意地っ張りな受けと男らしい攻めというスタンダードな組み合わせがお好きなら楽しめると思います。
どうしても全て読み切りなのでさらっと終わってしまうんですが、アラブもの好きーな方にはオススメの一冊だと思いました。
蛇足なのですが、作者さんのインド旅行記が所々に入っていて、これが非常~に面白かった!おもいっきり笑いました。旅行記が一番面白かったかも…と思うほどでした。
6つの短編が収録された1冊です。
どのお話も、セクシーで魅力的で俺様な攻めが眼福でした。おまけに、有無を言わさずに束縛した後の溺愛ぶりも好きでした。
ただ、どの話も本当に短くて、いきなりサビに入ったかと思うと唐突に終わってるのが物足りなく感じました。一つの話をじっくりと読みたかったです。
でも、サラッと読めて現実逃避ができるので(突拍子のない展開が多いから。決して悪い意味じゃないです)、疲れた時の疲労回復にピッタリかなと思いました。