あの日の君にさよならを

anohi nokimi ni sayonara wo

あの日の君にさよならを
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
30
評価数
6
平均
5 / 5
神率
100%
著者
ニモ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
サークル
nimo<サークル>
ジャンル
黒子のバスケ
発売日
価格
ISBN

あらすじ

二次創作。
高三の夏の終わりの黄黒の話です。

表題作あの日の君にさよならを

レビュー投稿数2

伝説の...作品です...

商業 BLでも有名なあの方がpixivで公開されていた黒子のバスケの黄瀬×黒子の作品の番外編(続編)です。当時黄黒界隈だけでなく、さらに黒バス界隈だけでもなく、大きな話題となり、こちらの同人誌は本当に入手困難でした。
もう何年も前の作品ですが、今改めて読んでも、なにもかもが素晴らしい1冊です。読み応えが半端ない・・・!特に、時系列の描き方が大好きです。すれ違い続ける黄黒ちゃんが切なくも美しい、まさに青春!です!

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君と同じ景色が見たいから

pixiv上にアップされるや
黄黒ファン・黒バスファンのみならず、多数のpixiv読者から
絶大な支持と圧倒的な感動をさらった前作『ありふれた恋の話』。
その後の話が本作『あの日の君にさよならを』にあたり、
全部で4つのお話(連作)から構成されています。
(掲載順に、『夢路の果て』『夜明けのオリオン』『あの日の君にさよならを』『それから』)

高校三年生になった黄瀬くんと黒子くんに
進路の選択を迫られるときが来た。司書への道を考えながらも、
どうしても捨て切れない夢と大切な人への想いに悩む黒子くん。
そんな時、黄瀬くんにバスケ留学の話があったことを知らされて。
二人が出す答えは、すれ違う二人の想いは―

ニモさんの最大の魅力は、きれいで表情豊かな絵と
読み手の胸をぎゅっと突くような繊細な心理描写、言葉の力強さ、
そして何より大切なことですが、
キャラクターに対する溢れんばかりの愛情にあるように思います。
今作を読んでいる間ずっと、どんなに切なく苦しい場面でも
常にニモさんの優しいまなざしを感じ、
守られているような感覚で、安心して読み進めることができました。
又、作品としての完成度が素晴らしく高く、読み応えもたっぷりあります。

一度目の再販以降、取り扱いがないため
新たに手に入れることは少々難しいかも知れませんが
今現在pixiv上でアップされている前作を読んで
その魅力に憑りつかれた方であれば、絶対に!読んで頂きたい一冊。
読後の爽やかな感動を、心に灯ったやさしく熱い想いを、
たくさんの人と分かち合いたくなるはずです。

公表されていないため明記は避けますが、既にニモさんは
BL商業デビューを果たし、第一線で活躍していらっしゃるようです。
わたしもファンとして応援しながら、今作のあとがきにあるように
いつか、大学生の黄黒くんたちを是非描いていただきたいと
密かに願って止みません。

6

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