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「俺が幸せじゃない時は、他人もちょっとだけ不幸であれ!!」
ore wa seikaku ga warui
「でも、俺が幸せだったら 別にいいよ」
なんて言わない。
いつも思うけど、エッジコミックって本当にカバーデザインがいい。
この本も、まず、表も裏もイラストがいいし、
それになんといっても、この帯!
色遣いもレイアウトもキャッチコピーも、完璧!
お話は大学で同じ研究室に出入りする子達の、主に2組のカップルのお話。
ただの友達や先輩後輩から恋人関係へと、行きつ戻りつ迷いながら関係が深まっていく、劇的な事件は起きないけど、些細なすれ違いや自己完結がもたらす、当人達にとっては劇的でスリリングな毎日。
そんな日々が、さりげなくて地味な、それでいてなんとなくかわいい絵で展開。
このちょっと地味でしょぼい感じのキャラ達が、とってもストーリーにあっている。
この中身と、カバーデザインの分プラスして、神!
あ〜よかった〜これはよい大学生たち。みんなの人生の一部を覗き見てる感がたまらない。
1話から12話の間に相当キャラの雰囲気や関係性が変わります。決してCPの2人で完結する箱庭ではなくて、きちんと社会の中で人間性が変化していく様が描かれていて、愛しい。
◾︎森田(黒髪眼鏡 ゲイ)×犬塚(ノンケ)
性格の悪い2人です。性格悪いって言ってますけど、正直言うほどでもなく。社交性を身につけてきた犬塚が、泣きながら森田に告白する(既に付き合ってはいるのですが)シーンが可愛くてたまらない。性格が悪いと言うか、愛され慣れて甘えている様がいいですね。
◾︎川崎×古賀(ゲイ)
この2人はカバー裏がよかった〜家族に受け入れられるって尊い事だ。happy endをありがとう!
初読み作家さんでした。
店頭で買いやすい表紙をありがとうございますw
メインは大学生の森田(表紙メガネ)×犬塚(表紙下)のカップルで、脇で表紙左の二人と右の二人がそれぞれCPで登場。
イジられキャラの犬塚は、唯一イジってこない森田と仲良くしています。
で、ある日犬塚がホルモンバランスの影響で胸が出てきたことを森田に告白してから急展開。
森田はオタクメガネと思われてたけど、メガネをとったら案の定美系でした。
そして微エロがあった後、森田が押し切る感じで付き合うことになったのですが、その微エロで膨らんだ胸が出てこなかったのは残念でしたw
2話目からはそんな設定はどこへやら、そこには一切触れられず、あの設定は必要だったのだろうか…と少しもやっとした気持ちに。
でも2話目以降の、独占欲強くて心が狭くなっちゃう森田と、自分は性格が悪いと言い切るひねくれた犬塚の、ぐるぐるしてる感じとか最終話のエッチは可愛かったです。
あと、青春時代の思い出として出てくる犬塚の中学の同級生・長沼くんがイケメンだった。彼のその後が知りたかった…。
犬塚はイジられキャラという設定でしたが、イジられてるというより、普通に喋りかけてくるのをひねくれた目で見ていて、タイトルにもなっている「俺は性格が悪い」というのを言ったり思ったりしてる、割とどこにでもいる普通の子でした。
もっと嫌な性格でも良かったかな~と思わなくもなかったw
「5コマ(話)目」は、3コマ目から登場し、メインカップルを意図せず引っ掻き回した犬塚の幼馴染・哲平とその義父・達樹さんの恋人未満のお話。
哲平は出会った時から達樹さんのことが好きなんだけど、達樹さんは全く気付かず。
達樹さんは哲平のことを息子としてしか見てない気がするんだけど、どうなんだろう。
哲平の今後の奮闘に期待です。
「6~8コマ目」は、見た目ヤンキーの川崎(3年)×犬塚や森田と親交のある大学院生・古賀先輩の恋人になるまでのお話。
正直、これが一番良かったです。
外見は怖そうなのに妹思いで世話焼きな川崎に萌え。
同級生の塩田(男)に振られて恋愛に臆病になってる古賀先輩を、口が悪くてぶっきらぼうだけど大事にしてる感じがキュンとしました。
「だれでもいいみたいなのは嫌だ」と言った古賀先輩に対しての、「だれでもいいってなるくらいまでさっさと弱れ。そしたら俺でいいだろ」という川崎の言葉が、新たな萌えの扉を開いた気がしたw
1話目で飄々として見えた古賀先輩も、川崎を意識して真っ赤になったり、エッチのタイミングをそわそわして待ってたりして可愛かった。
川崎の妹・千里子(中学生)や古賀先輩の友人・名取(女)もそれぞれいいキャラで良かったし、古賀先輩を「キモっ」と言って振った塩田も結局憎めなくて切ないキャラでした。
カバー下の「川崎家の人々」での、川崎父の「ならいいや、」は笑いましたw
全編に渡りエロはほぼなかったですが、各話の時間軸がうまく重なってたり、日常のほのぼの感とかセリフのやり取りが面白かったり切なかったりで、各々のキャラクターが活かされた作品でした。
川崎×古賀がメインだったら「神」だったかもしれないけど、総合的に平均してこの評価です。
川崎×古賀はぜひ続き(のエロ)を描いて欲しいです!
四宮しのさん渾身の最新作は
同じ大学に通う男の子たち2組+αの恋物語を中心に収録されています。
○森田くんと犬ちゃん
このCP、大好きです!
犬ちゃん(受け)のいじられキャラ故のひねくれ具合は微笑ましいし
そんな犬ちゃん一筋のゲイ・森田くん(攻め)の
他人に対する牽制もすごく可愛いです。
きっかけは犬ちゃんの体の変化、ホルモンバランスによって
胸が一時的に膨らんだという面白い設定からはじまります。
森田くんは元々犬ちゃんのことが好きで、
膨らんだ胸を触らせてもらった上にキスまでして
あれよあれよという間に恋人同士になります。
経緯は若干スピーディーでしたが、それでも犬ちゃんにとって
昔から他人にされてきた『誰でもいいから絡む』のではなく、
『犬ちゃんがいい』とオンリーワンの想いを持つ森田くんに
好意を抱くのは自然で、素敵な流れだと思うし
回を増すごとに気持ちを深め合っていく所も良かったです。
○森田くんと犬ちゃん+テッペーくん
昔犬ちゃんのお隣に住んでいたテッペ―くんや
女友達・高村さんへの嫉妬を露わにする森田くんに
隠し事はしていないとイライラする犬ちゃんですが、いざ
『離れた方が楽』と森田くんに言われると、自分からキスをしたり
泣きながら『一緒にいたい』と伝える犬ちゃん...可愛い!
私的萌えポイントを突かれ、きゅんきゅん!しました。
テッペーくんと義理のお父さんの家族以上恋未満の関係も
ほっこり楽しめました。
○川崎くんと古賀先輩
このCPもすごく良いです!
ストーリーは、こちらが一番魅力的でした。
酔っ払って介抱されたことがきっかけで
川崎くん(攻め)とその妹・チリコちゃんと親しくなった
ゲイで大学院生の古賀先輩(受け)。
以前傷つけられた古賀先輩の恋心の仇討のため
相手を迎撃しようとするチリコちゃんは最高に良い子だし
(彼女目線のモノローグ、すごく良かったな)、
花に触れるように、古賀先輩の頭を優しく撫でたり
見守ったりする川崎くんがまたすごく素敵で...
川崎くんに大切にされることが嬉しい、
他人のものになってほしくないと実感した古賀先輩の気持ちの変化が
ごく自然に描かれていて、引き込まれました。
時々顔を出す森田くんと犬ちゃんもイイ(カップル)味出てました!
脇を含むキャラクターの魅力が全開で、
台詞回し、時折挿まれるコミカルなコマもわたし好み。
本編からカバー下まで余すところなく堪能でき、
お気に入りの一冊となりました!
心惹かれるタイトル。「性格が悪い」って公言するくらいだから…今流行りのクズ男かな?ゲス男かな?と覚悟して臨みましたが、そうではなく…!
誰もが持っている心の弱さや、恋をすると誰しもが持ってしまう卑屈さが日常の中に切り出されていました。本当にありふれた大学生活が描写されているため、共感が湧き、好感も持てて楽しく読めます。
表題作は「俺は性格が悪い」と自分で認めちゃうネガティブな受けと、そんな彼が大好きで面倒くさい攻め。
「お互い性格悪いからまあ仕方ないよね!」って言い合える明け透けな関係性が可愛かったです。
胸が出てきちゃった…な辺りもっと詳しく見たかったですが趣旨変わってしまうか…。
お気に入りは先輩・古賀と後輩の川崎の話。友人にホモだとバレた惨めさに酒に溺れ胃を壊す大学生。酒に溺れる辺りがとても生々しく…。
居そう!古賀みたいな大学生、本当に居そう……!
そして寂しがりで手間のかかる古賀の世話を焼く川崎(見た目ヤンキー)の甲斐甲斐しさと一途さにキュンとしました。ダメダメな古賀を身も心も世話できるのは川崎だけだなと思えるお似合いカップル。
妹ちゃんや女友達もイイキャラ。
そして脇役ポジションですが、義父に密かに片想いし続けるテッペー君もいじらしく…
どの登場人物もとても身近に感じられ、親近感が湧く日常BLでした。
短編形式で12コマ入っているので読みごたえも抜群!表紙裏、家族公認になれてめでたし、めでたし。
お話はとてもほんわかしてかわいらしいのです。
性格が悪いと言ってはいるけど、ウブでかわいくて、人間らしい犬ちゃんと、犬ちゃんが大好きで、こっちの方が計算高いよねっていう森田のカップルです。
おっぱいが出てきて、と悩む犬ちゃんに、土下座をして触らせてもらう森田。もうこの辺りから森田にいいようにされてしまう犬ちゃんでした。
オタクで真面目かと思いきや、メガネを外すとイケメンでモテちゃう森田。でも犬ちゃんにメロメロなのでした。
あとは、先輩の古賀さんと川崎さんのカップルや、当て馬くんが実はおじさんが好きだったりと、脇の人たちも色々あり。
第12話までと、課外活動のHな番外編が入って200ページ超。いずれも悪い人はいなくて、ほわっとした雰囲気がいいです。
川崎が古賀先輩のことを叩いたりするのがちょっと乱暴すぎだろ〜とはなるんだけれど、口調荒く凄く大切にしてる様子が(付き合ってるてこと?)てなってたところにまだだったの…か?てなったりして、川崎の待てるのに感心する
ちりこちゃんの潮干狩り計画といい、川崎兄妹なんか優しくて好き
見てたら解っちゃうんだもんね塩田の様子もね
ところで、犬ちゃんのおっぱいの件はなんだったのよ
てか、おっぱいが出てきて医者に診せた話をするって友達としての森田への信頼すごかったな
好きなものばっかり食べてたらダメだよってのは偏執的な犬ちゃんへの恋を見透かされてたってこと?
古賀のその見透かす感じ、もっと見たかったな
てっぺいくんの養父への気持ちは出会いが小さいとき過ぎてちょっとわからなかった
表紙買いです。
あと性格悪い子好きなので。
最初は昭和な雰囲気を感じさせる絵柄に慣れませんでしたが、段々と味が出てきて気にならなくなりました。
メインが腹黒?眼鏡攻め(ゲイ)×捻くれ鈍感受けで、世話焼き見た目ヤンキー後輩攻め×失恋したと思って酒に溺れる先輩受け(ゲイ)、カップルにはなってませんが義父が好きな元気な男の子の3組のお話でした。
捻くれた受けの鈍感さ加減とか、性格悪っ!って発言が可愛くていちいちツボでした。あと口元のホクロも。
周りが構いたくなるのとか攻めが夢中なのも納得です。
ところどころ設定というか描写の齟齬に違和感を感じるところもありましたが、男の子らしい友情の延長を楽しめるような作品でした。
完全に表紙、背表紙のすごろく買いしました。
すごく細くて隙間が少なくて人物が小さく多く描かれているので1ページ1ページが詰まっていて、読んでる感があり、もともと読むのは遅いのですが時間がかかりました
雰囲気もそんなに甘さはなく(女性向け描写はあります)、一般の青年誌を読んでるみたいで、女の子が割と多めに出てくるのですが全然邪魔でなく心地よかったです。
話の内容とかではなく浅はかな個人的な見解なのですが、所々ハヤカワノジコさんに似てるテイストがあるなあと思いました。
一冊まるごとのお話なのですが二組いて、わたしはメインではない川崎と古賀のお話が好きです
「だれでもいいってなるくらいまでさっさと弱れ そしたら俺でいいだろ」
この言葉はきゅんときました。
ほわっとゆるめだけど話はしっかり
性格が悪い嫌な人はべつに出てきません、みんないい人です
『俺は性格が悪い。』 !是非!
モノローグの毒づきが酷い、性格の悪さは犬塚。
これはモノローグでズバッと言ってくれるから分かりやすい。
後半はもう、カワイイと思えるくらい。
卑屈で暗い性格だからか。
でも基本は寂しがり屋だからなのか?
このあとデテクル性格の悪い人たちのせいなのか(笑)。
そんな犬塚を表向き爽やかに優しく一緒にいるのが森田。
まずは一癖二癖あります。
もう独占欲が半端ない。
でもそれは表に出さない。
マワタノヨウニ包んで包んで逃がさないタイプ。
そんな二人の回りの人たちもただの人たちの訳がない。
幼馴染みに、先輩に。
とりまく人たちもある意味、
いい性格してます。
でも女子は可愛かった。
川崎先輩の妹とか、古賀の友人とか。
硬派な川崎先輩が格好よかった。
両思いなのに誤解して身を引いちゃうとか。
本気でおこってくれるとか。
古賀に密かに恋してたとか。
卑屈になりながら感情ぐるぐるになりながら恋するお話でした。
最強に底が知れずに性格悪かったのは、
もしかして森田兄かな?