GUSH 2015年5月号(雑誌著者等複数)

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GUSH 2015年5月号(雑誌著者等複数)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
発売日
価格
ISBN

あらすじ

2015年春☆GUSH&GUSHコミックス連動フェア開催!!
12カ月連続ピンナップカレンダー企画第5弾!!
【表紙】高永ひなこ「恋する暴君」
大和名瀬 サガミワカ 嘉島ちあき
緒川千世 葛井美鳥 楢崎ねねこ
黒岩チハヤ タクミユウ 伊東七つ生
桂小町 大島かもめ 浅井西 他 
エッセイ:梶本潤、藤本ハルキ
全プレペーパー/高永ひなこ

表題作GUSH 2015年5月号(雑誌著者等複数)

その他の収録作品

  • 高永ひなこ「恋する暴君」
  • 大和名瀬「となりにケダモノ」
  • サガミワカ「くちづけは嘘の味」
  • 嘉島ちあき「いびつな恋のシーソーゲーム」
  • 緒川千世「終らない不幸についての話」
  • 葛井美鳥「四号×警備-ナイン・ライブズ-」
  • 楢崎ねねこ「花婿にはなりません」
  • 黒岩チハヤ「ましたの腐男子くん」
  • タクミユウ「そしてダメになる」
  • 伊東七つ生「すずろ古書譚」
  • 桂小町「男の子のことは何も知らない」
  • 大島かもめ「恋ときどき、焼きサバ定食」
  • 浅井西「花よりもなお」
  • 式夏緒「最終電車」
  • 梶本潤「修羅! 晩ゴハン」
  • 藤本ハルキ「写真一枚いいですか?」

レビュー投稿数2

ベテランの作品も新人さんの作品も良かった

大和名瀬先生
『となりにケダモノ』THE ENDです。
やっと結ばれた、幼馴染のシンとカナト。
そんな時にシンに大阪転勤の話が・・・
シンはせっかくこれからというときにカナトと離れたくないと思うが
カナトの気持ちは微妙に違っていて・・
20年も一緒に過ごしていると一緒にいるのが当たり前で
5年くらい離れていても、20年を考えればあっという間だというカナト。
「おまえの5年間もらえると思わなかった」この台詞いいです。
そう5年待っていると言ってるのと同じなんだけど
カナトはにぶいから無意識なんですね。
無自覚にシンを煽る様な事を平気で言うカナト。
その日やっとシンとカナトは本当に結ばれました(祝挿入)。
カナトはほぼ意識無かったようですが・・・(ほとんど気絶状態)
いろいろあったけど、ホントに良かった。
結局大阪転勤は断り、シンは家を出て1人暮らしを始め
空良も恋人と新居に引っ越し。
カナトもにぶいけど空良も相当にぶいようで・・
カナトとシンのことまったくわかってないみたい。
でも、空良はそれでいいんだね。
4人ともみんなお幸せに♪
とりあえずは最終回でしたが、なんだかまたいつか続きを描いてくれそうな
そんな終わり方でした。
夏にコミック発売のようですが、大量の描き下ろし期待しています。

高永ひなこ先生
『恋する暴君』
地元でお世話になっていた人の結婚披露宴二次会に行くことになり
一緒に旅行がてら九州に行くことを先輩に了承させた森永くん。
結婚式の二次会には森永くんだけが行く予定でしたが
どうしても知り合いに先輩を紹介したいとせがまれて
しぶしぶながらも、森永くんの頼みを聞いてあげる先輩。
こういうところが以前よりも少しづつ、柔らかくなってるんですよね先輩。
前だったら、ぶん殴ってでも阻止して行かなかったと思うけど
森永のこと大事に想ってるからこそ、ずいぶん歩み寄ってくれるようになりました。
ところが二次会に行ってみると、みんな男?
新郎新婦・・?ていうのこれ?新郎×2??
驚いた先輩は挨拶だけして半分怒って店を出てしまいますが
先輩を紹介できた森永くんは本当に幸せそうで
昔の辛い時代の森永くんを知っている本日の主役バーのマスターは
本当に好きな人ができてまた人を愛することができるようになった森永くんに
心からのおめでとうを贈ってくれました。
先輩のことを話す森永くん、本当に嬉しそうで幸せそうでした。
「大好きで一緒に暮らしてる人・・・」
そういう紹介ができる人ができたこと、マスターもすごく喜んでくれてました。
なんだかんだ言っても、森永くんの心配ばかりしている先輩。
口では厳しいことを言ってるけど、だれよりも森永くんのことを想って
誰よりも森永くんの幸せを願ってる先輩。
せっかく地元に帰って来たのに、親に連絡を取ろうともしない森永に
あれこれ言う先輩と、言い争いになってしまった森永。
一瞬悲しそうな表情になった先輩を見てハッとする森永くんだけど
先輩はベッドに入って背中を向けてしまい・・・
森永くんも先輩の気持ちは痛いほどわかっているんだろうな
だけど、長年の親との確執はそう簡単にいくものではなくて
いくら先輩の言うことでもこればかりは・・・という感じでした。
次回、どうなっちゃうのかなぁ・・
せっかくの旅行このまま喧嘩で終わっちゃうなんて、やだやだぁ~
やっとのことで一緒の部屋で寝られるんだから
やっぱりここはビシッとやりたいでしょう。
なんて勝手に次回を想像しつつ、何があってもこの二人の絆は
そう簡単に壊れるはずはないと確信している私です。

その他、嘉島ちあき先生、緒川千世先生、サガミワカ先生、樽崎ねねこ先生
他多数の先生方の連載。
今回は式夏緒先生のデビュー作品『最終電車』
読みきりでしたが、さらっと読める作品でした。
終電を逃してしまった二人のリーマンが、ただ一晩を同じ部屋で過ごし
次の日一緒に朝食を食べて別れただけなのに
何とも言えないこのドキドキ感はなんでしょう。
お互いにまた会いたいと強く願ってしまう、見えない力で引き寄せあう二人。
最初の出逢いから、何日も経って「会いたい」と言う気持ちを
はっきり自覚する二人。
エロシーンは一切ないのに、二人の気持ちがわき出て見えるような作品でした。

4

「終わらない不幸についての話」

終わりました。
っていうか、1月号の続きの後編が掲載されました。
今月号の購入理由は、全サの応募用紙とこの作品が掲載されるから。
烏童兄がほんとにかわいくてかわいそうな人でなしで、
この泣きぼくろといい、タレ目といい、
清竹みたいなストレートなノーマルに呉れてやるのが実に惜しい。
でも清竹みたいな男は、ゆっくり着実に近づいて、めんどくさい烏童兄を確実にとらえて、烏童兄がいつか訪れるかもしれない不幸におびえる日々が未来永劫続いてあげるといいな。
というわけで、「終わらない不幸についての話」早くコミック化されないかしら。
っていうようなことは、編集部に直に言わないと、ですよね。

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