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恋愛アレルギー男子×強面方言男子の胸キュンラブストーリー。
okubyoumono ni i love you
人が人を好きになること、
好きになって、深く関わることは、ちゃんと真面目に考えちゃったら、それは、怖くなって、臆病になっちゃうのは当然。
でも、本当にその人を好きで、もっと一緒にいたいと思うなら、
勇気を持って、もう一歩
踏み出してみよう。
コミックス一冊をまるまるたっぷり使って、いろいろ悩みながらも、恋に踏み出す、若い二人。
年齢設定が絶妙。
高校生じゃ子ども過ぎ。
社会人ならこんな色恋に悩むほどヒマじゃない。
経験値的にも、大学デビューって設定がすごく自然。
過不足なくよかったです。
見た目はやんちゃなヤンキー受けなのですが、この子が非常にかわいいです。最初は攻めも受けもかわいくてどっちが受け??という感じなんですけど、この主人公が単純に攻めだったらここまで好き!って思わなかったかも。
主人公の勝吾は田舎から上京してきて、都会に慣れず方言も丸出しで寂しがり。外見が怖いからか友達もできず…そんなとき優しくしてくれたカフェの店員、ヒナに一目ぼれしてヒナに会いたくてお店に通います。
一目ぼれと言っても恋愛でなく「都会の中のオアシス」という感じです。
なんとかヒナと友人になったものの、彼は人から好意を向けられのが苦手な恋愛アレルギー、おまけに接触恐怖症という厄介な体質をしています。
勝吾が本当にかわいくてかわいくて、初めて出来た友達に全力で一生懸命で、ヒナを守ろうとするところや、ヒナの幼なじみに嫉妬してもっと近づきたいと押せ押せでいくけど拒否されボロボロ泣くところなどかわいくて可哀想できゅんとしました。
感情に素直で大泣き出来るキャラが大好きです。
ヒナは見た目はさわやかイケメンなのにトラウマを負ったキャラ。
でもこの恋愛アレルギーや接触恐怖症の原因がそこまでのものともあんまり思えず、どうしてこんな厄介な体質になったのか、まわりから腫れ物のように扱われているのか、ちょっとしっくりこなかったです。
そんなヒナを次第に好きになっていくものの恋愛としての「好き」は伝えられない。
「恋愛の好き」を伝えた瞬間ヒナに拒否されるとわかっているから、ずっと友達でいなきゃという思いを抱え、叶わない恋だと落ち込む様子はせつなかった。
この、好きな人が恋愛アレルギーだというジレンマは良くできていると思いました。
でもヒナのこのアレルギーのオチがあっさりしすぎていたのでちょっと物足りない気もします。最初が丁寧だっただけに、最後が急スピード。
もっとヒナの葛藤や、「恋愛アレルギーの人と恋ができるか」というところに重点を置いて欲しかったです。
あまりにもあっさりヒナが「勝吾なら大丈夫」という感じで受け入れてくれたので拍子抜けしました。
ヒナの2人の幼なじみもある意味主役の2人より個性的なのにちょっと色々説明不足というか、この2人は今後どうにかなるのかな?
素敵な脇キャラだっただけに消化不良なのが勿体無い気がしました。
でもやはりよかったのは、かわいいくさわやかなイケメン攻めとヤンキー系のやんちゃ受けという、反対でもいけるんじゃないかなというベッドシーン。こういうの大好きです。ちょっと駆け足な気もしましたが、きゅんとしっぱなしのお話でした。
「あなたにとって一番大事なものは?」系の心理テストで、常に「プライド」という結果になる方にお伺いします。
「好き」という感情を自覚してからの、登場人物の態度に照れませんか?
照れるというか、恥ずかしい。
弱味を見せたら死ぬと潜在的に思っているからなのか、何なのか。
そんなわけですごく照れます、こちら。
大学進学で上京したものの、なかなか友達ができない勝吾。
そんなとき、同性でも憧れる外見と人当たりの良さを持つカフェの店員さんに出会って…。
憧れはいつしか…、という話です。
でもそんなに単純な流れではなくて、寂しい勝吾の癒しとなった店員さんにも悩みはあって、告白されたり、自分に好意を向けられると蕁麻疹が出てしまう体質なんですね。
そのせいでヒナはひとと距離を置いて、事情を知っている幼馴染みの2人組に守られるように生きてきた子。
深い事情を知らない勝吾は、自分の気持ちが友人としてのものなのか、それとも…というところでモヤモヤ。
このモヤモヤが晴れた辺りから照れまくります。意識しているのが恥ずかしい。ちょっとしたことで赤面されると、こっちまで照れます。
そんな芽生えたての感情の恥じらい部分について回るヒナのトラウマへの思いも切ない。
好きだと思ったからって、素直にその気持ちをぶつけられないのは同性同士だから当然と言えば当然ですが、それ以前に相手はアレルギー持ち。
しかも勝吾にとってヒナは東京で初めて出来た友人という、大きな役割も担っているわけで、気持ちを伝えた時点で何もかも失ってしまうのは明らかなわけで…。
切ないです。もどかしい。
ヒナの幼馴染みも絡みつつ、ヒナ自身の葛藤や気付きもありつつ、CP成立となりますが、ここからの勝吾の懐の深さが見ものです。
再読なのに、攻め受け逆で記憶していたせいで、改めて驚けました。
「どっちでもいい」って言えるの、すごくないですか?
痛いのは嫌、でも相手が痛いのはもっと嫌という受けもすごいなと思うけど、「どっちでもいい」というのも、それだけ相手を好きな気持ちが伝わってくる台詞だと思うのです。
そんなわけでヤンキーくんの恋心に照れ、切なさともどかしさにぐぬぬとなりつつ、最後はヤンキーくんの懐の深さに感動する。
そんな作品、いかがですか?
ちなみにこのヤンキーくん、不良ドラマを見て感化されたヤンキーという可愛いエピソード付きです。
ちょっとズレてて、何だか可愛くて、でもいざとなると肝が据わっている、そんなヤンキーがお好きな方はぜひ。
あまり期待していなかったのですが、絵柄も可愛くて好みでした。
受と攻が身長同じくらいなので、ちょっと百合カプっぽくもあるかな。
ヤンキー受ですけど、男前度からいったら受の方が上そうですし。まあ実際受の方が頑丈な方が良いですよね。
攻は恋愛アレルギーという難儀な病気を抱えていたので、すっごいもてるのに奇跡の童貞。
もうこれだけで満足です!
余裕のない攻の絡みは最高ですよ……。攻のお初はやはり受であって欲しいものです。
表題作丸っと1作品だったのも良かったです。これで短編集だったら物足りなかったな。
佐倉リコさん、初読みです~
1冊丸ごと1CPのお話でなかなか読み応えがあり、
キャラは皆イケメンで可愛いです。
福岡から大学進学で上京してきた受け(表紙右)は、
眼つきが悪いせいで、なかなか友達ができず馴染めない。
そんな時に、
フラリと入ったカフェの店員(攻め・表紙左)の笑顔と優しさに癒され、
そのカフェに通うようになり、絡まれているのを偶然助けたりもして、
ふたりはすっかり仲良しに。
イケメンで愛想がよくて優しい笑顔の攻め、
モテるのに彼女がいないのは、恋愛アレルギーという体質だと知る。
人からの好意を意識すると、蕁麻疹が出て気分が悪くなってしまう。
友達としての好きは大丈夫だけど、恋愛になるとダメ、
それでも受けは徐々に惹かれていって…
最初は、柔らかい雰囲気のイケメン攻めと、
眼つきが悪いけどちょっと天然で前向きな受けで、
ちゃんと個性があったのに、
受けが恋心を抱いて悩みだすと弱気になって、
それを見て攻めも悩んで…で、
だんだんふたりが似てきて、ふたり共が臆病者になってる感じで、
最終的には百合っぽいCPに…。
おまけに、
攻めの友人たちも見分けはつくけど、これまたイケメンふたり。
なんだか、どれもみんなあんまり個性の差を感じなくて、
だからか、せっかく長いお話なのに愛着を持ちづらくて、残念な気分。
恋愛アレルギーも、意外とあっさりクリアできるし、
最初は面白かったんだけど、
進むに連れて話に引き込む波が足りない印象でした。
受けが方言で話すのとか、
柔らい雰囲気のイケメン同士が照れながらイチャイチャする様子は、
とても微笑ましかったんですけどね。
雀影
セルフツッコミ
にしても、このキャラクターって、生もの系二次っぽい。
ちょっと探った位じゃ引っかからないって事は、逆に家の中の薄い本を捜索すると結構持っていたりするかもしそう。