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otoko no propose
同性同士の結婚というのは、なかなか問題が山積みで
そう簡単にはできないことだし
せめて物語の中だけでも、幸せになってくれるCPがいるのは
読んでいてこちらも幸せな気持ちになれます。
長年付き合ってきて同棲している恋人に
「結婚しよう」と切り出そうと決意するも
なかなかうまく話し出せなくて、やきもきする気持ち。
お互いに大切で必要とする相手なのに
やっぱり世間的には、隠さなければ何かと面倒な関係。
自分達の気持ちだけでは片付かない、同性婚て何かと厄介で。
だけどこの2人、考えて考えてやっぱり結婚と言う選択をします。
それが自分たちにとって一番いい形だと思うから。
今回のお話は本人同士だけでお互いの親や兄弟、職場といった問題は
大きく取り上げられなかったから、当人同士の気持ちだけで
お話は進んで割とすんなりなハッピーエンドでした。
今まで同棲してきた二人だから、結婚したからといって
何が大きく変わる・・・ということはないけど
そんな環境の中で2人が新婚気分を味わおうと一緒にお風呂に入ったり
裸エプロンでキッチンに立ったりするのは初々しくてなかなか可愛かったです。
Hシーンも多くエロ多めなのに、肝心なところは見えないのがもどかしい。
せっかく愛し合ってる二人の熱いSEXもセリフは甘いのに
ちょっと物足りなさが残りました。
他の方も書かれているように、特にフェラは・・・
仕方ないのは理解できますが、やっぱり残念かな。
2CPのお話が入っています。
■表題作「男のプロポーズ」3話+描き下ろし
10年付き合って同棲もしてるふたりが、
プロポーズ→→難→→結婚式→ラブラブ新婚生活♡というお話です。
表紙左・攻め:受けにべた惚れ、見ためワイルド系の好青年
受けを前にすると若干ヘタレるのが可愛い
表紙右・受け:現実主義で、なかなか笑顔を見せないクール美人
30歳目前、攻めが付き合って10年目のクリスマスに指輪を贈るも、
受けはあまり嬉しそうじゃなく、プロポーズをしても断られる。
攻めのことが好きなのに、そんな態度をとる気持ちとは…
でも、同窓会に出席してその受けに変化が生まれて…
■「狩られる男」前後編の2話
攻め:会社の後輩、肉食系に見えるイケメンながら、
寡黙で実は性には奥手
受け:会社の先輩、メガネで小柄で見ためは草食系、
だけど実はエッチ大好き! その本性は秘密にしてる
受けが酔っぱらって、片想いしていた先輩に似てると攻めを誘って、
エッチをするようになって以来、セフレのような関係のふたり。
受けは本性を隠してて、攻めが寝ている間にパンツの匂いを嗅いだり、
むしゃぶりフェラをしたり~~w
そんなんでも仲良くやっていたのに、
受けが昔片想いしていた、攻めに似ている先輩が現れて……
お話はどちらも楽しく読めて、
いつもよりマンネリ色も薄いように感じました。
ただ、
この本はリブレなので、ナニの修正はガッツリ白抜き。
その修正を白バックでやられて、真っ白で何に見えない…とか、
大きめのカットで攻めの巨根をフェラ~なんてシーンは、
もうエロさじゃなくて、間抜けな感じの絵にしか見えなくて、
そういうカットがこの本は結構多くて、とても残念でした…(/_;)
18禁アンソロに載せた物をコミック掲載にした場合は、
修正の入り方が違うので仕方ないかもですが、
普通の雑誌に載るものは、
修正をもっと意識して真っ白を多用させないように描いてほしい…
そう強く思いつつ読み終えた1冊でした。
藤崎こうさんといえば私の中で「千春」ってイメージなので
そのキャラ以上の何かがないと物足りなくなってきてるんですよね。
なので10年越しのプロポーズって萌なはずなのに
キャラの押しが物足りなくて終了しちゃった。
でもこの本にはもう1本別のストーリーが収録されてたので
そちらで少し笑わせていただけました。
寝てると思い込んでる攻のペニスにフェラしてるのですが
心の声がたまにセリフになっててエロ可愛い受。
普段はその性癖を隠してるみたいだけど
攻めにはバレてて、それがバレテないと思ってるところも可愛い。
やはり何かクセのあるキャラが登場しないとね。
それだけ千春というキャラが大きくなり過ぎた。
今作が既に描かれた作品の続編ならば、まだ盛り上がり所もあったかもしれませんが、顔と体だけで何かしらのトラウマもなく進展のない会話。
真里の根暗さに陸の真面目さがしっくりと噛み合わず、内容的にはもっとコメディーよりなほうがメリハリがついて楽しめたような気もします。
同時収録の「狩られる男」
敬語で話す2人に良い意味で先が見えにくく、ちょっぴり変態チックなおイタな行動など新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
途中で属性が豹変しなかった分多少物足りなくも感じますが。
こういう下を向きがちな2人の関係が、徐々に転じていく様をしっとりと読み込んでみるのもいいかも。
なんて思ってみました。
自作の台詞の使いまわしはニュアンスを変えてよくよくあることなのでそれほど気にしなくなりましたが、今回はあれもこれもと多さが気になりました。
藤崎中毒者として台詞が軽く感じるようになってしまってもったいないなと思うばかり。
しっとりとしたいい男たちの情事ばかりが目立ち始めてかなり経ちますが、久しぶりに「ニカッ」と笑う色気とは無縁な笑顔を見たくなりました。
表題作シリーズとその描き下ろし作品、同時収録に前後編のリーマンの先輩後輩モノが収録されています。
結婚モノはロマンチックな感じがするので好きなのですが、予想していたものとちょっと違って良かったです。
高校生から付き合って10年、同棲もしているカップル。
最初、受け様が戸惑っている理由にしっくりこなくて感情移入が難しかったのですが、「男の新婚生活」で新婚ホヤホヤ体験をしたい!という攻め様の願望に応える受け様は可愛かったです。
同時収録作品は表題作よりコミカルで、受け様がHの時でさえ丁寧語でちょっと変わった言葉遣いなのですが、攻め様が寝ていると思って一人で呟いているのが可笑し可愛くて思わず笑いが漏れました。
最近藤崎さんの古い作品から読み進めているのですが、この作品で残念だったのは修正部分が全白抜きだったこと。
時代によって修正のされ方が違ってきているのですが、今回のはカットによっては状況が分からなくなってしまっているのもあり、パッと見ただけでは???と思った箇所も数カ所ありました。
私にとって良かったのは、2つのストーリーとも攻め様が顔が非常に好みだったこと。今まで読んできた藤崎さん作品の中では一番好みです。
少し顔の線が細くなってきているような気がします。
交際10年目の節目として、交際相手にプロポーズする男性同士のカップルのお話です。
攻めの陸は、受けの真里に結婚のプロポーズを計画している。
何度目かの勇気でプロポーズするも、あっさり断られてガックリしてしまい…。
なかなか素直になれない真里なので、簡単にプロポーズを受け入れられない。
でも、誰にも取られたくない、ずっと一緒にいたいと思い直し、逆プロポーズを実行!
式を挙げられる教会までリサーチし、2人を知る友人にも祝福され晴れて夫婦?に。
この時、陸が夫・真里帰り妻…という言い回しで式を挙げていた。
それでいいの?と思いました。
どっちがどっちとかないですよね?
対等であるべきではないのかな?と少し寂しい気持ちになりました…。
同時収録作の方が好きでしたが、内容の割に少し切なさが足りなかったかなぁ…と思いました。