ココナッツ
hope is you
こちらのシリーズは、他の方が書かれた青城小説のコミカライズ。
ただしこの#0に関しては、一ノ瀬さんが前置きとして描かれた本です。
原作が追いついてない方のために下げます。
原作での結果をお知りになりたくない方はご注意!
一ノ瀬さんがあとがきに書かれているように、リアルタイムで原作を読まれていた青城組の方々には本当に辛い現実であった(もちろんまとめて読んだわたしにもですが)と思うのですが、このお話は希望にあふれた彼らが描かれております。
青城が全国へ行くという。
#0ではスタートが高一。
一人一年でレギュラー入りしている及川の現状。
そしてレギュラーになれない岩泉が陸上部へと誘われることを軸に、いかに二人がバレーが好きで、そのバレーは一人では出来ないということの自覚が岩泉視点で表現されています。
岩泉は才能というものは及川へは遠く及ばず、そして高校生活だけでなくその後の未来像もバレーでは描けない力量であるわけです。
ただそれでも、自分はバレー推薦で青城へ進んだということを誇りに今後も戦い続ける覚悟を決める岩泉は格好良かった。
それでこそ岩ちゃんだ!