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100manenbun no annakoto
2015年以降、続きが出ないので、これはショートストーリーで完結している作品だと思われ。
一応、短いながら物語のオチも付いてはいます。
が、「1」って、巻数を振ってるんですよねぇ〜。打ち切られたのか、何なのか。
ちょっと気になるところではあります。
割と最近読んだ中ではありがちなシチュエーション。
日常の飲み会代など、お金に困っている大学生・陣内は、「いいバイトがある。」と、富田に誘われる。
地味で、いつも教授のお手伝いをする様な真面目な陣内は、月給100万円支払うから富田に恋人ごっこをして欲しいと言う。
富田はずっと陣内のことを好きだったと告白して、「その思い出だけで生きてくよ。」などと
重いことを言うが、キスもセックスもしなくていいと言う。
そこまで望んでいない、と。
それなら楽だと思い、引き受ける陣内。
二人でテーマパークへ行ったり、買い物したり。ご飯を食べたり。
富田は、手すら握ってこない。
これで 恋人って言えるのかな? いつのまにか、富田の事ばかり考えてしまう陣内。
なにせショートストーリーなので、あっという間に陣内は恋に落ちます。
当て馬とか欲しかったな。
あと、攻め受け逆だと思って読んでました。
重いことを言う富田の控えめな感じを可愛く思えて抱きたくなるのかと…。
だって、陣内はノンケっぽいんですもん。だから富田の申し出に驚いたのかと。
まさか、アッサリ抱かれてしまうとは⁈
富田が陣内をいつから好きだったのか? とか。
デートでのエピソードを膨らませて、藤峰式先生らしく、ハッピー・テンションに仕上げて欲しかったなぁ、と諸々心残りな作品でした。