銀の風 遠い刻 -小田切ほたる短編集-

gin no kaze tooi toki

銀の風 遠い刻 -小田切ほたる短編集-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
小田切ほたる 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
冬水社
レーベル
いち好き・コミックス
発売日
価格
ISBN
9784887410664

あらすじ

鬼の伝説が残る大正・月森村。村の若き医師・藤緒はある日美しい鬼・飄紀と出会う。八百年の間、かつて愛した姫君との再会を待っていた飄紀は、藤緒がかの姫君の生まれ変わりだと言うが…。期待の新鋭・小田切ほたるの大正伝記ロマン。(裏表紙より)

表題作銀の風 遠い刻 -小田切ほたる短編集-

飄紀,鬼
時坂藤緒,月森村の若い医師

同時収録作品愛しの協奏曲(カプリチオ)

国東,優秀な高校生
木名瀬,高校の音楽教師

同時収録作品少し愛して 永く愛して

徳川芳紀,時枝の新しい担当編集者,25才
時枝流,小説家,26才

同時収録作品青春の赤信号

雨宮八尋,高校2年生,弓道部
一竹弥澄,高校2年生,サッカー部

その他の収録作品

  • 銀の風 遠い刻ー月の神話ー

レビュー投稿数1

美しい鬼

1995~1996年に雑誌に掲載された作品集です。
全部で4つの作品と表題作の描き下ろし漫画が収録されています。
小田切さんの作品解説によると『青春の赤信号』はデビュー作だそうです。
流石に絵柄に懐かしいものを感じますが、綺麗です。ストーリーも正に学生、青春モノ!、小田切さんらしいほのぼの感もあって良かったです。

さて表題作ですが、舞台は大正時代でファンタジー物。
表紙は主人公の一人、飄紀(ひょうき)ですが、実は鬼なのです。
村人からも鬼は恐れられているのですが、この鬼は実に美しいです。
そして儚げ。とても恐ろしい鬼とは思えない想いを秘めているのですが、それが切ないのです。
小田切さんの美しい絵とストーリーがとてもマッチしているお話だと思いました。

他の3作品は高校や出版界を舞台にした短編です。
確かに男性同士の恋愛が描かれているのですが、ほんのりしているのでBL初心者の方にもお薦めです。

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