好かれたい触ってほしいセックスがしたい! 欲情が甘く痺れる、ダメ恋ボーイズラブ。

起きて最初にすることは

okite saisho ni surukoto wa

起床后的第一件事

起きて最初にすることは
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神130
  • 萌×263
  • 萌47
  • 中立31
  • しゅみじゃない17

--

レビュー数
34
得点
1074
評価数
288
平均
3.9 / 5
神率
45.1%
著者
志村貴子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784799725580

あらすじ

BLコミックス 「不憫BL」で人気を博した義兄弟のシリーズ連載が待望のコミックス化。

4年前、親同士の再婚で突然出来た2才下の弟・夏央(なつお)。
兄となった公崇(きみたか)は夏央に勉強を教えてあげると「兄ちゃん」と頼ってきてくれるようになり、そんな弟が可愛くて仕方ないしあわせな日々。
しかしある日、公崇は、自室に男を連れ込みHしてるところを夏央に見られてしまった!
嫌われた上にゲイだと学校で言いふらされ…不登校→退学→ニートの道の公崇。
それでも夏央が欲しくてたまらない。

好かれたい触ってほしいセックスがしたい! 欲情が甘く痺れる、ダメ恋ボーイズラブ。

表題作起きて最初にすることは

高校生
ニート引きこもり

その他の収録作品

  • 番外編:思い出
  • 番外編:晴れ 時々 にわか雨
  • 描き下ろし(後日譚)
  • リレー漫画:単行本「どうにかなる日々(みどり)」からの続き
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:ゴーストアパートメント(後日譚)

レビュー投稿数34

※ネタバレ注意

ネタバレしたくない方は読まないでくださいねっ

1話を読んだ時はまさに不憫だと思いましたが、後半の夏央の思いを知ってから印象は変わりました。

公崇の夏央に対する愛は絶対的なものです。夏央の公崇に対する態度や言動は突き放したものですが、性格がクソ悪い思いながらも公崇は夏央のことをかわいいかわいいと思っています。○○だけど好きでたまらないっていうのが私のツボでした(笑)*。٩(ˊᗜˋ*)و*。

夏央はすごく小悪魔みたいなやつですね。公崇の気持ちを知ってて突然後ろから抱きしめたり、風邪の時甘えたり、完全に受け入れはしないけど性の対象にされることに飄々としていたり(笑) うまく言えないんですが、暴言を吐きながらも行動や表情が完全には公崇を否定していない描写がいいなあと思いました。
公崇はとにかく可愛いです。全力で夏央を好きって言ってるようなものです(笑)
今夏央が一人でアレをしてるのではないかと察知すると走って夏央の部屋に見に行き、自分で見に来たくせにいざそれを目の前にすると顔を真っ赤にして手で口元をおおう(笑)見れたことに感動して涙ぐんでるし(笑) 性的なことに関しては、夏央に「嫌」と言われればしない理性は持ち合わせているけど、拒否されなければどこまでも推し進めていく強引さは萌えますね!
攻め→→→→→→→ ←受タイプが好きな人にはたまらないと思います。挿入まではしないで漫画が終わるのもBLではある意味斬新でいいと思いました。安易にやってるよりずっとエロい(笑)かと言って性描写がないはけではなくところどころあるのでご安心を(^^)←

夏央も読み進めていくうちに可愛いやつだなぁと印象が変わりました。
大学合格掲示板を二人で見に行った帰り、公崇が 家に帰る前にデートがしたい と言うと、いいよ と言い、手つなぐんだろデートは と手を差し出します( ^o^)
夏央も公崇もほんと私の萌えでした。志村貴子さん描いてくれてありがとうの一択です!たくさんBL読んできてるけど超お気に入りの一冊になりました。ぜひ読んでみてください(^○^)

15

もかもか

詩雪さんはじめまして!こちらこそコメントありがとうごさいます(^^)

そう言っていただけて嬉しいです。私も不憫BLだけ読んで迷いつつコミック買ったので最初、どんな悲惨なストーリーになるのかと(笑)
表紙裏の漫画もクスッとくるので本編読後読んでみてくださいね( ﹡ˆoˆ﹡ )

ただ、BLは両想いラブラブ甘々じゃないとハッピーエンドとは言えない!と言う方はどう感じるかわかりませんが。
わたしは究極のツンデレだと思ってます(笑)

つまり"かわいい"

これはもうどうしても、読んでおきたい作品でした。
実は『よみきりCitron 2014Autumn』までは気がつけば追っていた作品。『不憫BL』で読んだのが最初なので無意識のうちに不憫イメージが植えつけられていたようですが、実はものすごい展開なんじゃないだろうかと感じつつ気になっていたこともあり、ラストまで読めて本当幸せです。

作中「夏央はかわいい」という兄・公崇のモノローグが繰り返されるうち、こちらまで夏央がかわいくてしかたなくなってくるんですよね。その夏央は、視点によっては実はしっかりとした、なかなかいい男で。ずるくてやさしくて憎めない、かわいい。これは私だけかもしれませんが、夏央の複雑なツンデレ行動に終始キュンキュンしっぱなしでした。ずるいんだけど、兄に対してどこまでも素直なんですよね、きっと。その行動が変わっていく過程や変化のしかたも見どころだと思います。いっぽう兄のきみくんは、ずっとずっと、夏央に好かれたくてしかたない。この気持ちの強さといったらもう...呆れるほどのもの、といってよいのではないかしら。

表紙も素敵なのですが。
兄のつり目と弟のたれ目具合、中味は数倍かわいいと思っています。
私はこのふたり、ずっと見ていられる。

お互いカッコつけているわけではない、面白いほどに隙を見せるところも読んでいてワクワクします。あの時俺たちは家族になった、という回想が何度か出てくるのですが、家族である意味が特に大きい作品だと思います。

あーハマってしまった。
何故こんなにも繰り返し読みたくなるのか自分でもわからないぐらいです。何度も読んでいると、歯がゆいほどの"せつなハッピー"に泣けてさえきそう。あっぱれ!志村貴子、としかいえません。

10

二人のキモチが伝わってくる良作でした。(^^)

「これは神でしょ!」…と言えるほどのガツン!と来る程のインパクトはないのですが、やっぱり神だと思います。

直球描写が多い割にふんわりとしています。
「セックスってやってみると意外とこんなもんか。」
…といった感じでエロさをあまり感じない。むしろ自然なもの、生活の一部…みたいな描き方です。

まぁ確かにBLだけど…BLか?
なんというか…BL臭がないのです。
セクシャルマイノリティな人の義兄弟LOVEといった感じ。
「だからそれ、義兄弟BLだから。」って突っ込まれそうですが…やっぱちょっと違う。
やっぱり「BL畑じゃない作家さんが描いたBL」といった空気が流れていて、義兄弟なのに…同性なのに…というその背徳感に「萌え」を感じないのです。その時どう受け入れるか…という感じ。しかも深刻に…ではなく自然に…。
BLがファンタジーだとすれば、この作品はドキュメンタリー…といった感じ。「あぁ…こうゆう人(セクシャルマイノリティ)が身近にいたらこんな感じなのかも…。」と思います。
例えば自分の身内なり、仲の良い友達が実は同性愛者だと知ったとしても、それが理由でその人を嫌いになることはないと思うんです。セックス現場見ればそりゃあビビりますが…。でもそれに対して特に本人に言う事もないです。
でもその気持ちが自分に向けられていたら…LOVEではないけど好きなお兄ちゃんから向けられたら…。
そしたらやっぱりパニックにはなるかも。
夏央は無自覚なノンケアピールで敢えて女の子を引っかけてたのかもしれない。

「一人っ子な自分に急に出来た兄ちゃんはとても優しかった。頭も良くて勉強教えてくれた。兄ちゃん出来て嬉しかった。尊敬していた兄ちゃん。でもその兄ちゃんがつまらんヤツに引っ掛かってた…。」
「一人っ子な自分に急に出来た弟はとてもなついてくれた。キラキラした目で自分を見てくれた。夏央…かわいい…。かわいい夏央…。」
BLぽさは感じなくても、そんな二人のキモチは痛いくらいに伝わってきます。
だからやっぱ「神」です。

百合系は食わず嫌いでしたが、志村先生の「青い花」だったら読んでみたくなりました。(^^)


9

どっちが攻めなんだろう?と思ったら

不憫BLの公式ページ(http://www.b-boy.jp/magazine/fubin_bl/)に『リア充高校生義弟×引きこもりのバリゲイ義兄』とありました。
レビューでは兄×弟で書かれてる方が多いようですが、逆のようです。
私はそこを含めても、この作品の独特の空気、抜群のネーム力、全てにひたすら感服するばかりでした。
志村さんは、本当に漫画家さんなんだ、と改めて当たり前のことを当たり前でなく思いました。
大好きな作品のひとつです。

6

萌える神作品!!

義兄弟もの。
つり目の兄とたれ目の弟、最高でした!!!
兄の弟への想いが凄くて、憎たらしいけど可愛くてしょうがないって想いが溢れてて、キュンキュンしました。
好きゆえの変態発言がたまりません。
さらにそれを本気で嫌がってるゲンナリ顔の弟も可愛くて萌えたー!!
弟を好きすぎる兄、昔は兄をカッコいいと思ってた弟、お互いの想いを考えるとそれぞれに切なくなります。
すぐくっついてデレデレ甘いだけの作品が好きではないので、とってもツボでした。
悪ガキ同士のような会話とか表情のセンスがとにかく抜群!!
2人はこの先どうなるのかなー??
その辺りが明確には書かれていないので続きが気になります。。!!

4

無理矢理くっ付けないところが魅力的

ちるちるに上がっていた作品解説の記事で興味を持って買ってみたのですが、読んでみたら期待したより何倍も面白くて、これは買って良かったと思いました。

あらすじだけ読むと、不憫=兄と思ってしまいそうなのですが、その一方で弟もまた同じくらいに不憫ってところがミソです。
兄が弟に対して抱いているのは言うまでもなく性欲の絡む愛情なのですが、弟は弟で自分より頭がよくて勉強を見てくれる「かっこいいお兄ちゃん」に対して子供らしい真っ直ぐな敬愛の念を抱いていた訳で、その「かっこいいお兄ちゃん」がマヌケ面で男のナニを咥えている場面を見てしまったショックはそりゃあ計り知れないものがあっただろうと。
恋心の報われない兄の不憫さよりも、普通に兄弟として兄を好きでいたいのにそう出来ない弟の方がもしかしたらより気の毒なのかも。

で、この作品が提示する結末は「歩み寄り」なんですよね。
そこがいいなと思いました。
和解してラブエンドに持っていくというようなお約束のBL展開を見せないところがすごく良いです。
妥協、と言うとちょっと言葉が悪いんですけど、兄と弟がそれぞれに「妥協」して歩み寄りを見せるのです。
「ほだされる」というのとはまたちょっと違うのですよね。
そこに兄と弟のお互いに対する濁りのない愛情を感じるし、セオリー通りに進む白けを取り除いてくれています。

良かった点で言えば、兄が卑屈になり過ぎないところも良かったです。
弟に対してよこしまな感情を抱いているのを申し訳ないと思いつつも、「だって思春期の男子だし♡」と言わんばかりに遠慮のない変態っぷりを見せているのが可笑しくもあり、強く男らしくもあり、はたまた最低でもあり(笑)
兄のキャラに女々しさがないのが良いなと。
弟は弟でそんなキモい兄に対して遠慮なくズケズケ言うし。
この手の話だと、読者の涙を誘う為にか、兄を必要以上に“可哀想なキャラ”に仕立て上げがちですが、そういうわざとらしさが一切なくてストレスなく読めました。

学校で言い触らしてしまった弟は非情ではあるけど、成長過程の子供という未熟さを考えれば同情の余地はあって、さらに弟が自分のやったことのどの部分がやっちゃいけないことだったのかを後できちんと理解するところまでを省かず描いてあるところに、変な言い方ですけど、この作家さんはちゃんと漫画家さんだなぁと思います。
兄の方も同じかな。
ホモだとバラされて学校でイジメられたのは弟のせいだ、なんていう大人ですらついつい犯しがちな間違った責任転嫁をこの兄はしないので、そういう部分へのもやっと感がありません。
いい漫画です。

兄がな~、ほんとキモいんですよねw
ふざけてて事故的に弟に覆い被さってしまったその状態でオナニーし始めたり、寝顔見ながらオナニーさせてくれと頼んで本当に実行したり、お前本能のままに生き過ぎだろうと。弟の気持ちを考えるとほんと気の毒!
こんな兄ちゃん、私だって軽蔑したくなるわw
最終的には弟に懐の深さを感じる作品でしたね(笑)

あ、ちなみに電子版もカバー下ちゃんと入ってます。
幽霊目線(笑)の後日談です。笑った。
兄ちゃんの変態っぷりは幽霊だってお見通しなんだぜ~

4

義兄弟って響が良いですよね

ドラマCD化おめでとうございます!
私的には声優さんの配役も合ってるなぁ〜と思いました(*^^*)発売日が楽しみです!!!

発売が決定したのがとても嬉しいのでレビューをさせて頂きます!笑。

読んでみた第1感想は「こんな作品初めて」でした。今まで私が読んできた物語は「お前なんか好きじゃない」とか言っているけれど読んでいる私達からすれば「好きなの丸分かりですよ笑。」みたいな作品ばかりだったのですが、この作品は弟くんの感情がよく分からない。読みながら「うぅ〜。嫌いではないと思うけど本当にすきなのかなぁ…?」と思いながら読み進めていました笑。
でもその弟くんの気持ちが読めないところがいいんです!!!実際にこの作品には受け攻めがまだ決まっておらず、(チルチルでは弟が攻めになっていますが実は定まってないのです。)「どっちがどっちなんだろう」状態です。でもそこが面白い笑。

お兄ちゃんは結構な変態さんで弟が寝ている顔を見ながらオナったり…。うーん変態笑。
弟くんも弟くんで性格が悪すぎて…お兄ちゃんのことを学校でホモと言いふらしてお兄ちゃんを退学まで追い込んだり…
しかしそんな弟くんが最後に近ずくにつれ、お兄ちゃんにデレてくる!!!最高です!!!

カバー下も読んでみてください!いい話だと思ったら最後に落としてきます笑。

是非皆さんにも読んでいただきたいです!

4

志村貴子は私の性癖

志村貴子先生の可愛らしい絵柄も相まって、兄弟二人共の可愛さといじらしさ、その内にあるどろどろとした欲求。とてもたまりませんでした。
この作品は人によってはもどかしい!と嘆くこともあれば…この兄弟の葛藤がたまらない!といつまでも見ていたいと思うような作品で、私は前者も叫びつつ後者でした。くっつくか、否かよりも「家族なのに」「お兄ちゃんなのに」と葛藤しながらも弟に欲望することが止められない兄。気持ち悪いと罵りながらも拒絶しない弟。「手を出してはいけないと分かってるのに手が伸びる」その様にたまらない!と悶ました。
一風変わったBLが読みたいなぁ〜と、思ったならとてもおすすめです。

3

やさしい欲情と純情

大好きなBL漫画の中の一冊。
テンポの良い会話から生まれて見え隠れする人間らしい心情の動き、
志村貴子先さんさすが!としか言いようがありません。

セリフが、この二人はどこかに本当はいるんじゃないかな?と思ってしまうほどリアルでグサグサときます。
不器用で遠回りな言葉だけれど、必ずそこに愛があるんですよねぇ…
精神だけじゃなくて、体もまだまだ子供と大人の中間な訳で。
心と体のアンバランスさにまた、少年っていいなぁと思ってしまいます。

とにかく公崇くんと夏央くんがかわいい。
泣いたり怒ったりの表情も可愛いですが
何かを思う何とも言えない表情なんかが、志村さんのふんわりしたやわらかい絵柄の印象とのギャップになっています。
この方の漫画はBL作品以外でも好きですが、「起きて最初にすることは」は短いながらも何度も読み返して何度もキュンとしてしまうような、そんな一冊です。

3

最高のノンケ弟×ゲイ兄

いままで読んできた弟×兄のなかでいちばん良かったなあ。
弟×兄って、薄暗くて兄が暗くて弟が執着攻めで……というのが多くて、そういう雰囲気もどちらかといえば好きなほうなんですが、この作品の乾いた感じはものすごくツボでした。兄がゲイで弟が好きすぎて弟は常に兄を気持ち悪がっている。そういうノンケ×ゲイの痛い温度差が湿り気なく描かれている。
いじめとか退学とか引きこもりとか、この設定で重く描こうと思えばいくらでも重く描けるところ、薄暗い雰囲気がいまどきのどこか離人的な若者たちによってものすごくドライなものにされているんですよね……。このバランス感覚はすごい。重いものを重く描かないことで逆に救いがたさを感じる。そうなんですよね~、実際なにがあっても日常生活に重さを背負い続けるのはむりというか。つらいことがあってもお笑い番組でつい笑っちゃう。そしてまたつらい現実に戻る。ものすごくリアルだ。
あ~、でも、弟が攻めるところが見てみたかったな……。こんなキモいやつを抱くのはぜったいにいやだー!ってめちゃくちゃ悔しがりながら攻めるんだろうなとおもうとたいへん萌える。

3

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