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運命の恋なんて叶うはずがない。だけど僕らは探し続ける。
kimiiro eden
君色伊甸
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
まず表紙絵がとにかく綺麗で鷲掴まれました。
碧本さりさんは「彼の焦燥と恋について」から読みはじめたので
ちょっと病んでる感じの甘々エロを描く作家さんってイメージだったのですが
この作品はまた違った良さが満載で面白かったです!
過激なエロいのもいいですが、こういった繊細なお話も描かれるんですね。
なんていいますか、表紙も中身も澄んでいて透明感がありました。
1冊丸々表題作なので読み応えもあり良作だと思います。
根底が温かくてほっこりするストーリーでした。
特に話が進むにつれ、キュン度やいじらしさが増していくので
恋の進展・気持ちの変化も丁寧に描かれててドキドキしました///
あと年の差もよかったです!伊賀(表紙左)と年下ワンコな浅倉(表紙右)のやりとりがどんどん可愛くなっていくので心揺さぶられます!
始めはもっと伊賀は弱々しい感じなのかな?って読み進めていったら
男らしさもあって格好いい受けだったのですごく好みでした〜!!
2人の関係が深まって、恋だけではなく互いに影響し合って成長して
前へ一歩進む姿も素敵でした。
欲を言えば、パパ達カプのお話ももっとじっくり読みたい・・・。
こっちの2人の方がよりアダルトな恋って感じがするな〜
スピンオフとかないのかな〜!出たら絶対買います☆
表紙からもう美しい。
この美しい表紙そのままに、穏やかで優しい気持ちになれる作品です。
ガーデンプランニング会社の長男で、雑誌に取り上げられるほどの才能と手腕を奮っていた伊賀。
後を継ぐのは当然自分だと思っていたのに、父から突然「弟に継がせる」と告げられ、新規のプロジェクトも取り上げられた挙げ句、現場監督として地方にある幼稚園の園庭へ行かされることになって…。
父に見放され、弟に足元を掬われた気分で自棄になっていた伊賀が、身を置いた系列の花屋の一家や園の子供たちとの触れ合いで変わっていく物語です。
中心に置かれた伊賀の心理描写がすごく丁寧です。
父への反発、弟への劣等感という大きな感情の揺れはもちろん、園の子供たちへのぎこちなさや、系列店の店長一家の家族の在り方に対する戸惑いのような部分もしっかり描き込まれているので、「何か鼻もちならないやつ」という気持ちは起きません。むしろ訳も分からず、心血を注いできた仕事を干された伊賀に同情的な気持ちになれるので、伊賀と一緒に「どうして?なんで?」と悩めるスタンスで読めました。
花屋の一人息子・悠との交流も、「出会った!→好き!→寝る!」という早急さはなて、ひとつずつのエピソードがじっくりと描かれています。
ちょっとずつ気になっていく様子や、お互いに自分と向き合うきっかけをくれた相手が大事になっていくさまに萌えました。
伊賀目線だけど、悠の方も表情に気持ちが現れていて、それがいいんです。
悠と出会えたから、逃げずに父の思いを聞けて、悠の家族と触れ合ったから、自分自身とも向き合えた。
伊賀と出会えたから、親代わりの叔父のために「いい子」の枠に留まるのではなく、夢を諦めない一歩を踏み出せた。
スタート地点に立ったところで終わるので、まだまだこれからいろいろな困難もあるだろうけれど、これだけ時間をかけて恋をしてきた2人なら、きっとお互いからは逃げずに乗り越えていけるんじゃないかなと思えるCPでした。
じっくりと絆が出来上がっていくCPを読みたいときにおすすめです。
読み終わったあとに、「自分も何かに打ち込みたい!」と前向きになれますよ。
碧本さりさんと言うと、
エロが結構多めな作品を描かれる方という印象だったので、
今回路線を変えてこられて驚きました。
エロシーンはありますが、最後の描き下ろしに少しあるだけでした。
あとがきによると、
気持ちを交わすまでの恋の過程を大事に描きたく考えていて…
とあり、実際読んでみて作者の力の入り具合をとても感じました。
でも、ちょっと、
エピソードを詰め込みすぎ & 流れが悪く感じて(じれったい)、
色々勿体ないような気がしました。
お話は、
目立つ仕事ばかりしていたガーデンプランナー(受け・表紙左)が、
会社の社長である父親から仕事を外され投げやりになっていた時に、
年下の攻め(表紙右)と出会いその存在と、
幼稚園での小さな仕事を通して、自分を見つめ直していくお話です。
攻めは攻めで、
受けとの出会いによりカメラの勉強を始めることを決意し、
互いによい影響を与えあう関係性がステキでした。
幼稚園の子供たちと上手くやれない受けが微笑ましかったり、
攻めの育ての親がゲイCPで、そのやり取りが可笑しかったり、
攻めのまっすぐなワンコさには好感が持てたり~だったのですが、
なんとも流れが…関係が進みそう↑~で、なかなか進み切らず↓…で、
ステキな所が多いだけに気持ちよく読めなかったのが残念でした。
エッチも、少ない描写の後に、
淡泊な方かと思っていたのにそうじゃなかった…
みたいなセリフがあって、
それならその様子をちゃんと描いて見せてほしかったよーー!
と思ってしまいました~…
次回は、
もっとエロとストーリー性を融合させて魅せてほしいです。
初読み作家さんです。
とっても美しい表紙に一目惚れ。中身の絵の印象も表紙と変わりませんでした。
1冊丸ごと表題作で、主人公2人、特に伊賀君の心境が丁寧に描かれていると思います。
彼の家族や仕事に対しての問題が中々進まないので、途中で少しもたついた印象がありました。
でもその費やされた時間が伊賀君の悩みの大きさを表しているのだろうなと思いました。
特に派手な展開はないのですが、大人で落ち着いた雰囲気の作品だと思います。
絵柄も丁寧なお話の作りも好きなので、この作家さんの他の作品も機会があれば読みたいです。
ただ一点において嫌悪感。それに捕われて楽しめなかったです。
「後継は弟に決めている。お前には向かない」
という受けの父親の言葉が冒頭の方で出てきた時点で、結局淳平は反発しつつも最後はほだされるパターンだと予測できて一度読むのやめました。間をおいて思い直して読んだんですけど、結局予想を裏切ることはなくてがっかりでした。
息子に自分らしく仕事をさせてやりたかったっていう親心ってことなんだけど、仕事ができないって言うんだら仕方がないけどそうじゃない。本当に息子のことを思ってるんならそれで息子がどれだけ傷つくかわからない訳ないと思うんです。
長男が自分から継がなかったって言うんならともかく立派に働いているのに弟に継がせたら周りが何て思うか。変に勘繰られて陰口叩かれたり仕事できないと思われたりで仕事しづらくなるんじゃないかな。
跡を継がせる前に一度離れて見直させてから判断するならまだわかるけど始めからお前には継がせないっていうのはどうしてもおかしい。本人の意思は?それで淳平がいずれは自分で企業も考えてるなら兄弟でライバル会社になるってこと?弟の方が明らかに大手で。
考え過ぎかもしれないけど仕事にプライド持ってる男性が好きなのでどうしても引っ掛ちゃって…
悠は若干ヘタレの年下攻で好みなんだけど、イケメン扱いの淳平があまりイケメンに見えないし表情もあまり可愛く見えなかったのが少し残念でしたが繊細でゲイであることを受け入れられなくて悩んだりで恋の進展がゆっくりなのは良かったです。
表紙がとにかく魅力的で素晴らしいと思います。
で、中身ですが、全く入り込めませんでした。キャラの言葉やしゃべり方がちょっと合わなくて、最後まで結構必死でよみました。
入り込めてなかったせいか、主人公の手をひいて攻めが連れていく素敵なシーンも突然素敵になった感じでとてももったいなく思いました。
それで気になってこちらのレビューをのぞいたら神マークが多くて…自分がずれているのかとちょっと悲しくなりました…。また忘れた頃に読み返してみます。