お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
大学生活のスタートと共に、ご近所の美人な子持ちの人妻に恋してしまった池上君のお話。
ちなみに、人妻だと思っていた相手・鳴海は、男で未婚で、池上の入学した大学の職員ですが…(笑)
タイトルがタイトルですし、新也先生作品なので、本物の王子様が登場するのかと思っていましたが、そんな気配は一向になく、どうしてこのタイトルなんだろう???と、思いつつ読み進めて、最後の最後でやっと意味がわかりました。意外性たっぷりな結末で、面白かったー。
鳴海さんのキャラがいいです!
出 会 い の き っ か け は キ ャ ベ ツ 。
っていうのが新也先生らしい。
登場人物は、主人公の大学生・敦。大学の事務員・鳴海。鳴海の甥・君彦の3人。
鳴海が、君彦のためを思って敦と距離を置こうとしても、それでも好き!絶対諦めない!な敦が、健気で良い子でもう、「がんばれ!」って応援しながら読んじゃいますよね。
健気といえば、君彦も健気で、二人の仲の良さに寂しさを覚えて泣いちゃうところとか、必死に料理を作るところとか、もうもらい泣きものです・・・!
さまざまな障害を乗り越えて、結ばれるところはすごく萌えます。オチにも満足! 新也先生特有のノリとテンポの良さは健在です。
新也さんのギャグは自分の笑いツボをいっつも突いてくれるので安定して楽しめる作家さんの一人。
大学生の池上が一目惚れした相手は、甥っ子を育てている年上美人の鳴海。
甥っ子の妨害を受けつつもめげずにアタックを繰り返す池上。
これは良い年下攻だなーと思って読んでいたら、ラスト近くでまさかのどんでん返しーー!!
まさか、まさかこの鳴海さんが攻だったとはーー!!
やられました……見事にやられました。
リベンジしようとして玉砕してる池上がまたおもしろ可愛かったです。
あとあとがきの「実際に腰をひねってみる方がいらっしゃるようですが、危ないのでやめときましょうね」が妙に納得しつつおかしかったです。
そっかー、やってみる人がいるのかー
まるまる一冊、アホアホなお話ですごく楽しかったです。
初期作品ながらおなじみの新也美樹ギャグワールドなので、お好きな方なら安心してアホアホ世界にハマることができるんじゃないかなと思います。
アホアホ最高です。
今回の作品は、美人さんに片想いした主人公が、手をかえ品をかえ、口説いて口説いて追いかけて追いかけて、一途に迫りまくる話。
美人さんは甥っこのチビと暮らしていて、彼がアレコレ邪魔をしてくるのが面白いです。
ラストに待つのはどんでん返し。最後の最後までニヤニヤ笑いが止まらないのが素晴らしい。
新也さんの3冊目の単行本だそうです。
今回も楽しく読ませて頂きました。
タイトルに「王子様」と入ってたので、どこかの国の王子様がお忍びでも?と思ったのですが、登場人物たちは至って普通の庶民でした。^^
2人の出会いの場面から面白くて、途中でも何度か吹き出しながら一気に読みました。
最近の作品と比べると、矢印ツッコミは控えめかなとは思いましが、他の手でも色々楽しいギャグを展開してくれています。
小さなお子様が一人登場して二人の恋路の邪魔をするのですが、この子と池上とのやり取りがほぼお笑いなので楽しかったです。
まだ小さいのに男前な所もあって、単なる意地悪キャラで終わらなかったのがよかった~^^。
最後の最後まで笑わせてくれる作品でした。