むぼち
fetters
勢いのあるスタイリッシュな線で描かれる、どこか懐かしいような絵柄に、一目で引きつけられました。
舞台も、人間やアンドロイドが共生し、ヤギ頭のマフィアが支配する近未来の架空の国、と聞いただけでわくわくします。
そして、脇役に至るまで、ハジ先生の萌えがぶっこんであるという、恐ろしく魅力的なキャラクター達が紡ぎ出す物語は、序章から謎めいていて、夢中にならずにはいられません。
先生が、大切に大切に、ご自分の「大好き」を詰め込んで創られたこの漫画は、間違いなく読者の私にとっても、すみずみまで楽しいところだらけの素晴らしい同人誌です。
(ハジ先生のPixivでも読むことができます。電子配信もされていて、こちらは描き下ろしがあります。また、通販は完売表示ですが在庫があると仰っているので、そのうち再販して下さると思います)
質の良いアメコミみたいなこの表紙だけでノックアウト。ハジさんの作品を読んだことがなくても手にしちゃうでしょこれ。そして、たしかに『DOUBLE HOUND』のヤクモがチラッと出てる。このちょっとだけ出てきて気になってしまう子を、デビューコミックで主人公にしてるとこがセンスの良さを感じさせられますな。マスクメン萌えの私としては、バージルの素顔は晒さないでほしいような見たいような。そしてタイトル『足枷』の意味はいつかわかるのかな。
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