ボタンを押すと即立ち読みできます!
yondaime ooyamato tatsuyuki
「みのりの手」の初回に登場したヤクザ、大和のその後の話です。
九州に飛び、酒に酔って外で寝ていた大和を連れて帰り行為に及んだのは、子供の頃に会ったことのある美形の保父、望だった、というところから話は発展していきます。厳密に言うと、望が大和との過去を話すのは第一話ではありませんが。
望は辛い過去があり、それを拭ってくれた大和を思っている。一方で大和はみのり先生が忘れられない。笑えるシーンや萌えるシーンもしっかりありますが、切ないです。ベリ子さんの絵は美しいのはもちろん表現力がすごいですね…。
みのりの手はマッサージ師が客の性欲を解消する、という導入だったので、エロさを求めて購入した方も多いとは思いますが、中盤からは切なさとみのりの恋愛がメインになっていました。こちらの作品も、エロはありますがメイン二人の心情と発展がしっかりと描かれてるので、回数は多くはないですがエロ重視の方も楽しめるだろうし、ストーリー重視の方も楽しめると思います。
こちらは先に電子で連載されていた『みのりの手』の第一話で登場してたヤクザのスピンオフ。
現在まだ連載終了してませんが、『みのりの手』と同時にコミックス発売されるとのことでオススメレビューです。
スカーレット•ベリ子先生といえば特筆すべきはその画力。さすがというか、男達の身体つきが素晴らしい。細すぎず、ガチムチでもなく、ちょうどいいマッチョ。
そいつらが絡み合うエロシーンは永遠にガン見していたいほど。
カップルはヘタレイケメン×男前ヤクザ受です。
ヤクザの跡取りが美人保育士に掘られるのですが、強面のあんちゃんがアンアン感じてるのはおいしいですね。
攻が、ヘタレだけど顔立ちは可愛くて綺麗なのに強くて長身で身体つきが良くて受のことが大好きでセックスではガツガツで、でもやっぱヘタレなとこもたいへんたまらんです。
それぞれ決して明るいとは言えない過去を持ち、弱くて脆い部分のある二人ですが、トラブルにあいながらも攻は優しく、受は男前にお互いを包み込む関係がすごくいいです。
ネタバレですが、もうひとり受を犯す人物が登場しますがそっちのスピンオフもアリですかね?過去編とかで。
『みのりの手』よりこっちの方が好きなんですが、『みのりの手』を読んでなかったら「?」と思うとこがちょっとだけありますね。
断然紙派な私なので、コミックス化されるのは嬉しいかぎりです。
お財布には優しくはありませんが…