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tonariniisasete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初読みだと思ったら、作者様の初コミックでした。
「となりにいさせて」1・2
リーマンカップルその1。表紙にもなっている森永×千谷。ぐうたら森永(攻め)は隣に引っ越してきた千谷(受け)が苦手。几帳面でゴミだしにも口を出してくるのに嫌気がさしていたところ、千谷が彼氏と別れる場面を見て…という話です。
森永はお尻を叩いてもらわないとダメになるタイプだと自覚しているので、常識的な千谷と良い関係だと思います。森永が千谷に叱られると頑張ろうとするのも良かったです。巻末のおまけ漫画5ページ「となりじゃなくても」の、千谷好き好き光線を出す森永は、可愛かったです。
「君がいないと!」
リーマンカップルその2。同期の赤城と小岩。攻め受け不明。とにかく怖がりの赤城を小岩がフォローしているうちに、「あれ?好きかも?!」となる話です。赤城は小岩にまだ恋愛感情は抱いていない模様。小岩は森永と同じ職場というつながりがあります。赤城のビビリ具合は相当なもので、四人兄弟の長男というカバー下の設定にビックリでした。赤城は一人暮らしはできないですね!
「好みの問題」
大学生の航太は、犬の散歩のバイトをしています。犬の飼い主・涌井のヒゲが大好きだったのですが、ヒゲがなくなったイケメン涌井にもドキドキしてしまい…という話です。こちらも攻め受け不明です。
3話目の涌井ですが、もう「となりにいさせて」の大山と同一人物で良かったんじゃないかなと思いました。「となりに」では、森永の嫉妬を煽るのにちょっと使われただけでさらっと退場してしまい、余り意味がある感じがせず拍子抜けしてしまったので、「好みの問題」で登場させて「この伏線か!」とビックリさせて欲しかったです(笑)
全体的に大人しめ。ほのぼのして、派手さはない作品です。作者様が書かれているような「箸休め」のようなお話でした。
表題作「となりにいさせて」は
年下攻め×年上受けの話でした。
受けがおじさんで、地味な見た目でした。
髪型が七三に黒縁メガネ、服装も地味なおじさん。
黒電話があった時代の人みたいでした。
少し枯れすぎな印象ではありますが。
実は地味作品好きだったりします。
枯れ専じゃないんですけどね。
ただね、もうちょっとエロの時に色気が出ているとギャップ萌えがきたのにな~と思ったんですよね。
もっとも普段の姿から逸脱しまくった「らめぇええ」とか言っちゃうおじさんだったら違うだろう!ってなりますけどね^^;
受けが地味なおじさんで生活臭が漂う日常系の作品でした。
同時収録作は2作あって、
リーマンものとヒゲフェチものでした。
全体的に日常系の雰囲気で、
地味なんですけど割と好きな感じでした。
なんかないかしら〜と本屋さん漁りをしている時に思わずほっこりするような表紙に惹かれ、いわゆるジャケ買いをしてしまった1冊。
【おじさんって、泣かないものだと思ってた。】
と、帯にありますので親父BLは手を出した事がないけどなんだか萌えられそうな表紙だなァと。
内容は、表題作含め3カップルのお話。
表題作の、となりにいさせて、は日々を平穏に暮らす主人公の森永と、隣に引っ越してきた七三分け黒縁メガネの真面目を絵に描いた様な千谷さん。
千谷さんの几帳面っぷりに緊張して鬱陶しがる森永が、ある日玄関先で男性とキスをする千谷さんを発見したお陰でなんだかモヤモヤ悶々と、妙に意識し出し、洗濯物の干し方を教えて欲しい!と謎な理由を言い訳に距離を縮めようとしていきます。
最初は苦手だった几帳面な千谷さんと接していくうちに惹かれていくのは頭では解るのですが、台詞が少なく淡々としていて、絵もサッパリとしている為か過程や心情が分かり辛く、何故好きになったのかがイマイチ読者は解らないまま、森永は千谷さんの友人に嫉妬したり、酔った勢いでキスをしたりして、いつの間にか森永の中では2人は付き合っていて勝手に舞い上がってる様な印象を受けました。
千谷さんは千谷さんで、年上という事でジレンマもあるみたいでしたが、そこが殆ど掘り下げられず、ほぼ森永目線で淡々と話が進んでいくので、感情移入は出来なかったです。千谷さんには帯にある様に、もう少し泣いて欲しかったなぁ。
前のレビューの方もおっしゃっていますが、エロいシーン、あるにゃあるのですが本当に全然エロくなく(エロ有りきな考えはないものの)萌えられませんでした…!何故なんでしょう?
おじさんの関わるBL事情が知識不足の為か、エロいシーンに萌えられないのは普通なのかな?汗も毛も筋肉も贅肉もブツの描写も無いのでなんだかなあ(好みの問題ですかね)
同時収録の君がいないと!は、となり〜に出てきた森永の先輩の小岩くんと、同期のイケメン天然な赤城さんのお話で、怖がりの赤城さんに頼られてお世話をしていくうちになんだか放っておけず気になる存在になっていくというストーリー。
赤城さんのリアクションが面白いんだけど、次々と(赤城さんにとっては)怖い事が舞い込んでくる異常な運のなさがなんだか不憫。今までどうやって生きてきたんだ…?
3つ目のお話は、好みの問題、という髭に対する異常なフェティシズムを持つ航太くんと、職業不詳の理想の髭こと涌井さんのお話。
アルバイトのペットシッター先で出会った理想のヒゲに日々悶えてた航太くんに、ある日寝ている涌井さんの髭を触るという千載一遇の大チャンス到来。
その日から航太くんのナニかが壊れていき、しかしまたもやチャンス到来、と大フィーバーな日々。
さらには涌井さんにバレるものの、公認され、思う存分に髭を愛でり愛でられな日々を送る2人。
そんな折に仕事で髭を剃ってしまった涌井さんを見て嫌いになるか!?…と思いきや、ショックもせずに逆にドキドキし出す航太くん。
でもそのドキドキはなんなのか、何故髭がないのに触りたいのか、訳解らんまま距離を置き、特に自問自答するでもなく友人に指摘されあっさり好きを認めるあたり、航太くんは真っ直ぐな人間なんだなと。
かなり自分なりに読み込んでみた感想なのですが、どうにも伝えたいものや、登場人物達の気持ちが汲み取れませんでした。日常系とかほんわか系好きなんですけどね…。レベルが足りなかったのかも。
更には個人的にあまり萌えというのもなく、おじさん萌えや、髭フェチの方でしたらもしかすると楽しめるかもしれません。しかしデビュー作という事ですので、今後の作品にも期待しています!
表題作は、お隣に引っ越してきた、真面目で几帳面な眼鏡のおじさんに、うっかり転んじゃった、ゆとりっこのお話。
かまってくれて、甘やかせてくれるなら、男でも女でも関係ない、いや、むしろ自分からあれこれしなきゃいけない女より、いろいろ生活指導してくれたり世話してくれるうえに、エロくて床上手な男なら、こっちの方がぜんぜんいいじゃんって、、、
千谷さん、あなた、そんな了見の若者が相手でもかまわないのか!
と、思わずなじりたくなるが、まあ、幸せそうだから、いいのかも。
この表題作は一応ちゃんとハダカでお布団のシーンあり。あるけど、エロいかといわれると、ちょっと、、、かも。
「君がいないと!」は、表題作の森永の会社の先輩・小岩とその同期・赤城のお話。
こちらは恋愛未満。でも、いずれそのうち小岩は赤城にほだされてほられちゃうんだろうか?
可能性はあんまり高くなさそう。
「好みの問題」は単独作。
ひげフェチの大学生・航太君がペットシッターのバイト先の涌井(在宅仕事なので無精ひげ)を好きになっちゃうお話。
涌井の方は結構食っちゃう気ありそうなんだけど、航太は髭だけで満足していて、なかなか色っぽい雰囲気にはなりそうもない。
どの作品も、エロ成分はほとんどないが、とりあえず、男同士でいちゃいちゃしているとなんとなく嬉しい気分は味わえます。