通りすがりのハムスター
b-boy cube
絶対笑かそーとしてるでしょ、このタイトル。
いや確かに目立つよ?目立つけどさ。
絶対、タイトルで出オチだよね。
とりあえず「すごい」攻様ってどういう意味だろうと初心にかえった。
それで聞いてみた。→ グーグル様に。
そしたらね。
すごい攻様ってスーパー攻様のことじゃ無かった。
アメージング攻様だったw
しかもキレイな発音で「アメージング セメ~ィサマー」って音読までしてくれて、感動と同時に若干の後ろめたさをくれました。
★灰崎めじろ「愛は暴虐の華の上で」
すごい【 肩にフリンジつけた 】攻様がやってきた。
総付きの軍服みたいな衣装を着てました。でも表紙の二人ではありません。
もっと優男っぽい、財閥の次期当主(凛太郎,18歳)と執事(秀里,26歳)です。
執事の秀里に夢中で、三日と空けずに寝屋に呼ぶ次期当主の凛太郎。
ある日、凛太郎の婚約話を耳にした秀里が、彼の将来をおもんばかって暇乞いをします。しかし、それを裏切り行為とみなした凛太郎が、彼をねじ伏せるというお話でした。最初から最後まで汁だくで濃かったです。二ア耽美。
灰崎さんの作品が好きな方なら楽しめる・・・かな?
★山本アタル「いくじなしのaccomplice」
すごい【 かませ犬な 】攻様がやってきた。
2014年夏に発売された18禁「エロとろR18ver.SS」収録作の続編です。
見物人から共犯者に格上げされた主人公ですが、ポジションとしては上記のとおり、残念な役回りだったと思います。
マガビー2月号の予告には、山本アタルさんのお名前もありました。でも、本作の続編になるかは不明です。予告の煽り文を読むと違う気もします。
★東野 海「へびの恩返し」
すごい【 祀られてる 】攻様がやってきた。
もう、そのままの意味なんですけど神様でした。
それ恩返しなの?単に自分が楽しみたいだけなんじゃない?っていう展開でした。ラストに続き物っぽい含みのあるセリフがありました。
★古川ふみ「秘密のビョーキはきみのせい」
すごい【 先輩をたばかる 】攻様がやってきた。
憧れの先輩(三上)がバレーを続けられないことを、後輩の主人公(椎名)だけに、そっと打ち明けます。全日本の大会を一ヵ月後に控え、エースでもある先輩が病気で抜けることにショックを隠せない椎名は、役に立てることはないかと詳しく聞こうとして・・・。
・・・ここまでは至って真面目ですが、どうみてもアホエロ コメディでした。
★牛込トラジ「イジワルに感じて♥」
すごい【 相手が弱くて相対的に強くみえる 】攻様がやってきた。
彼氏(栄)が全然優しくないどころか、自分への扱いがヒドイと怒る主人公の春也。部屋を飛び出しても迎えに来てくれないし、自分ばかりが好きなのは不公平だ!と、イライラを募らせます。
でも思い出してるうちに、また栄への愛情が溢れてきて・・・。
これだけ「あれ、ホントにキューブ?」と戸惑う、日常系のほんわかラブコメディでした。ちょいシトロン寄り。
ちなみに、毎号、特集のタイトルの脇に小さくサブタイトル的な一文がついてます。それも含めて、最近、飲み屋のオッサンか!っていう駄洒落に走りだしました。たぶん飲みながらネタを捻り出してると思う。