咲人
zestuentai no hari no ana
商業コミック「渇かないバイパスコート」のextra edition編で、
コンドームの共同開発をしていた但井と花一のその後のお話です。
エクストラ編で、
但井と花一は開発のために体を繋げてしまいます。
但井のほうから軽いノリでデータを取るため、という感じで。
体は繋がったけれど、気持ちのほうは…?
但井は心の中で『…ついに花一君としちゃったんだなあ』
とつぶやいていたので、
花一に何らかの想いを寄せている気配は感じ取れましたが、
花一のほうは何となく流されてしまっただけのようにも…
果たしてその後、但井と花一はどうなったのでしょうか。
■「絶縁体の針穴」(前編)
一度データを取るために体を繋げてしまった二人は、
その後も開発中のコンドームを使用してHをし、
データを取っていました。
花一はいつの間にか「但井君に喜んでもらえるものを作りたくて」
アダルトグッズの開発をするようになっていました。
但井がきっちり上下着たままでHしてるのに萌えました(笑)
そういえばコミックでも着たままでHしてましたね~。
あちらは流れ的に着たままが自然な感じでしたが。
攻め側が服を全く脱いでいない状態で致しているものって、
全裸・半裸より「S」な雰囲気がして、
ものごっついズガーンきます!
なんかこう、受けさんは脱いでて、
攻めさんが上下着たままだと、
攻めさんが心を開いていない感じがして…
ぞんざいに扱っている感じに…
ドM心がくすぐられます←
そして花一のほうはHをする度にだんだん体だけがつながっていることが辛くなり…
但井と恋人同士になれたらいいのに、と思い始めます。
それをテツと正吾に相談するのですが、
テツに「(但井は)仕事の関係だけって割り切ってるから(Hが)できてんじゃねーの?」
と言われてしまいます。
落ち込んでしまう花一に、「お前も割り切れ」とダメ押しするテツ。
テツの言うことは一理あるけれど、
彼はきっと複雑な心境からそれを言っているんだと思いました。
テツをふった花一が、今度は但井さんを好きになったと言うから。
テツと正吾は花一のことがずっと好きだったわけで、
きっと今も大切な人には違いないと思います。
テツと正吾の気持ちを考えるととても切なかったです。
しかしテツと正吾に相談をしても解決もするはずなく、
花一は但井がどんなつもりで自分を抱いているのかが分からなくて混乱したままでいます。
そんな折、但井のほうから花一を食事に誘う電話があります。
デートのお誘いだ!と、喜び勇み、
花一はボサボサの髪を綺麗に整え、
作業着からスーツに着替えて出かけます。
しかし但井は気合の入った花一の姿を見ても、
「どこかに出かける予定だった?」と、
ただ食事に誘っただけのてい。
温度差が…但井と花一の温度差に胸が引きちぎれそうでした。
「なんだ、僕だけが舞い上がっているのか」
そう思った花一は涙を流してしまいます。
それを見て、但井はごまかすように花一にキスをします。
但井には但井の事情があるようですが…。
* * *
但井に振り回されて苦しんでいる花一は、
ラボにやってきた正吾にまた但井とのことを相談します。
* * *
その頃、但井の所にテツが現れ…?
何やら不穏な動きを見せるテツ。
・・・
というところで終わります。
ふーーー。
同人誌なのに、ページ少ないのに、
内容が濃く、キャラに感情移入して苦しくなりました。
思ったよりギャグが少なくて切ない続編でした。
うう、心が痛い…(:_;)
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