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green doggy doggie
あくまでメレンゲ風
何となく口当たりが良いのでサクサク読めて
しまう作品ですが、流した後で読み返してみると
結構こってりした部分があるんじゃなかろうかと
思われます。
本文で肩透かしを食らったと思ってしまった方は
カバー下をご覧ください。本文の印象が違って
来る筈です。
この物語の展開は今風とは言え特殊なものです。
番外編及びページ下以外の各挿話が掲載誌の特集の
構成要素としても存在しているので、連続した
話でありながら短編風にも読めてしまう。
そう言う複雑な味わいを持っています。
そう言う所も含めて再読してみるのも面白いかも
知れません。
あらすじ詐欺ってわけじゃないけど
表紙とあらすじから想像していた内容と、違ったなーっていうのが、読了後の最初の感想。
あらすじに、小川のことを「童顔な見た目とは裏腹に」と書かれていて、確かにそうだったけど、それは本来言葉が掛かるべき「仕事ができる」という部分ではなく、きっぱりさっぱりした性格の部分の方。
むしろ、「仕事ができる」描写があるのは、皆見の方でした。
また、当て馬というか、茶々入れする小川の同僚も、必要ですかー？という中途半端さ。
絵だけなら好みだったんだけれども、残念。
