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yashiki sumi wo sasu
雑誌「Baby vol.07r」掲載の
梶本レイカさん「コオリオニ」第3話の番外編。
八敷(受け・ヤクザ)の背中に彫られた
二又の蛇の刺青の由来が分かります。
彫らせたのは、幼馴染で同じ組員の佐伯。
佐伯に惚れている八敷は、彼の言いなり。
それを知る佐伯は、八敷に刺青を薦め
施術中の八敷を残し女と遊びに行ってしまう。
残された八敷は、掘り師に
背中に佐伯の名を刻むよう命じ
佐伯の名を呼びながら掘り師に抱かれる。
オモチャには名前が書いてあった方が
なくしにくいだろうと……
佐伯はどうしようもないクズですが
本編とあわせて読むことで
彼の心情も少しは理解できる気がしました。
八敷の刺青に
二又の蛇の「共食い」の図を選んだこと。
便利すぎる「携帯」を持て余しているとの発言。
自分が八敷がいなければ何も出来ないクズだと気付いている佐伯は、八敷の恋心を利用し、彼を痛めつけ忠誠心を確かめることで精神の均衡を保っていたのかもしれない。
そんな屈折した執着心を感じました。
そして現在。
ベッドで、二又の蛇の刺青を見て
「番の夫婦がじゃれてんじゃねーのか?
こーやって!」
と八敷に口付ける鬼戸(攻め・刑事)。
鬼戸の屈託のない愛情表現に
少しだけ救われたような八敷の顔が可愛くて
何だかホッとできるラストです。
本編では大変なことになっている二人ですが
こんなイチャイチャももっと見てみたいです。
ちなみにこちらの同人誌、
電子版はDLsiteで324円、
紙媒体はコミコミスタジオにて628円で
購入できますので
J庭で入手できなかった方は
そちらのご利用をオススメします。
※1月のイベントでも再配布されるそうです。
コオリオニ上下巻を読んだ上で、この同人誌の存在を知って、コミコミさんで通販しました。
上下巻に再編集されたコオリオニを全て読み通した後で、改めてこの短編を読むと、佐伯と八敷、二人がお互いに、互いのことをどう思っていたのか、そして、これからの八敷と鬼戸がどうなっていくのかが、すっと胸の中で落ち着いたというか、昇華できた感じでした。
佐伯が八敷に刺青を入れさせることや、その柄に二匹の蛇を選んだこと、そして、鬼戸が八敷を抱きながら、番の蛇だと言ったこと。
梶本さんの本は、途中の内容は凄惨で滅茶苦茶でも、何故か最終的な読後感がとってもハッピーエンドな印象が強く残るのは、こういう結末があるからなのかなぁ。
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Krovopizza
kumachi7さま、嬉しいコメントどうもありがとうございます!
「コオリオニ」のレビューは本当に難しかったです(;^ω^)
コミコミさんではまだ購入できたんですね!
私は電子版を買ってたんですが、この前コミックも出たことだし、紙で買い直したいな〜と思ってたところでした。
情報ありがとうございます(*^^*)
kumachi7
コミコミさんでまだ購入できましたー!
「コオリオニ」はレビューがすごく難しいよなぁと思いつつ、レビュー拝見しました。
Krovopizzaさまのレビュー、購入の後押しになるものが多いです。
これからもレビュー参考にさせて頂きます!
いつもありがとうございます。と、この場をお借りしました。