アンダーサマー

under summer

アンダーサマー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
2
得点
28
評価数
17
平均
2.3 / 5
神率
17.6%
著者
Dite 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784758073714

あらすじ

変わりたい…変わりたくない――。

田舎町に住む行生と智晴。
大学受験のために町を出て行く行夫に智晴は言い知れない淋しさを抱えていた。
けれど口に出すことは照れくさくて、なにも言えないまま…
二人で過ごした夏が、終わっていく――。

夏と友情の間に揺れる気持ちを描いた表題作の他、春の訪れを知らせる天使の話など、
季節の移り変わりの切なさを描いた物語に描き下ろしを加え一冊に。

表題作アンダーサマー

その他の収録作品

  • 十七夏
  • 僕のジャム
  • LINKAGE 01
  • LINKAGE 02
  • LINKAGE 03
  • LINKAGE 04
  • コトノハヒトヒラ
  • つつじ、れんげ、すいかずら

レビュー投稿数2

焦燥感と刹那と切なさ

『十七夏』
 夢があって進路を決めた行生とまだ何もやりたいことが見つからず、だらだらしている智晴のお話です。数ページですが、進学のために地元を離れようとしている行生に感じる智晴の寂しさ、進路が決まっていないことの焦燥感、変わりたくない、変わりたいで揺れ動く智晴が切なかったです。

『コトノハヒラヒラ』
 家族旅行で海外のような場所に来た広海は、同年代の少年と仲良くなり、毎日楽しく遊んでいるのですが、とうとうお別れの日が来ます。広海は少年に「また会おう」と言いますが、「そんな日は来ない」と言い返されます。夏の刹那の交流が切なくて、船に乗る広海を見送っていた少年は何て言っていたのか、何を思っていたのかが想像力をかきたてられて、余韻がずっと残ります。

 『つつじ、れんげ、すいかずら』
 園芸部の久門が花の世話をしているときに、多喜が来ます。花の蜜を吸うことは口実で、本当は二人とも、恋愛の毒に犯されていたストーリーが良かったです。夏の暑さの中、二人の関係が進んで気のせいではないことが証明されたのだと思います。

 他には『僕のジャム』『LINKAGE』を収録しています。
 変わりたい、変わりたくないと思う気持ち、取り残される切なさが夏の暑さを伴って伝わってきます。

0

表紙の2人がもっと読みたい

表紙の話に期待して購入したのに、14ページで終わってしまい、非常に拍子抜けしました。もう少しじっくり2人の関係が育っていくところを読みたかったです。本編と描き下ろしの間が大事なんだと私は思います。

他の短編は、ショタが好きなら楽しめるのかもしれません。

5

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う