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jigoku meguri
完全版が出るくらいだし面白いんだろうな~と軽い気持ちで読み始めたら、気付けば夢中になって読んでいました。叫びたいぐらい、面白かったです。お話は、地獄の閻魔さまと地獄で週3回働く人間(瀧群)の、ドラマチックなラブストーリーです。
実は、元人間だった閻魔王。母親に騙されて大切な人を失うという悲しい出来事から、生まれ変わることをやめて閻魔王になることを決めたのです。その大切な人こそが、瀧群だったのです。
二人がずっと一緒にいるために、悩んで出した結論。自分が罰せられるかもしれないのに、閻魔王の背中を押した烏枢がいい人で泣かせます。
地獄での、閻魔王とのいとしい時間のことを、瀧群しか覚えていない事実には切なくなります。そして、地獄でのエピソードと現在のエピソードが重なった時に、何とも言えない感動に胸がいっぱいになります。
輪廻転生という、壮大なスケールで描かれる真実の愛。甘くて切なくて感動して、読後しばらくは放心状態になりました。
本屋さんで見つけて、こんなに分厚い完全版が出るくらいなんだから、面白いんだろうなぁ〜と興味が引かれて購入。
初めて九重先生の作品を読んだのですが、とても面白かったです!!!地獄の閻魔様と公務員の恋でしたが、抵抗なく読めました。
ストーリー展開がも〜〜〜!!良かったです!
完全版と言うことで、小冊子の再録や描き下ろしも多く、読後の満足感は最高です!描き下ろしが加わったことで、お話がちゃんと完結している感じがあります。大好きな一冊になりました!
九重先生はMomoに引き続き2冊目になります。
いやー、もぉう。ほんとちるちる姐様に感謝。
エロ美しいとの口コミを見て、まじかーと思い翌日速攻で買いに行きました!
完全版の方がイイッ!って見てそちらを購入してみたのですが。
はい。大正解!!!!!
輪廻転生の紆余曲折を経て結ばれる閻魔王と役所勤務の青年(瀧群)のお話。
ぐんぐん世界観に引き込まれましたー。
一巡で突然瀧群が閻魔王を誘惑したときはなんだー!?
唐突だなぁ、と思いつつ閻魔王とのエロを満喫してたんですが(笑)
話が進むにつれて運命というか、宿命というか。
もう、仕方ないじゃん、そりゃあ惹かれあっちゃうんだYO!!って納得。
んでも、惹かれつつも閻魔王と瀧群は離れてしまうわけですが。(ノω・、) ウゥ・・
「気持ちいいか」(閻魔王)
「すごく 気持ちいい」(瀧群)
離れる直前のエチ中の会話。
ふつうの漫画だと大した会話じゃないんだけど、
前段までの二人の関係性とかもろもろ背景を踏まえると
そのときの切なさったらもーーーーーっ
きゅーーーーってなります。(//∇//) ハァハァ…
最終的にハッピーエンドなんで救われはするんだけど、閻魔王(?)と
再会するまでの3年間、瀧群はきっと辛い生活だったんだろうなぁ…って
考えると、そこでまたきゅんってなりました。描かれてはないけどね…。
完全版では再開後の甘々な二人が描かれていて、幸せでよかった♪
個人的に治鶴(転生後閻魔王)より閻魔王のマッチョな体がスキーvv
そんでもって閻魔王と瀧群のエチはもうエロエロですよーーー。
(*/∇\*))))))ィャ――――冫♪
あと、メインの二人以外のキャラクターもすっごいよかったです。
阿傍、吽傍がかわいー。
鸞と烏枢のお話もイイ!! ワンコ攻めですー。
こんなレビューでお話しの良さが伝わるかは甚だ疑わしいですが、
絵がお耽美系で美しいので、お耽美がお嫌いでなかったら
ぜひぜひ読んでいただきたい作品です!!
これも描き下ろし目当てで購入です。
本編は地獄でのストーリーがあり
閻魔が地獄としての時を過ごすか、
人間としての時間を過ごすかを選び
瀧群と人間として出会った。
再開した治鶴(閻魔)と瀧群
だけど治鶴の方は地獄での出来事を覚えていなくて
そして瀧群も彼を完全に閻魔だと言い切れなくて
でも彼に惹かれていく…
治鶴は自分を誰かと比べられてるのはわかっていいながら代わりでもと。
そして彼の言葉で治鶴が閻魔だと確信して終わってた続きですね。
●箱の中●
思ったよりなんだかヘタレな感じになってた治鶴(閻魔)
付き合って1年が立とうしているけど
まだ自分が身代わりだと思ってて自身がない。
(本人なんだけど記憶がないからね)
今日も自分の誕生日なのに驚かそうと瀧群ために腕を振るう。
だけどポロッと出てきた閻魔の話題で結局嫉妬するも
ハッキリと自分の方を選んでくれた言葉に安心感。
ふとした拍子に閻魔としての過去を思い出すのかとも思いましたが
それはなかったみたいですね。
その分瀧群の方が閻魔と重ねてましたけど…。
絵も旧作より幼くなってるのでいかにも年下感有。
年下なのは解ってるんだけど
閻魔の時のような力強さが欲しかったかな(^^;)
この手のしかもコミックでとなるとなかなか手に取らないタイプのお話なのですが、とても評判が良いと聞いて思い切って購入。
これが評判通りもうすぐに夢中になりました!
この分厚さですから飽きたらどうしようなんて心配無用。
地方の役所勤めの瀧群はある日地獄で閻魔王の身の回りをお世話する仕事を引き継がれた。週3回地獄に通う。
この初っ端から度肝を抜かれる設定です!
普通の役所勤めの生きている人間が地獄で仕事ってw 面白すぎです。
閻魔王は毎日のようにセックスをしないと死ぬとか死なないとか…
地獄にいるのに死ぬのか?と言う突っ込みは置いておいてw
その閻魔王に瀧群は口説かれている。女でも男でもいいらしい。
瀧群が起こしたルール違反で閻魔王がかばう行動を取ったことがきっかけで関係を持つ。
そこからふたりの長い物語が始まる。
ふたりの結びつきは必然だった!その経緯がわかるのは最後の方ですが、とても胸が熱くなってそして切なく苦しくて愛おしくなります。
瀧群にとってある辛い出来事が地獄で起こりますが、それを乗り越え閻魔王との絆は確かなものに。
そして、閻魔王は地獄の住人として瀧群と過ごす時間を選ばず、人として瀧群と共にすることを選びます。
再び出会えた閻魔王と瀧群。だけど、ここでの再会は瀧群だけがそれまでの記憶を持っているのでなんだかとても切なくなってしまいました。
この再会部分だけだと思いだしたのが「アイーダ」のラスト。
(すみません。突然ミュージカルネタですm(__)m)
それぞれが生まれ変わっての再会なら良かったのになーと思ってしまいました。
ハッピーエンドなんだけど、閻魔王はやり直しだから閻魔王の記憶はないんですよね。ちょっと複雑な気分。
地獄の描写は当然ながら人間にとっては残忍と感じる場面もあり、でも普段の地獄の住人たちは普通の人間と同じく笑ったり泣いたり嫉妬したり苦悩したりコミカルに描かれています。
地獄にいる閻魔王と瀧群のまわりにいる者たちがまたとても良いキャラです。
とてもなごみます。
楽しくてそして感動も出来るとても読み応えのあるコミックでした!
地獄の閻魔と人間のファンタジー系BL。
完全版との事で、元の上下巻プラス未収録作品を加えて、かなり分厚い1冊となっています。
地方公務員・緒野瀧群(おの たきむら)の業務の中には、地獄での勤務があった。
週3回の地獄での閻魔王の身の回りの片付けや地獄の資料室の整理、閻魔帳の書き替え、賽の河原で鬼と一緒に子供と遊んだり…
閻魔はそんな瀧群を時に口説いたり。
しかし、鬼が本当に人間と関係するのはよろしくない。
物語も段々暗いトーンが覆っていきます。
瀧群が、学生時代病気の妻がいる教授と関係してたこと。
その教授が亡くなって、彼が地獄にいるかどうかを知るために閻魔王と寝たと疑われること。
今の閻魔王が元は人間の子供で、子供ながらに鬼に堕ちるほどの悲惨な人生を送ったこと。
瀧群も閻魔王も、言葉にできない想いをお互いに寄せていること…
でも2人のいる世界は違いすぎて、両片想いの甘い空気はありません。
その上、瀧群の前世は閻魔王の過去と関わっていて…
…この辺りは輪廻転生、前世の因縁や業、といった世界観が出てきます。
閻魔王は瀧群が過去と現在の自分にとってかけがえのない相手と知り、人間の生命の輪に戻る決意をする…
続いて、閻魔王の見張り役的な天上の神の1人、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)編です。
烏枢も、閻魔王の見張りをするようになる「過去」がありました。
烏枢の相手は鸞(らん)。初代の閻魔王。
天道では欲望を貪ってはいけなかったのに、烏枢は時を待てず鸞と寝てしまった。そして罰として2代目閻魔王の面倒を見ることになる。
しかし今、2代目閻魔王と瀧群を出逢わせ運命を変えたことで再び釈迦の罰を受けることに。
…この鸞と烏枢の千年愛はちょっとわかりづらい。釈迦は2人が共にいることを許してくれたみたいだけど、なら2人の愛の形はどうなるのだろう?
鸞が再び閻魔王になるのか?烏枢は力を消されてどんな存在になったのか?ただの神子という事?
さて、3年後。
瀧群の前に閻魔王(人間名は寿・ひさ)によく似た青年・治鶴(ちづる)が現れます。
そして、瀧群が自分と寿という人物を重ね合わせて見ている事を知った上で、代わりで構わない、それでも好きだ、と告白してきます。
治鶴は…
寿の輪廻。でも自分ではその記憶は無いようです。ずっと誰かの代わりかもと思うのは可哀想な気もするけど、瀧群とずっと恋を続けて欲しいですね。
閻魔王の過去の江戸時代、仏教世界的な風景、意外や色っぽいエロシーン、ドラマチックな展開等、分厚さも含めて読み応えありました。
縁と宿業、輪廻転生を題材に描かれる閻魔王と人間のお話です。
この完全版は、上下巻が1冊にまとまって更に数編の描き下ろしが追加されているということで、どっしりと分厚い1冊なのですが、読み切るのが正直かなりしんどかったです…
途中で何度も挫折しながらも、題材が好きだから結末が見たいという一心で休み休み読み進めたのですが、読み終わって思うことは、題材が好きという以外は好きじゃないなと。(元も子もない感想ですみません)
ストーリーとしては非常に単純で、悲しい宿命で巡り会い、惹かれ合う二人のお話です。
レディコミや昼ドラのような扇情的な情感表現を好まれる方にはきっとヒットするのではないかなと思います。
主役カップルの他にもう1カップル出てくるのですが、どちらの受けキャラもメロドラマのヒロインっぽい、少し魔性性のあるキャラです。
キャラ達の思考回路も私には読んでてしんどいものだったけど、それ以上に男女のまぐわいにしか見えないエッチシーン(まぁまぁ多い)が特にしんどかった…
うーん、これなら私は普通に男女モノを読みます。
ストーリーやトーンは全然違うのですが、橋本あおいさんの「between the sheets」シリーズ(苦手だった)とテイスト的には似た印象を受けました。
あとは単純に、九重さんと縁や業についての考え方が合わないなと。(これも元も子もなくてすみません)
描き下ろしの『二人の箱』という3ページのショートストーリーだけは可愛くて好きです。