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innocent love
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
養護施設で育った七瀬。今はバイトを掛け持ちし夢は小説家。
取材のためと呼ばれたのはヴァナランド王国。
そこで待っていたのは自由を奪われた孤高の公爵、レオンハルト。
冷たいけどやさしい、そんなレオンハルトに惹かれる七瀬。
しかし眠るのを恐れるレオンハルト。そのために七瀬が出来ることは…
そして、なぜ公爵という地位があるのに自由がないのか。
国や言葉、過去を越えて出会った2人はどんな未来を望むのか。
地位はあるのに一番欲しい自由がない、といったしがらみに
翻弄されるイケメンが好きです。(笑)
また彼のために尽くそうと頑張るのだけど、すれ違ってしまって
傷ついちゃう受けも好きです。
そんな理想の2人がここに!
苦しかろうが過去は捨てることはできません。
超えるしかない時、大切な人が必要なのです。
その人がいてくれるだけで、強くなれるのです。
ともあれ2人が幸せになってくれれば、それでいいです。
私が先に読んだのはこちらのコミック版のほう。
一度目はあらすじの予備知識がないまま読んだので、次に小説版も読んだ後に再読してコミック版の話の筋を掴んでいった。
コミック版だけではヴァナランドの内政事情やレオンの幼い頃のトラウマ、彼を中心にしてステファン国王やヒルダとの関係が掴み辛いので、攻め視点の小説版も読んでみたほうがより分かりやすいと思う。
いくら貧乏とはいえ、ザンバラ髪に黒縁メガネはないだろうって見かけの七瀬が、メガネを外し髪を切って外見が180°変わったシーンや、告白後に結ばれた後のピロートークとか、コミックとして絵で楽しめる利点もあり。
七瀬視点の情報で、クーデターを起こしたとされるタナクヴィースル公爵家は国民の指示が高く、レオンはその美貌で特に女性人気が高いらしいという納得のエピソードもあり。
大まかには自由の無いレオンと貧しくとも心優しい七瀬の出会いからお互いを理解していく過程を経て、幸せを掴むシンデレラストーリーの王道とも言える話だった。
ちなみに私は普段駒城さんの挿絵をきっかけにして未読作家さんの小説を手に取る事が多い。
今回のコミックは原作付きだが、次回はオリジナルの漫画も読んでみたい。