FLESH&BLOOD(23)

flesh&blood

FLESH&BLOOD(23)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×29
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
118
評価数
27
平均
4.4 / 5
神率
51.9%
著者
松岡なつき 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
FLESH&BLOOD
発売日
価格
¥570(税抜)  
ISBN
9784199007729

あらすじ

スペイン無敵艦隊との初戦に挑んだ海斗とイングランド海賊たち。けれど、長い一日はまだ終わらない。爆破されたスペイン船の火も消されぬうちに、今度は味方の艦隊同士が衝突してしまったのだ。
それに乗じてドレイクは、戦闘を尻目に、敵艦からの略奪に意欲を示してしまう。混乱の中、イングランド・スペイン双方に味方同士の疑心暗鬼が生まれ始めて…!?
スペイン無敵艦隊との歴史的決戦の渦中、敵味方に分かれながら、海斗とビセンテは互いの無事を祈る--緊迫の海戦編!!

表題作FLESH&BLOOD(23)

イングランド海賊船の船長
タイムスリップしてきた高校生,キャビンボーイ

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

スペイン艦隊に襲いかかる悪夢。祈らずにはいられない…

この「F&B」シリーズ、そしてアロンソ様とビセンテが好きすぎて、
スペイン語の勉強を始めようか、と真剣に考え始めました。

そのぐらいのめり込んで読んでいるシリーズも、最新巻まで(外伝を除き)残り1巻。

22巻の開戦直後にも犠牲者が出ていましたが、
続くこの23巻では、さらに多くの被害が…

背中を預けるべき味方によって足をすくわれ、それどころか背中から刺され、
傷つき大火傷を負った兵士たちは船に置き去りにされ見捨てられ、、

「熱い、熱い…」とうめき手を空に向けていた、というスペイン兵の描写に
涙が( ; ; )

戦う気ゼロ、兵のことなど「ただの駒」としか思っていない
冷酷で無能な将を持つことが、いかに危険か。

旗艦を2艦も失うこととなり、酷いことが起こりすぎなスペインの状況に
胸が痛みます。

もちろんジェフリーたちイングランド組を応援する気持ちもあるけれど、、
どうしても自分の気持ちはスペイン組に傾いてしまうー…!

過酷な状況下、ビセンテのところで束の間の休息をとるアロンソとビセンテ、
レオとのやりとりにほっと心温まる場面もありましたが、
今後の彼らの行く末を案じずにはいられません。

どうかどうか、生き延びて欲しい。

アルマダ海戦がメインのこの巻、ジェフリー×海斗、BがLする場面は
ほぼなかったけれど、ナイジェルの消えぬ想いが胸を打ちます。

思わず海斗の手を握ってしまったナイジェルの手を、
握り返すことはない海斗。

もうね、、ほぼほぼないかな、とは思うけれど
キットにナイジェルの頑なで傷ついた心を優しく癒してほしい…
なんて思ってしまったり。

一途なナイジェルの心を思うと、辛いです。
もはや、その辛ささえも萌えなんだけれども…!


スペインチーム圧倒的不利な状況の中、戦況はどうなってゆくのか。
スペインチーム推しとしてはハラハラ展開が続きますが、
心して読んでいきたいと思います…!

1

強い絆に萌えます

今月24巻が発売されるので、積読本から出してきて読みました。相変わらずの、ゆっくりペースで進んでて、続きが気になる展開です。

BL色は薄いけど、時々垣間見える、カイトとジェフリーの強い絆にキュンキュンします。と同時に、ナイジェルのカイトへの諦めきれない想いが切なくて、胸が痛くなります。
そして、気になるのは、ビセンテとアロンソの2人です。こちらの、友情としての熱い絆にも萌えるけど、この先スペイン軍がどうなるのかハラハラします。カイトとジェフリーが好きなのでイングランドには勝ってほしいけど、ビセンテたちが不幸になるのもイヤで…ジレンマを感じます。
今回、アマゾンで購入したので、ショートストーリーも楽しみたいと思います。
ほんと、次巻が楽しみなシリーズです。

2

ビセンテ レオたちの命のカウントダウンは...

戦いは、イングランド有利
やっばり 気になるのは スペイン側のお気に入りキャラ・・・
無事でいてほしい。

歴史的には、イングランド勝利だが
イングランドの中もトラブルを抱えている。
救出した ジェフリー の今後も
作戦の成功が絶対条件。
イングランドが勝つからと言って 海斗やジェフリーが「絶対」助かるとはいきれない。不安定な位置づけが緊張します。
主役なので 無事であると信じたい。

戦いに入ってからの進み方がスローモーション。ストーリーの先が早く知りたいのにと ちょっとじれったいです
でも
危機的な スベイン側のアロンソ ビセンテ レオたちの命のカウントダウン。があるのなら ゆっくりでいいです。
戦いは ダメダメ上官が 敵以上に味方の生命を奪うのですね。
たしか アロンソの船は作戦の標的ですよね。
一番カウントダウンに近いのかな .....
スペイン側でも、この3人には助かってほしいのに。

淡い期待を抱きながら 次巻の発売を待っています。

1

ああ、アロンソ様!スペイン!……そして戦いは続く。

ついに火ぶたを切ったプリマス沖。
長い戦いの一日が過ぎようとしている。

困難に満ちたスペイン方の状況に、最初から胸が痛くて
ウルウルしそうになりながら読み進める……。

スペイン方の悲惨な状況とはまた違うが、
イングランド方にはイングランド方の問題があり、
策を巡らせ、政治的な駆け引きが行なわれる。

そろそろ物語は終盤……
あと数巻で終わりかと思っていたのだけれど、
21巻以降一日1巻よろしく進んでいる。
プリマス沖海戦が7月21日(旧暦)、史実によるとこの後
ポートランド沖海戦、ワイト島沖海戦、を経て
火船戦術のカレー沖海戦が7月29日、
有名なエリザベスのティルベリー演説が8月8日、
うーん、まだまだ続くのは嬉しいともいえるのだけれど、
史実と同じであれ差異があるのであれ、
戦いの行く末に悲惨さがない訳がなく、思うだけで切ない。

そんな中、どんどん絆が深まるアロンソ様とビセンテの友情に萌える。
この物語の中心はジェフリー×カイトなのは確かだけれど、
個人的にはジェフリーとナイジェルの友情がツボ過ぎる。
更には死の影がちらつく中でのアロンソ様とビセンテに心が熱くなり
レオの健気さに泣き笑いの気分になる。

最後はまた不安に胸がザワザワするようなところで終わる。
トマーソとイングランド側の接触は、更なる厄災の種か?
今後どのような展開になるのか?
早く次巻を!

5

まだまだ先が長そう

あいかわらず、読み終わった瞬間、次を早く! と叫びたくなりますが、まだまだ続きそうで、嬉しいやら、もどかしいやら・・・

初エッチで盛り上がって、そのまま、一気にアルマダの海戦に、と思っていたので、ここまで細かく戦況を追っていくとは思いませんでした。意外でもあり、おもしろくもあり。でも、BLの枠からははみ出してますよ、とも思いますね。
ただ、はみ出してる部分が、BLとしてのカイトやジェフリーの関係を盛り上げてると思うので、はみ出すことは悪くないのかな、とか考えながら次巻を待ちます。
どういうオチ、終わり方をするのか、これほど楽しみなシリーズもないですね。終わってしまうのは寂しいけれど。

今回、amazon限定のショートストリーつきを購入したんですが、寝ても覚めても悪夢なナイジェルがお気の毒でした・・・・

2

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