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やまかみ梨由さんの単行本はこれが初めてでした。
あらすじは、いわゆるBLの王道的ストーリーではないかと思います。
一方的に攻めを好きだと思っている受けが、体だけの関係に耐え切れず、一度攻めの前から姿を消します。
数年後、偶然再会した攻めから再び関係を求められるというパターンです。
再会したときには受けにはとても優しい恋人がいて、なにも不満がないはずなのに、以前好きだった攻めの顔がちらつく。
やはり自分は攻めがずっと好きだったんだと受けが再認識するわけですが、ここで一番被害にあうのは、受けの現在の恋人なんですね。
いつも思うんですが、なにも悪いことしてないのに、なんか可愛そう。
この本でもその例外ではなく、受けをちょっと監禁してから諦めてしまいます。
あまりにもベタなストーリーなんですが、せめてもうちょっとひねりが欲しかったかなと思います。