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itoshino zettai kunshusama
聖人はゴミ捨て場にいる所を知里に拾われた。
以来、聖人は知里のモノであると言い張り知里に尽くす。
同時に知里の叔父のお店でも働き始めた。
小学生の知里を迎えに行くのが日課になっていた聖人。
しかし聖人を良く思わない同僚に犯されてしまう所を知里に見られてしまう。
その日から7年間会うことなく過ぎた。
やっと会えた、高校生になった知里は潔癖症になっていて、
7年前の記憶(聖人に関する)が消えていた。
聖人はわんこくん、忠実な犬、でした。
なにより知里が大事で、優先で。
あの日も嫌な同僚に、早く迎えに行きたいならヤレって言われて
しかたなくしているところを、大事な知里に見られるという
聖人自身大きな傷を負ったにもかかわらず、彼の前では笑顔を
絶やさないところが、涙です…
正直、絵はもうちょっと描き込んである方が好みだし、
失礼ながら、多分上手い部類に入る絵柄ではないと思いました。
話の展開も、
ちょっと強引だな~とか、ん?と思うところがありました。
でもなーんか、なーーんか、
好きじゃない~とは切り捨てられない、ふしぎなみりょくがあるような…。
こちら、ファーストコミックで、
「801 AUTHORS 108」のインタビューによると、
初めて連載した作品のよう。
発展途上な気がしても許せる気がするのはそのせいもあり、
キャラクターが個性的なのと、可愛らしい雰囲気のせい…かな?
■表題作「いとしの絶対君主さま」5話+描き下ろし
高校生の受けは家出をして行き倒れているところを、
小学生の攻めに拾われる。
家に帰りたがらない受けは、
攻めの親戚のホストクラブで働きながら、
攻めの送り迎えをすることに。
仲良く暮らしていたのだけれど、ある日、
小学生の攻めは、受けが男に犯されているのを目撃してしまう。
その日から、攻めとは音信不通に。
そして再会は7年後、
すっかりホストになり、ついでに下半身が緩くなった受けと、
高校生に成長した攻め。
でも、攻めは受けのことを覚えていなくて、さらに潔癖症に…
小学生の攻めは明るく可愛いく、それでいて中身が男前。
でも、高校生になったら、
違う人のように神経質でキツイ性格に変化している。
でも、
そんな攻めに、昔も再会後も絶対的崇拝心を持つ受け。
変わった攻めと、変わらない受け、に見えて、
話が進んでいくと、そうじゃない所が見えていくのがいいな。
あと、
どちらも恋には不慣れで不器用で…ってのがいい感じ。
もだもだした感じが、絵柄と合っているような気がしました。
■「信じるものは救われる?」1話
カモにされまくっているビンボー学生?の攻めと、
カモにしている訪問販売の詐欺をしている受けとのお話。
攻めが単なるバカでお人好しかと思いきや、策士?
いや、バカな血筋??
コミカルで可愛いお話でした~~