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歪んだ愛で、心も体も犯される。
itai ero
海王社の「病みBL」をエロくしたようなアンソロ集。
作家さんによって2~16ページと分量に差があるのが不満ですが、短くても上手い作家さんは上手いな~と関心しました。
「痛いエロ」と言っても、肉体的にそれほどイタタタターーーな暴力やグロはありません。
首輪・縛り・玩具…などプレイがちょっとマニアックな程度。
それよりも精神的な痛みや、ちょっと滑稽なほどの執着(イタイ人?)など、作家さんごとに異なる「痛み」の解釈が興味深かったです。
以下、特に好きだった作品の感想です↓
■梶本レイカ【皿屋敷】4頁
あの有名な怪談を連想させる、哀しくも美しい掌編。
旗本・青山播磨の家宝皿を欠けさせた罪で、肉体を縛られ蹂躙される石川。
十五日を過ぎたなら、奥庭の古井戸に打ち捨てる。
それまでの交わりのはずが、ひと月を過ぎても、播磨が石川を打ち首にすることはなく…。
井戸の中にいるのは、霊ではなく、遂げられぬ想いに蓋をして生きる憐れな人間たち。
言葉の、表情の一つ一つに秘められた想いが切ない。
わずか4頁でこんなに読者を引き付ける物語を描かれる梶本さん、やはり好きです!
■市川けい【テストプレイ】16頁
恋人同士?
やってみたいプレイがある…と受が言い出して、
レイプ犯×目隠しされた被害者という設定でセックス。
乗り気じゃなかった攻だけど、受の反応に興奮して…。
普段は仲の良さそうなイケメンカプに普通に萌えましたv
■紺色ルナ【世界で一番愛してる】4頁
ミツキの好きなものは何でもくれるコウタと、
そんなコウタを大好きなミツキ。
甘く幸せそうな二人のセックスシーンを経て・・・
ラスト1コマに寒気!!
可愛いのに病んでる、ルナさんならではの怖~い話でした。
その他、木村ヒデサトさん、ゆのぱんちゃこさんは
痛みや屈辱を伴う男同士のセックス描写がすごく良かったし(ヒデサトさんのはリバですv)、
たらつみジョンさんは痛みを感じないロボットの博士への片想いが切なかったし、
赤星ジェイクさんは年上リーマンを犬にするお坊っちゃまがイッちゃってて狂気とコミカルさが表裏一体な面白さ。
恋煩シビトさんの覗きプレイ、いさか十五郎さんの片想い自慰はもうちょっと読みたかったかな。
初読みの作家さんも多くて、なかなかに楽しい一冊でした!
こそこそと新刊チェックしておりまして。
今日発売に『痛いエロ』がいらっしゃいまして、これは買うしかない!!とワクワクしながら本屋に凸。
が、無い。どういうことや!!とBLコーナーをうろうろし、やっと見つけました。
ワクワクが止まりません。
帰りの電車で読み読み。後ろに中学生がいますが、気にしない。鞄をぶつけられても気にしない。なぜなら、今『痛いエロ』を持っているから。足踏まれても気にしない。
ゲリラ豪雨の中、気合い一発で帰宅し、読み読み。
結論。
『痛いエロ、ありだー!!!』
精神的に痛いのは好きだけどイタイよーでしたが、『僕の最愛の半身』で頭パーン!!兄弟もの、ありがとうございます!!
あと、紺色ルナ様の『世界で一番愛してる』がリアルタイム過ぎて、こんな愛のかたちも良いよね☆
精神的に痛いのがOKな方にはオススメしたい一冊!!
レビューを拝見して気になり近いうちに買おうと思いました! あと作品に関してのコメントではなくて申し訳ないですが 電車の中でそういった本を堂々と読むのはどうなのでしょう... 内容が内容だと思うのであまり公共の場で読まない方がよろしいんじゃないかな?と思いました。 お気に触りましたら申し訳ございません。
「歪んだ愛で心も体も犯される」
と帯にあるように、表紙のように痛みつけられて肉体的に痛いというより、感性が歪んでいて痛い、愛情が行き過ぎていて痛いといった印象。
チクチク"痛い"のも恋につきもの。
常軌を逸っする行動にヒュッとしたり、ここまでぶっとんだ行動・思考はもやはギャグ!?と笑えたり忙しかったです。
お目当ての市川けい先生のはさっぱり痛あま!!さばさばした男同士、攻めは痛いの好きじゃないのに求められるまま痛いことして新たな扉開くのも好き!!「こっち向いて笑って」が大好きなので、こういうテイスト刺さります。
その他も短い長いまちまちですが、木村ヒデサト先生、まめむ先生の逆転っぷり、ユムコ先生のドデカ包容力、赤星先生の斜めなところ、山田ロック先生のどぎついマーキング、楢崎ねねこ先生の痛みにお付き合い、サガミワカ先生、いさか先生、嶋ニ先生、羽澄しろ先生のそれぞれの切な痛い片思い、紺色ルナ先生の閉鎖感…いろんな痛み。愛ゆえの痛みが詰まってて味わい深かったです。
続き読みたい!もっと読みたい!!と思った作家さんも、この作品だけ参加でふゅーじょんからは単行本は出てなかったりしたので、なかなか貴重なラインナップでした。
絶賛アンソロブーム中
お次は[痛いエロ]
暴力的な[痛い]、精神的な[痛い]、行動が[痛い]いろんな捉え方の[痛い]があって面白かった。
たった2Pなのにストーリーがある作品。
数ページあるのになんだかな?な作品様々でした、
ちょっと面白かったのは、修正の方法。
おまたぱっくり下からのアングルの時、亀頭の境目に逆Vの字に黒海苔(これはわかる)とたまたまの中心に●。こんな修正初めて見ました。なんも隠れてないから有難いけどなんの意味があるんだw
印象に残った作品はこちらです。
「残骸はあさってのほう。」エマオ
ちょっと苦手な作画。主人公が推してるアイドルグループが電撃解散で友達たちはショックがってるのになんだか普通な主人公。理由は推しのアイドル[ゆったん]に似ている[みーたん]を見付けたから。
そこから彼女の持ち物を少しずつ盗んではコレクトしていくキモストーカー化。ある日みーたんの彼氏にバレてリンチに。[みーたん]のカバンから盗んだタンポンを尻に入れられた上犯される。普通ならショックを受けるところだけど、主人公のヤバいところは、[みーたん]のモノに執着して「次はこれ[みーたんの男]を盗もう」って思っちゃうところ。
1番最初掲載されてる作品がこれですか!
頭おかしい(褒めてます)
とっても期待値が上がりました。
「並み盛りミヤちゃん 250円」木村ヒデサト
主人公コーイチくんとミヤちゃんのお話。
僕が好き過ぎてミヤちゃんを抱いたけど、痛過ぎて泣いちゃってた。「痛かったからもうやんない、逆ならいいけど?」って言われて「いいよ」って言えば「…マゾ」って言われそうで言い出せず。(ここで軽く自覚。)
その後何事もなく2週間が過ぎて痺れを切らしたミヤちゃんから攻守交代でとお誘いが…。
やっぱ、こっちの組み合わせの方がバッチリだよ。
すんごく好きなお話でした。
終わり方も最高!
やっぱ、木村ヒデサト先生はセンスがある。
「二匹のゲッシュ」井戸ぎぼう
首の痣を見つけて尋ねたら「あぁ、キスマーク」「誰につけられたの?俺にはキスなんてさせてくれないのに」とすんすん泣く可愛い男子はちんをしゃぶらされてる。「でもいいんだ、温かくて深くて暗い血で死ぬまで繋がっているんだもん」って言いながら首筋に噛み付くこの2人の関係は、兄弟でした〜っていう禁忌。最後にドキッとさせられるのって好きだわ。近親相姦モノは好きじゃないけど、意外性は好き。
「皿屋敷」梶本レイカ
家宝のお皿を割った罪で殿に被虐的な行為を受ける。最後は打首と言われていたのに処罰は無し、実はお皿は偽物で婚姻前の殿のお戯れだったと発覚。
祝言の場で家宝の皿を持ち出し皆んなの目前で割って獄中に。
こんなプレイが江戸時代にあるかわかんないけど、とってもエロティックでした。尿道ブジー、乳首には針、性器は根元で縛り上げられての背面座位。痺れる〜。
「深刻なエラーが発生しました」赤星ジェイク
発注ミスで職場に損害を出してしまった主人公、そこに社長の孫が登場人物全部買い取ってくれると。
商品名[高級もちもちホッ(ここから見えない。ホットケーキ?)]1ケース40個入り1万箱なんだって。
その代わり彼の言うことなんでも聞く条件付き。中学生か高校生くらいの彼に全裸に犬の耳尻尾首輪とロープで深夜のお散歩。よくも誰かに遭遇せんかったもんだw
電柱でのわんわんスタイルでの放尿に、バター犬させられた挙句青姦。
ラストはギャグテイストでライトにフィニッシュでした。
「ラストプレイ」市川けい
恋人同士の2人がレイプ犯とレイプされる男設定でのイメージプレイ。たまにはひどくされたい受けがノリノリで、乗り気じゃなかったのに嗜虐的な気分になる攻めのお話。この感じ、市川先生の性癖なんだろな〜と思った。私の大好きなブルスカでも夏生がひどくされたがってて元親たまに暴走してるもんな。好きです!
「悪癖ロジック」ゆのぱんちゃこ
ユノイチカ先生の同人名義作品。初めて読みました。すごく好き!苦いお話。
イケメンでチヤホヤされてる男に告白されてノンケなのに気分よくてなんとなく付き合うことになって、(しかも自分がネコ)←これめちゃくちゃ良い!
割と気持ちよさそうにしてるけど、快楽に流されてるだけで、恋愛ではないと、自覚。
そんな気持ちに薄々気付いていた彼から「僕のこと好きになる予定ある?」って聞かれて「ないかも」って言っちゃう主人公。
マヂひどい、すごく傷付いた顔してたし後日大学で見かけた彼は自慢の髪を短髪にしてた。
声掛けようか迷って結局自分の気持ちが分からずにかけずに終わる。青春の過ちだな。
ここに挙げなかったけど、他にも面白い作品があってやっぱアンソロは侮れん!
これ、電子配信されたらよかったのに。
中学生のころからイナズマイレブンが好きで、ジャンル中の数多の絵師さんの中でダントツの画力を誇っているゆのぱんちゃこさんを追いかけてこの本を購入いたしました。
ゆのさんの画力には満足でしたが、ゆのさんの作品も含め、全く”痛いエロ”でも何でもなかったです。痛いエロというワードを聞いて私が連想したのはかっこつけながらも受けを溺愛し依存している攻めや、受けを愛しながら暴力をやめられない攻めなど、”痛い”ということを当事者のどちらか(あるいはどちらも)が自覚しながら葛藤する姿でした。それが全然違う作品ばかりが入っていて少し不満が残りました。
Krovopizza
クリボウさん コメありがとうございます♪
ショートストーリーが多いし
コミカル系の話もそこそこあるので
そこまで暗さ一辺倒ではなく読みやすかったですよ☆
作家数はちょっと多すぎかな~。
構成にちょっと不満はあるのですが、
4ページそこそこでもキッチリ仕上げてくる作家さんたちには
惚れ直しました☆
初読みの作家さんもなかなか良かったですよ~
毒味はしておきましたのでw、機会ありましたらお召し上がりください( *・ω・)ノ
クリボウ
こんにちは~!
作家陣が多数過ぎて(笑)ページ的にはどうなんだろう?そして『痛み』って肉体的に?と気になって躊躇していたんですが、、なるほど~こういうノリならばイケそうww
レビューを拝見して、お名前すら知らない作家さんもいますがアンソロの醍醐味【冒険】してみようかな、という気になりました~!
ありがとうございました(о´∀`о)