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shachou karei ni tsuki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズの2冊目ですが、衣荻は相変わらずツレない所があって、体の関係はあっても心は柚原に全てを明け渡していない所があって、そこが精神的にストイックな感じがします。
柚原は相変わらず衣荻に対しては健気なワンコ。
今回は前作より切ない展開があるのですが、衣荻が精神的に抑えてきたものがその展開で一気に溢れてきた感じがして、すごく盛り上がりました。
正にストイックな作品の醍醐味を見た気がします(笑)。
もうその後の展開の甘さといったら…ニヤニヤが止まりませんでした(笑)。
最後までカッコイイ男達を堪能できました。
攻×攻といえばこの二人!
というくらい個人的に大好きなカプの続編。
前作で一応恋人になった、社長の柚原と次長の衣荻。
元はバリタチ同士で、柚原が衣荻にベタぼれ。
攻め受けが決まっても、
受けの衣荻の方がリードをとっている
男前受け圧倒優位な関係です。
今回は、そんなクールで男前な衣荻が
自分で思っている以上に柚原を好きだった…と自覚する話。
財閥御曹司である柚原に、許嫁がいること。
社長として壮大なビジョンを語る柚原が、本来は雲の上の存在であること。
プライベートでは自分にベタぼれな可愛い男が
外ではひどく遠くに感じる。
そんな不安感、嫉妬心を覚えながらも
「大人は一人で自分の足で立つもんだ」
と感情を抑制できてしまう、
あまりに大人で強い衣荻が切ないです。
柚原がそんな衣荻の本音に全然気づかず、
惚れた弱味で強く出られないところがまた切ない、
そして可愛い♪
Hしながら感極まって泣いてしまったり、
電話するだけで緊張したり、
弟を家に泊めたことを問い詰めるのではなく
一言「好きだぞ」と伝えるだけだったり・・・
もう本当に健気でかわいい人だな~とv
海外に出張した柚原の飛行機が行方不明になったことで、
柚原への気持ちをはっきりと自覚した衣荻が
戻ってきた柚原を激しく求める
クライマックスのラブシーンには感動しました。
いきなり涙の再会…ではなく、
まず腹に拳を一発
→帰りのタクシーでの会話→そしてベッドで…と
二人きりになってやっと感情が溢れだすのが
やはり大人な関係だな~とうっとりしましたv
こんな男前二人が手掛ける仕事がファンシーグッズ事業で
人気キャラのヨンガくん(`・ ω・´)←こんな顔
のグッズ開発に熱くなっている、
そのギャップもツボでした!
このヨンガくんが、恋人でありビジネスパートナーである
二人の気持ちを繋ぐ、強い絆のシンボルになっていたのが
すごく良かったです。
攻×攻を謳いつつただのツンデレ受だったりするBL本も多い中、ここまで受のカッコよさが貫かれている作品はなかなか貴重なんじゃないかと思います。
またどこかで続きが読めたら嬉しいです☆