凌辱教室

ryoujoku kyoushitsu

凌辱教室
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%
著者
坂本ミキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
松文館
レーベル
別冊エースファイブコミックス
発売日
ISBN
9784790104957

あらすじ

身も心も捧げ、彬に与えられるどんな苦痛にも耐えてきた維。
教師である立場を利用し、生徒にまで危害を加えようとした彼を説得しようと試みるが、待っていたのは「裏切り」だったー…。
悪い男だと判っていてもどうしようもなく魅了されていく、切なくも激しい究極のラブ・ストーリー。他、読み切り一編を同時収録。
「ブレス」誌上にて大人気を博したコミックスの豪華新装版(裏表紙より)

表題作凌辱教室

チンピラ,梢,ヤクザもの
教師

同時収録作品INFORMATION SOCIETY

コンピューターゲームのプログラマー
哉のアシスタント

その他の収録作品

  • ヘブンズ・ドア
  • インブレイス
  • あとがき

レビュー投稿数1

ろくでなしの男から離れられないバカな男

収録されているのは表題作シリーズと短編が1作品。
どちらのお話も暗いです。特に表題作シリーズ(「ヘブンズ・ドア」と「インブレイス」) がどうしようもなく暗い…。
舞台は世紀末の東京で、主人公の受け様は荒れた学校の教師なんですが、チンピラでろくでなしの男と付き合っています。
この攻め様に受け様はお金の工面をしたり、酷い仕打ちを受けるのですが、それでも離れられないという、典型的な「ろくでなしとその金づる」の図形だと思います。
あとがきによるとこのシリーズはこの後も続いているらしいのですが、この本の時点ではもう絶望しかないという段階で終わってます。^^;
作者さんご本人もあとがきで仰っているのですが、このシリーズ、全体の筋を考えずに1話ごとにお話を描いてらっしゃったようで、それが読んでても感じられるんですよね…。
最初に出てきた維を好きだと思われる生徒の行動も中途半端だし、彬と維が付き合うようになった経緯も全く描かれてないので、維がなぜそんなに彬が好きなのかも読者は理解できません。物語途中で彬とのセックスが良すぎて別れられないんじゃないか?と維が揶揄される場面があるのですが、本当にそうなの?と思わず思ってしまう位です(苦笑)。

同時収録の作品もダークで、腹黒のPCゲームデザイナーが怖いです。
お話自体は攻め様の正体が暴かれる時点で終わっていて、おそらくその後は調教もの?っぽいんですが、特に攻め様が受け様に対して執着があるわけでもなさそうで、ただの変質者にしか見えない…><

そしてダメ押しだったのがなんと「あとがき」でした…あとがきで萎えるなんて初めてだよ~><と思わず心の中で泣いてしまった(笑)。
収録されているのが暗くてシリアスなものばかりなのに、製作中に作者様がご友人と面白おかしく妄想ネタを語られていたようで…まるで甘々なカプの物語とでもいうようなその内容に読後の余韻もあったもんじゃないな、と…まぁ、余韻を感じることはなかったんですけど…。

久々に「しゅみじゃない」の作品でした。><

2

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